ゴーヤチャンプル
    English 更新日:2004/06/20

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ゴーヤチャンプルーの作り方

ーヤチャンプルーは、沖縄を代表する料理です。ゴーヤとは、にが瓜(写真右)のことで、最近では夏場に、九州産のにが瓜(レイシ)が東京地方でも出回っています。チャンプルーとは、ごちゃ混ぜという意味で、ゴーヤと具を炒めた物を“ゴーヤチャンプルー”と呼びます。

あの苦みばしった味は、沖縄の気候風土にとってもマッチしています。一度食べたら忘れられない、沖縄の味です!! 皆さんも、ぜひ一度お試しください。今回は、沖縄、小浜島と竹富島から、二人のゲストをお招きして、ゴーヤチャンプルーの作り方をご紹介します。お楽しみに。

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ゴーヤチャンプルー 小浜島風 講師: 宮良 さん

goya3.jpg 材料(2人前)

ゴーヤ一本

豚肉のメーワービーと呼ばれるBロース

味付けは,お塩と中華だしの『味覇(ウェイパー)』

胡麻油少々

卵2個(お好みにより)

goya4.jpg ゴーヤーを縦に半分に切り、内側の白い部分をスプーン等を使用して、出来るだけすべてコソゲ落としてます。そこに,塩を擦り込んで,下ごしらえをします。
goya5.jpg 下ごしらえをしたゴーヤーの塩を洗い流して包丁で薄切(約2mm)にします。
goya6.jpg フライパンに、胡麻油を入れ、豚肉のメーワービーと呼ばれるBロース(なければ、豚肉ならどの部分でもOKです)の部分を適当に切り炒めます。次にゴーヤーの薄切りを炒めます。味付けは,お塩と中華だしの『味覇(ウェイパ)』を使います。油は,胡麻油が最適です。 (最後に、卵でとじると、ゴーヤの苦みがマイルドになります。)

(注)出来上がりの写真を撮影する前に、食べてしまい、出来上がりの写真がありません。次回バージョンアップ時に掲載します。

チャンプルーの具は基本的に何でもありです。米軍支給のポークランチョンミートが沢山あった時は,ポークですし,トゥ〜ナー(まぐろの缶詰)がある時はトゥ〜ナーですし,かつおの時期は,鰹の鉛節ですし,季節や場所によって異なるのは,料理の鉄則かしら?
台湾では,あの苦〜いゴーヤーの苦さを強調して,ソーキブニ(豚のスペアリブ)と一緒に煮込んで,あの苦さを味わうのが最高のゴーヤーの料理だと,小浜島に住んでいた台湾の方から聞きました。体力が弱った時に,根気を付けるのに良いといわれて,沢山いただいたことがあります。すぐには,忘れられない強力なゴーヤーの味でした。

宮良さんありがとうございました。


ゴーヤチャンプルー 竹富島風 講師:上間さん

そうですねえ〜 うちでは作っているのは結構ポピュラ−なゴ−ヤ−チャンプルかも知れないですね。

まず材料はもちろんゴ−ヤ−、それにト−フ、卵、ポ−ク、時々はコンビ−フをいれる事もあります。まっ、その時ある材料を生かして作ります。いわゆるチャンプル(ごちゃまぜ)ですから、その時その時の材料でいろいろと変わってきます。

味付けの方は、各家庭で違うと思いますね。うちは塩コショウそれと味の素それに隠し味として、だしの素(これはほんの少し)その時このみによっては醤油なんかもいいかも知れないですね。ただ入れすぎると辛くなりますのでご注意!!

やはり決め手は最後卵でからめるところでしょうね、これで苦いゴ−ヤ−が非常に食べやすくなります。あっ、もちろんゴ−ヤ−は料理する前にしっかり塩でもんで下さい。そうする事によって苦みがとれます。もちろん苦みが好きな人は塩もみの行程をはぶけばいいわけですから。

うちでは週に一回は必ず食べています。食べなれるとほんとうまいですよ!!ご飯がすすみます。

上間さん、ありがとうございました。

 


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