「平和のメッセージ」を書きました

−平成9年2月6日(学習:川上小学校5年1組)−


 1月末のある日、インターネット上にある我が川上小のホームページをご覧になった福岡の学生さんから、ホームページを見た感想とともに、「『世界のメッセージアート展』に『平和のメッセージ』を送ってくれませんか」という電子メールをいただきました。これは、ユネスコ50周年記念のイベントとして、今年2月27日から3月18日までパリのユネスコ本部で開催されるもので、世界中から集められた「平和のメッセージ」をデジタル化し、キャンパスとなる縦2m×横1mのアクリル版約40枚に書き込み、環境アーティストのサイ・ヒロコさんが特殊な塗料でペインティングして完成させる、というものだそうです。

 もとより、「平和」は学校教育の中でも大きな位置を占めるものであり、たいへんいい企画なので、わたしたち5年1組でもメッセージも書き送ることにしました。すると、メッセージの原本や書いているときの写真なども、パリの展覧会場に飾りたい、ということでしたので、急きょ画用紙に清書して、写真も添えて送ることにしました。

 みんな、「平和」というばく然としたテーマでなかなかイメージがわきませんでしたが、それでも最終しめ切りまでには、どうにか立派なメッセージカードができ上がりました。

 これらがどんな形で使われ、どんな人たちの目に触れるのか、何分地球の裏側でのことで、残念ながら実際に確かめる方法はありません。しかし、そうやって地球の裏側を意識するというだけでも、十分意義があると思います。そんな可能性を広げてくれるネットワークって本当にすばらしいなと、私たちは改めて実感した次第です。



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最終更新日:平成9年2月12日