これは、ハードカバーの小説に手を出した二冊目だった。
最初に買ったハードカバー本は「ブレイブストーリー」。 これ以前に「火車」を読破し、映画で「模倣犯」を観ており、
「ブレイブストーリー」が漫画で連載開始された頃に上下巻のハードカバー本を読破した覚えがする。
この頃は単行本化されてなく、通勤時に電車内で読む事が出来ない為、毎日自宅で夜に読むスタイルだったが、
下巻を半分過ぎた辺りから徹夜して読み終えた思い出があった。
不覚にも読み終えた時には涙が流れていた。
「火車」「レベル7」「クロスファイア」「我らが隣人の犯罪(単行本:短編集)」と複数冊子に渡る長編でなく、 推理小説、単行本という条件で絞ってみると、他に面白そうな物が無かった為に他の作者の小説に渡り歩いていたが、 漫画連載で名前を見かけた事が契機となって「ブレイブストーリー」に手を出したという経緯で、その直後に手に取った この本には期待感が強かったという背景もある。
後略。 以上。
最終更新日:2007/08/19