セクション6:意味


「Sadeness」はある人についての事というのは本当か

「Sadeness」はサド侯爵についての事だ。サド侯爵は1740年に生まれ1814年に死んだ。彼は話題のフランス人小説家兼エッセイストだが、彼の作品は非常に猥褻と考えられていたのでほとんどが20世紀中頃まで出版されなかった。彼を気違いだとか不愉快だと思う人もいたし、天才だとか叙述的だと思う人もいた。

Donatien Alphonse Francois Sadeはパリに生まれ、20代のとき精神異常の徴候が出始めた。この異常は彼のスキャンダル、残酷な行動、性的品行に表れている。サドは彼の著作や行為により、1768年から1803年のほとんどを刑務所で過ごした。1803年に保護施設に移され、そこで1814年に死んだ。

彼の代表作には「Philosophy in the Bedroom(寝室の哲学)」(1795)や1904年まで出版されなかった「120 Days of Sodom(ソドム※の120日)」がある。彼は著述の中で、犯罪的行動や性的倒錯は人間の振るまいとして自然だということを表現しようとした。サディズム(Sadism:性的喜悦のために加虐の残酷さを楽しむこと)の語源が彼の名前だと聞いても決して意外ではないだろう! 最近彼の作品を説明するのに心理学の理論が使われている。

注目すべきは「MCMXC a.D.」の中の「Sadeness」で、Michael Cretuと彼のマネージャーの言葉遊びとしてサドの名字に引っ掛けている。しかしイギリスとオーストラリアでリリースされたシングルでは、レコード会社の辞書通りのスペルを使うという方針によって、「Sadness」になっている。

注意:この情報はthe World Book Encyclopedia(世界書籍辞典)、およびMichael Cretuと彼のマネージャーからの1995年3月の手紙によるものです。

以下はこの曲の歌詞のオリジナルと英訳と日本語訳である。アスタリスク(*)から始まる歌詞は「Sadeness part 1」シングルのExtended Trance ミックスにのみあるものである。

オリジナル英語訳日本語訳
Sade dit moiSade tell me魂が言う
Sade donne moi

Sade give me

魂が述べる

Sade dit moi qu'est ce que tu vas chercher?Sade tell me what is it that you seek?魂は言う お前は何を探しているのか
le bien par le malThe rightness of wrong正義は間違いだ
la vertu par le viceThe virtue of vice悪徳の美徳
Sade dit moi pourquoi l' 'evangile du mal?Sade tell me why the Gospel of evil?魂は言う 邪悪な福音書はどうだ?
quelle est ta religion ou` sont tes fide`les?What is your religion? Where are your faithful?お前の宗教は何だ どこに忠実な信者がいる
Si tu es contre Dieu, tu es contre l'homme.If you are against God, you are against man神に背くことは人間に逆らうことだ
* Sade dit moi pourquoi le sang pour le plaisir?Sade tell me why blood for pleasure?魂は言う 快楽の血はどうだ?
* Le plaisir sans l'amour.Pleasure without love?愛のない快楽はどうだ?
* N'y a t'il plus de sentiment dans le culte de l'homme?Is there no emotion in the cult of man?人間の信仰に気持ちはこもっているのか
Sade es-tu diabolique ou divin?

Sade are you diabolical or divine?

魂よ お前は悪魔か神か

Sade dit moiSade tell me魂が言う
Sade donne moiSade give me魂が述べる
Sade dit moiSade tell me魂が言う
Sade donne moiSade give me魂が述べる
Sade dit moiSade tell me魂が言う
Sade donne moiSade give me魂が述べる

「Callas Went Away」はある人についての事か

「Callas Went Away」はMaria Callasについての事だ。彼女は1923年に生まれ1977年に死んだ。彼女はアメリカ生まれのソプラノ歌手で、気性の激しさと感動的な歌声や動きで世界で最も有名なオペラ歌手の一人になった。彼女はアテネで14才の時デビューし、31才の時アメリカでのデビューを果たした。

「Callas Went Away」では、歌詞の中で彼女の声について言及しているのと、曲を通して使われているソプラノの両者からMaria Callasに触れている。


「Mea Culpa」の歌詞はどういう意味か

以下はこの曲のもともとの歌詞を英語と日本語に翻訳したものである。

オリジナル英語訳日本語訳
Je ne dors plusI can't sleep anymore全然眠れないの
(The time has come)時がきた
Je te desireI desire youあなたが欲しい
(The time has come)時がきた
Prends moi [*]Take me私をつれていって
Je suis a toiI'm yoursあなたは私のもの
Mea culpa

