秋ですね。本屋は、随分と賑やかでした


 それだけです。 でも、色々と分かった事もありました。

  1. 東野圭吾は、売れている。
  2. POPの近くに、その本を置いて欲しい。

 この二つです。

 東野圭吾が売れているという断定した理由。

  1. 何ヶ所のかの書店を廻り、何処もトップが東野圭吾であった。
  2. 同様に、売れ線ベスト20に数冊の作品が挙がっていた。
  3. 異様な本が発売されている。

 トップは、当然「さまよう刃」です。 他には「赤い指」「卒業」が挙がってました。
 流石ですね。 今、人気作家のトップなのは、間違いなさそう。
 印税収入で死ぬまで楽が出来そうで羨ましいです。 作家周辺の人間が集って(たかって)きて胃が痛そうとも言える。
 他人の幸せは、精神を病む原因になるので深くは立ち入りません。 風が吹いている事だけ知っておけば十分。
 それより、変な本が出版されていたのに笑いました。

「東野圭吾研究本」

 題名は、こんなんじゃなかった。 でも大体、そういう内容らしい。
 目次を一読して平積みに返しました。

 目次を読んだ感触だと、所謂「オタク本」になると思います。
 何故、作家と作品を研究しているんだよ。
 これが、何の役に立つんだ?
 オマケに一千円前後の価格。 馬鹿かよ…。

 買う奴の気が知れない。 そう思った次第です。

 いや、買う人が居る、とは思う。 多分、そこそこ売れるんじゃないかな。
 元々、この作家さんは、顔が格好いい。 テレビに出ても恥ずかしくない顔だと思う。
 来年辺り、刺激を求めてテレビや雑誌に露出するような気がする。 既にオファーがきてる気もする。
 将来的な目標は、多分、直木賞選考委員だろうとも感じる。 もしかすると、既に選考委員になったのだろうか?

 まあ、どうでも良いですが。 他人の幸せなど興味ないし。

 売れてる理由とかを考えても意味はない。 少なくとも自分にとって利はない。
 なので、しません。 適当に他のサイトを漁ってください。

 話は換わって、POPの話です。

 書店に行き、興味を惹いたPOPを見つけました。

(ふむ。 興味があります。)

 と思い立ち、周辺の平積みを物色する。

 無い。 無いぞ!? その本がない。 何故だ?
 そこで幾つかの仮説が挙がる。

  1. 完売御礼。 売れてしまった。
  2. POP外し忘れ。 POPを出したが売れなかったので撤収した直後だった。
  3. POP設置場所の都合。 そこしか、POPを貼る場所がない。 積み場所は、別の場所だった。

(どれだ?)

 平積みに空きスペースはない。 すると、別の場所か?
 周辺の棚を物色する。 幸い出版社は掲示されていた為、それを手掛かりに探索する。

(ねぇ…。 ねえぞ。)

 心の中で嘯く。 そもそも「祥●社文庫」なんて棚がねええええええええええ。

 その後、三カ所の書店を廻るが一向に見つからない。

 …。

 ユビキタス。 内向的な性格は、それを技術に求める。 そんな技術は、要らない。 暗い話だ。


最終更新日:2009/10/10