では、記念すべき第1回は 9月の終わりに、富山ランバト向けに書いた文章。 これを書いている今の時点で すでに、当時から4ヶ月近くが経過した。 情勢がどのように変化したのか、変わらないのは何かを コメントを挟む形で分析していきたい。 なお、コメント部は「//」の記号を使いたいと思う。 注:対空アシスト = 無敵対空アシスト である。 ケーブルの運用について 現在、研究が進み もはやケーブルには対空アシスト以外何も要らなくなった。 //↑この部分が現在では大きく異なっている。 //現在では、ケーブルには無敵対空アシストは不要 //という考えが大勢を占めている。 その対空アシストも特に選択はどれでもよく 候補としては サイクロプス、サイロック、キャプテンコマンドー、キャミィ あたりから選べばどれでも大差は無い。 一人目にあわせて選べばよい。 //対空アシストの選択、という事自体が不要だと //現在は考えられている。なぜならケーブルが対空アシストだから。 //1チームに二つ以上の対空アシストは必要ない。 ケーブルを使う上でのポイントは ゲージ3つ以上持った状態で場に出すこと。 これに尽きる。 つまり、二番目で確定。 //本体でのゲージ溜め能力も割と高いために //一人目でもよい、というのが今の見解。 //ただし、ゲージ3つ以上無いと脅威も半減なので //一概にどれがいいと断言することは出来ない。 //また、2番目で確定とここでは書いているが //それは、ほかに対空アシストを選択している事が前提なので //ケーブル=対空アシスト であるなら、3番目でもよい。 例外的に一番目で対戦することはあるにしても そうそうあるものではない。 //現在の対戦事情では、相手キャラをみて先発にする事も多い。 一人目のキャラは生贄に過ぎない。 よって、アシスト性能は見る必要は無い。 ゲージを使わずに溜めさえすればよい。 求められるのは最低限の殺傷力とゲージ溜め能力だけである。 //これはある意味では正しい。 //この文章はケーブルで相手を目的としているので //一人目のキャラはゲージを溜めつつケーブルを出せればよい。 //ケーブル一人を重視したチームなら正しい。 ここで、その基準に基づいて候補挙げると マグニート、アイアンマン、ブラックハート、センチネル そして、ストーム辺りは条件を満たす。 以前はスパイラルを候補に入れていたが ケーブルとの相性は悪いので除外する。 //これは正しいが、グループを分けると //本体の破壊力重視 →マグニート、アイアンマン //アシストの防御力重視 →ブラックハート、センチネル、スパイラル //チームの安定性重視 →ストーム //なお、上にも挙げたように、現在はスパイラルも復権しており //選択肢としては正解である。なぜならケーブルが対空アシストだから。 この中で、ゲージ依存率が高いストームは 例外的なため、除外する。 //ストームからケーブルに行く際には、間にもう1キャラ挟むのが主流。 //チームの安定性を考えたら、ケーブル>ストームの順番を作るのがよい。 //ディレイドなど、試合中盤以降の要素を考える事が大事である。 対空アシストの選択であるが、先発キャラにあわせて選ぶと 「マグニ・ケーブル・サイロック」 「アイアン・ケーブル・サイロックorサイク」 「ブラハ・ケーブル・サイクorコマンドー」 「センチ・ケーブル・コマンドーorサイロック」 などが理想的な構成になる。 //どれもチーム的にはバランスがよいが、現在ではむしろ //亜流になっている。対空アシスト二つは不要である。 重要なことだが、喩えチャンスがめぐってきたとしても 先発キャラでは、無限段などゲージ回収できる技の後以外からは ゲージを使ってはならない。ケーブルがまとめて使うほうが 試合全体の流れから見ると、効率的な場合が多い。 大局的な視点からのゲージ運用が望ましい。 //これは正しい。ケーブル=対空アシスト となった今でも //試合を決める重要な要素であることは間違いないし //おそらく、多くの試合がケーブルで決まる。 //この点は、今後も変わらないだろう。 さて、首尾よく一人目のキャラがある程度ゲージを溜めつつ 死んだとしよう。ここからが試合開始である。 