I'm guilty [**]

私は罪な人間

Je veux aller au bout de mes fantasmesI want to go to the end of my fantasies夢の結末を見たい
Je sais que c'est interditI know it is forbidden禁じられているのはわかっているけど
Je suis folleI am crazy私はもう夢中
Je m'abandonneI am letting myself goもう行ってしまおう
Mea culpa

I'm guilty

私は罪な人間

Je suis la et ailleursI am here and somewhere else私はここにもそこにもいる
Je n'ai plus rienI have nothing moreあなた以外何もいらない
Je deviens folleI am becoming crazy私はもう夢中
Je m'abandonneI am letting myself goもう行ってしまいたい
Mea culpa

I'm guilty

私は罪な人間

Je ne dors plusI can't sleep anymore全然眠れないの
Je te desireI desire youあなたが欲しい
Prends moi [*]Take me私をつれていって
Je suis a toi

I'm yours

私はあなたのもの

Je suis la et ailleursI am here and somewhere else私はここにもそこにもいる
Je veux toutI want everythingすべてが欲しい
Quand tu veuxWhen you wantあなたの好きな時
Comme tu veuxAs you likeあなたの好きなように
Mea culpaI'm guilty私は罪な人間

[*]- 明瞭には聞き取れない
[**]- 「I admit guilt(私は罪を許す)」と訳すべきかもしれない


私は「MCMXD a.D.」の「Way to Eternity」で何を思い出したか

「Way to Eternity」で私は「Close Encounters of the Third Kind」という映画を思い出した。なぜならそのメロディーラインはこの映画の主題歌からきているからだ。


聖書は「MCMXD a.D.」の曲とどういう関係があるのか

  1. The Voice & The Snake

    「The Voice & The Snake」は新約聖書に直接つながっている。黙示録※には7つの封印がついた巻物についてはっきりと書かれている。それぞれの封印が開かれたとき、さまざまなことが起こった――1つ目で大地に、2つ目で海に、3つ目で川に、4つ目で太陽に、5つ目で動物に、6つ目で星に、7つ目で空気に。この曲の初めの節でこのことに触れていることに気づくだろう。以下は2番目の節だが、聖書から正確に引用され、何が起こったかがきっちりと書かれている。

    The earth turned grey(陸地は灰になった)

    "第一の天使がラッパを吹いた。すると血の混じった雹(ひょう)と炎が大地に降った。大地の3分の1、木の3分の1、全ての草が燃え尽きた。" (黙示録第8章7節)

    The sea turned black(海は黒くなった)

    "そして第2の天使がラッパを吹いた。すると火に包まれた巨大な山のような塊が海に投げ込まれた。海の3分の1は血に変わった。" (黙示録第8章8節)

    The rivers turned red(川は赤くなった)

    "そして第3の天使がラッパを吹いた。するとたいまつのように燃える大きな星が天から落ちてきて、川という川の3分の1と、その水源の上に落ちた。" (黙示録第8章10節)

    The sun turned cold(太陽は冷えた)

    "そして第4の天使がラッパを吹いた。すると太陽の3分の1、月の3分の1、星の3分の1が壊れ、それらの輝きは3分の1が失われた。" (黙示録第8章12節)

    The beast turned pale(動物は青ざめた)

    "また、見ると、一羽のワシが空高く飛びながら、大声でこう言うのが聞こえた。「不幸だ! 不幸だ! ほかの3人の天使が吹こうとしているラッパの音が、地球上に生きる全てのものをどれだけ恐がらせるか!」" (黙示録第8章13節)

    The stars turned fast(星は速く動いた)

    "そして第5の天使がラッパを吹いた。すると私は地球に星が落ちるのを見た。この星に底なしの淵に通じる穴を開く鍵が与えられた。" (黙示録第9章1節)

    The air turned to poison(空気は毒になった)

    "そして第7の天使がトランペットを吹いた。馬の首はライオンの首のようで、口から火と煙と硫黄を吐いた。人間の3分の1はその3つの災いにより殺された。" (黙示録第9章13、17-18節)


