「モザイク画づくり」の作文


すごかったモザイク画


                    3年4組 み さ

 わたしたちは、先生が
「モザイク画を『春竹造形フェスタ』に出すぞ。」と言われたのを聞いて、「えっ?」と思いました。わたしは、モザイク画が何か、分かりませんでした。
 まず先生から、モザイク画のことをよく聞いて、どんな物をモザイク画にするか決めました。友だちが、パソコンの絵にしたいとか、ディズニーランドのシンデレラ城にしたいとか言ったけど、わたしの考えた熊本城に決まった時は、「やったぁ。」と思いました。熊本城は、わたしたちのふるさとのシンボルだから、絵をかくときにみんなに分かってもらえるように、と思ってうれしかったです。
 さいしょに先生が、熊本城の写真をパソコンで色分けしてくれました。それをはんに1まいずつ、広いグラフ用紙にうつしました。
 それから1ますごとに、絵の具で色をぬっていきました。わたしたちのはんはおくれていたから、はやくできあがるように、5人でスピードをあげてがんばりました。ほかのはんもがんばっていたので、色をぬっているときに絵の具のとり合いになったり、きれいなふでのとり合いになってしまったこともありました。
 次に、1人で1まいずつ色ぬりをしました。その時は、家にもって帰って、まい日まい日夜おそくまで、色ぬりをしました。わたしの分は友だちよりも早くできあがって、ホッとしました。わたしは、おくれている友だちの手つだいをしました。フェスタの前の日にやっとできあがった時は、友だちとはく手をして、とびあがってしまいました。
 できあがったモザイク画の熊本城をバックして、先生から3年4組の写真をとってもらいました。ほんとうの熊本城に行ったみたいでした。
 春竹造形フェスタを見にきた人たちが、3年4組の熊本城をほめてくれたり、びっくりしたりしてくれたので、わたしは、とってもきつかったけど、がんばってよかったと思いました。
 3年4組ばんざい。


モザイク画でがんばったこと


                    3年4組 あやこ

 わたしたちは、「春竹造形フェスタ」でモザイク画をすることにしました。そして絵は、いろいろないけんがでましたが、その中の1つ「熊本城」に決めまし た。
 それからモザイク画は、「熊本城」を中心に書いたり、色をぬったりします。でも、作り方がみんな分からないので、やっぱり先生からみんな教えてもらいました。
 さて、今から班ごとにわかれて、モザイク画の「熊本城」を作ります。1まいの紙に色の名前を書いたり、色をぬったりします。さいしょはまだ、なれていないのでむずかしい感じがします。それに、1班1班がいっぱい色をとっているので、色をとるのがちょっとたいへんです。だから次の日に、いつもよりもちょー早くおきて1番早くきました。そしたら、色が一番にとれました。だから、早くきたら1番とれるんだなーと分かりました。それで、次の日もその次の日も、できるだけ早く学校にきて、1番に色をとって、1番さいしょに班のを終わらせようと思いました。なぜかというと、班のが終わってもまた次に、こじんのが1人1まいずつあるからです。思いどおり次の日もその次の日も、早くくることができました。だからあとちょっとで、班のがかんせいしようとしました。そしたら2班が、
「できた!」
と言いました。だからわたしは、
「えっ、ほんと。」
と聞きました。
「うん、ほんとだよ。」
と、2班の人たちが言いました。だから、わたしたちはすこーしスピードを上げて、早く終わらせました。そして、やっとこすっとこ終わらせました。
 そしたら、今度はこじんのにいきます。こじんのは、自分1人だけで色の名前を書いたり、色をぬったりするからたいへんです。でも、班でやっていたように朝早おきして早くでて、早く学校にきて色をぬったりしました。そして、早い人は3日か4日でこじんのが終わりました。そして、何人かが終わって、わたしも朝自習の時に終わりました。こじんのは、ほんとうにたいへんでした。
 そして、いよいよ明日は「春竹造形フェスタ」です。今日でしあがらないと、次の日にはり合わせができません。だから、こじんのがしあがった人に、まだしあがっていない人のかせをします。わたしが手伝う人は、泉まいちゃんです。まいちゃんは、半分ぐらいしかしあがっていません。だからいそいでしても、1時間ではできません。だから、休み時間と2時間目をつかってしあげました。こんどは、こずえちゃんとなつきちゃんのが、だれもしていません。とくにこずえちゃんのがいっぱいのこっています。だから、早い人に手伝ってもらっていました。わたしは、なつきちゃんの方をかんせいさせました。
 そして次の日、紙をひっつけたりしました。これができた時、
「うわーっ、すごい。ちゃんとできてる。」
と言いました。すごくたいへんだったけど、できあがった時は、すごくとてもいい作品でした。


モザイク画で作った熊本城


                    3年4組 かずたか

 春竹ぞうけいフェスタにむけて、「ふるさとのシンボル−熊本城−」をテーマに、みんなできょう力しながら、がんばって作りました。
 さいしょ、3ぱんのみんなと1まいだけ作り、それがおわるとこんどは、1人で作らなければなりません。先生が、
「家から、いらなくなったフィルムのケースをもってきなさい。」
と言われたので、ぼくは、家からケースをもってきました。
 まず、家に紙をもってかえり、紙に色のなまえをぜんぶかきました。つぎの日に早く学校にいき、かいた色の名前をぬり始めました。赤色をさいしょにぬったら、「本城」とでていたので、ぼくは「すごいなぁー。」と思いました。
 次に、青色と水色と黄色をぬりました。だいぶんできてきたので、ワクワクしてきました。
 あと半分くらいで、できあがりです。家にポスターカラーをもってかえり、色をぬっていると、お母さんがやってきて
「1マスだけぬっていい。」
と聞かれたけど、ぼくは
「だめ。」
と言って、1人で色をぬっていきました。
 学校では、むらさきとみどりをぬりました。あと、黒をぬればいいだけです。でも、1番あぶないのが黒です。だってほかの色は、少しくらいはみ出しても黒を上にかぶせればいいけど、黒がはみ出るとへんな色になるからです。
 やっと1まい終わって、のこり5まいの中から、またあと1まいすることになりました。用紙に色の名前をかき、黄色をぬったら、なんと「市立春竹」とでてきたので、心の中で「すごいなぁ。」と思いながらも、色をぬっていきました。ぼくのはたまたま黒色が多かったので、はやく終わりそうな気がしていました。それを、学校にのこって色をぬったり、家で色をぬったりしました。なんでそんなにいっしょうけんめい色をぬったりするかというと、みんなできょう力して、モザイク画の「熊本城」を、早くかんせいさせたいからです。
 みんなが自分のたんとうを終わり、あとは用紙を先生がはりあわせるだけです。ぼくは、ワクワクしてきました。とうとう、完せいしました。用紙をうらがえして1まい写真をとり、そのあと表にしてまた写真をとりました。そのとき、ぼくはさいこうにうれしかったです。だって、4年生ではクラスがえがあるから、もうこんな思い出は作れない、と思ったからです。
 モザイク画を、とおくから見たり近くから見たりしてみました。とおくから見たら、まるで写真のように見えて、近くから見たら、1マス1マスの色が見えました。
 2日間ぞうけいフェスタがあり、どちらの日も見にいきましたが、1番に見たのは、やっぱりモザイク画でした。
 3年生での1番の思い出は、音楽会や運動会よりも、やっぱり春竹ぞうけいフェスタの、「ふるさとのシンボル−熊本城−」です。先生、この1年間、ほんとうにありがとうございました。この思い出は、ぜったいにわすれません。


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最終更新日 : 平成8年3月31日(7月6日一部修正)