読んだかもしれませんが、記憶がありません。
この著者の別作品「13階段」は、読了しました。
その作品は、刑務官(だったかな?)を主人公にして、個人の感覚と公人の責務が及ぼす背反する意志に苦悩する内容だったと記憶しています。
人の内面が描かれた作品だったので、作者に好印象を持っています。
で、この作品、申し訳ないですが読み直す気力が湧きません。
グレイヴ(墓)ディッガー(掘る人)だから、そういう職種の方を描いている気がしますが、そういう職種の人をイメージできないのです。
又、自分の過去の経験上、こういうタイトルの場合、私が描く先入観と内容が不一致を起こす可能性が高い。
読んでませんが、勝手な先入観を書いてみます。
墓掘人という珍しい仕事、どういう時に登場するのか?
まず思いつくのが、何らかの事件性がある遺体を掘り返す必要があるときに呼ばれる人というもの。
次が盗掘。 つまり遺跡を無許可で荒らす人というイメージで、こっちは考えにくいですよね。
盗掘とかトレージャーハンターとか表現した方が良いし。
只、最近、韓国で有名女優の墓が荒らされるという事件があったと記憶しています。
もしかすると、そういう違法行為を専門に行う職業があるのかもしれません。 このケースだと中々興味がありますが、恐らく違う気がする。
現実では、そういう趣向(ネクロフィリア)を持つ人間も居るらしいですが、この小説の場合は「●●人」となっている事から、それを生業とする人を中心にしたものと推測します。
つまり、一番最初である可能性が高い、という次第です。
う〜ん。 ここまで書いてみると、ちょっと小説に興味が湧いてきたな。
だが、どうしても墓掘人という人を中心に描いて、ドラマが展開されるとは思えない。
日本じゃなく、海外だと社会的な地位を持った職業なのだろうか…。 カタカナで表現しているし…。
申し訳ありません。 検討した結果、読まずに終わろうと思います。 興味が湧かないです。 ごめんなさい。
最終更新日:2009/09/24