  2. The Rivers of Belief

    「The Rivers of Belief」は基本的に、黙示録が元という意味で「The Voice & The Snake」と「Knocking on Forbidden Doors」の続きである。それはまず、曲の中の「And when the Lamb opened the seventh seal, silence covered the sky(子羊が7番目の封印を開いたとき、空に沈黙がながれた)」という歌詞でわかる。これは黙示録第8章1節の「When the lamb broke open the seventh seal, there was silence in heaven for about half an hour(子羊が7番目の封印を解いたとき、30分ほど天に静けさがあった。)」から引用されている。

    次に、「Take me back to the rivers of belief my friend. I look inside my heart. I look inside my soul. I promise you, I will return(友よ、信仰の川に帰らせてくれ。私は心の内側を見る。魂の内側を見る。きっと戻ってくると約束しよう)」という歌詞からもわかる。この河については黙示録第22章1節に「The angel also showed me the river of the water of life, sparkling like crystal, and coming from the throne of God and of the Lamb(天使はまた、水晶のように輝く生命の水が神と子羊の御座から流れる川を見せた)」と書かれている。ほかに、ジョンが天使の足元にひざまずき拝もうとしたところで天使が言った言葉「見よ! 私はすぐに来る。報いを携えてきて、それぞれの行いに応じて報いよう。」 は黙示録第22章12章からの引用である。


「MCMXC a.D.」のジャケットと「The River of Belief」との関係は

聖書からの引用とは別に、「The Rivers of Belief」は「MCMXC a.D.」のジャケットからも引用している。アメリカ盤以外の全てには、以下のように書かれている。

     The path of excess leads to the tower of wisdom. (W.Blake) * The pleasure of satisfying a savage
     instinct, undomesticated by the ego, is uncomparably much more intense than the one of satisfying
     a tamed instinct * The reason is becoming the enemy that prevents us from a lot of possibilities
     of pleasure. (S.Freud) * If you believe in the light, it's because of obscurity. If you believe
     in happiness it's because of unhappiness, If you believe in God, then you have to believe in the
     Devil (Father X, Exorcist, Church of Notre Dame, Paris)

明らかにわかるが、最後の引用文は「The Rivers of Belief」の歌詞のいくつかの部分と、全く同じではないにせよかなり似ている。

「Silent Warrior」は何についての曲か

「Silent Warrior」はCretuの、アメリカンインディアンの植民地化における残忍な狂気や大量虐殺に反対する見解と理解されている。

注意:この情報はミュージックマガジン1994年1月号の記事を元にしています。


「The Dream of Dolphin」は何についての曲か

「The Dream of the Dolphin」はシャーマン※の「イルカは陸に上がらなかったが、それで人間をうらやましく思っている。なぜイルカは海の生物を攻撃するのに人間には攻撃しないかを科学者はこう説明する。」という古い格言からきている。

注意:この情報はミュージックマガジン1994年1月号の記事を元にしています。


「the CROSS of Changes」の背表紙のシンボルは何を表すのか

アルバム「the CROSS of Changes」の裏には、それぞれのトラックナンバーがシンボルに囲まれている曲目表がある。これらのシンボルに意味があるかはわからないが、線の数がトラックナンバーと一致していることは知られている(例えば2曲目は2本)。1995年3月の手紙において、Michael Cretuはこのアルバムはある程度

「the CROSS of Changes」のCDのシンボルは何を表すのか

CDの表面には、 外側の占星術のシンボルは十二宮一覧図※の各星座とその空での位置を表している。内側のシンボルは、12の天体のうちの7つを表している(

「The CROSS of Changes」のジャケットの絵は何を表すのか

・木版画は創造のダンスをするヒンズー教のシヴァ神の絵である。
・同心円の中にいる男性の絵は、妖術や魔法の儀式で使われたものであると信じられている。

「Le Roi Est Mort, Vive Le Roi!」のアートワークは何を表すのか

アルバム「Le Roi Est Mort, Vive Le Roi!」や、そのアルバムからのシングルのとても変わったジャケットには、機械と人間が混ざった「機械人間」が登場する。カメラのように見えるが、実はこの機械は、世界で最も有名な暗号機の一つの「エニグマ暗号装置」をなのだ。これは第二次世界大戦でドイツ軍が使用した機密資料を暗号化する装置である。この装置による通信はついに連合軍によって解読され、結果的に連合軍を優位にさせた。 この装置は5つのメイン・パーツによって出来ている。

「Le Roi Est Mort, Vive Le Roi!」中のモールス信号は何を表すのか

Michael Cretuによると、アルバムの最初にある「モールス信号」には特に意味はない。彼は、これは宇宙で使われたもののサンプリングだと述べている。


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