死にそうになったからと言って、生かしてはならない。 生贄はもともと死ぬ運命にあるので 0ドットでも144ドットでも変わらない。 相手を恐れてはいけない。ガードは損である。 理由はゲージが溜まらないから。 突貫し、場合によっては体を盾にゲージを溜めるのが最も良い。 //一見すると間違っているようにも見えるが、これは実は正しい。 //どのチームも、一人目のキャラはこのような立ち回りが理想。 //二人目と三人目でフォローするのがよい。 //一人目が死んだ時点で試合が決まるようなチームではいけない。 //ただし、キャラによっては生かしておいた方が得なので //交代も視野に入れる必要がある。少々この部分は強引ではある。 ここで、余談であるが、トレーニングモードでは ダミーが死ぬことを防ぐため、残り0ドットで止まるようになっている。 よって、体力値は143+1で144ドットである。 //実は重要。ダメージ143では死なない。 ケーブルが場に出た場合のゲージを確認しよう。 3ゲージに満たない場合はすぐに溜めて3本確保すべきだ。 //これは正しい。ゲージを溜めるための連携を考える必要がある。 //ゲージを溜めないと、破壊力以上に、ケーブルの身が危険である。 ケーブルで相手からダメージを奪うには 特有の揺さぶりが必要である。有効な行動を列挙すると 1、アシストを狙ってハイパーバイパーx3即死 2、対空アシストからハイパーバイパーx3即死 3、空中戦で大Pからハイパーバイパーx3即死 4、飛び込みなどからハイパーバイパーx3即死 5、通常技からハイパーバイパーx3即死 6、ガード不能からハイパーバイパーx3即死 7、反撃技としてハイパーバイパーx3即死 などである。基本的に全て即死に繋がると考えてもらって差し支えない。 //それぞれを細かく分類すれば、もっと多いが //基本的にはこれらと、後はアシストを用いた連携による削りである。 これらを狙う立ち回りが重要になるのであるが ケーブル本体での危険な行動は 1、バイパービーム 2、立ち大Pの連打 3、上空からのエレクトラップ 4、当たらない空中ハイパーバイパー 5、地上ハイパーバイパー である。これらは極力慎みたい。 特に5番は、国内外問わずMr.OTGと揶揄される傾向にあるため 最も危険であるが、暴発のリスクは高いため、慎重な入力が重要である。 ちなみに、OTGとはOn The Groundの略である。 //これも正しい。危険なものはいつになっても危険である。 //ただし、ディレイドで逃げる場合には空中よりも //地上でハイパーバイパーを出して即ディレイの方が確実。 これらを除くと ケーブルが対空アシストのみしか持たない場合に残るのは J小P、J大P、J大K、小足、立大K、立大P である。 //これも正しい。敢えて加えるなら、3大Pのゲージ溜めもある。 //ただ、ケーブル+対空アシストという状況は今ではありえないので //現在では行動パターンも多様に変化してきている。 これらを効果的に運用しつつ、先に挙げたチャンスを作る必要がある。 そして、得られたチャンスを無駄にしない事が ケーブルにとって最も大切な事である。 //これも同じ。ゲージを使って試合を決めるのがケーブルの役目。 //当てなくても、威嚇によって相手を抑止してもよい。 //ゲージはケーブルのために存在しているのである。 まとめ: 「ケーブルの運用について」 はここまで。 ケーブルの本質自体は変化していないが 対戦理論などは変化していることがわかる。 ものによっては、かなり変化している。 これは、以前は一人のキャラに最適な状況を作って 試合を決めるスタイルが一般的であったが 現在は、全キャラが最大出力に近い状態で戦い続けるスタイルが 主流になってきているためである。 チームの安定性が重視された結果として ケーブルの役割と位置が変化してきたのである。 ただし、繰り返すが、キャラの本質は変化していない。 高い安定性を重視した現在のチームのほうが ケーブルには適している。 ミスを作らないことは大切だが、発生したミスを いかにしてフォローするか、こそが最も重要である。 日をおいて、この文章を再度分析する時には 再び情勢が大きく変化しているかもしれない。