最近、東野圭吾が売れています。
掲題の小説を執筆した作家は、松岡圭祐です。
小説家と言えば遅筆という先入観がありますが、この方は違う様子です。
3.11の後に発刊した当該のシリーズ小説は、中心事件として取り上げはおりませんが、登場人物が時勢の影響を受けていることを書き表しております。
ちなみに、この巻じゃありません。 幾つか前になります。
遅筆と言って思い出す作家は、田中芳樹です。 薬師寺シリーズは、新刊が何時出来上がるんでしょうね?
漫画の方は、小説に追いついて苦肉のオリジナルを作る事になった状況です。
まあ、読んでいると分かるけどテーマや登場人物の台詞は、同一作家の別作品の何処かで聞き覚えがある言い回しの焼き増しってのが目に付きますが。
そういえば、最近は東野圭吾の小説を読んでないな。 読む気が無いんだけども。 ガリレオシリーズは読んでないし。 …いや、一冊だけ読んだのか。
宮部みゆきも新作を良くだすけれども、ジャンルが江戸時代劇、ファンタジー、エスパー物を執筆されたりして、その辺りの作品には興味を惹かれない。
あの方は、現代を舞台にした社会派小説を書いてこそ興味を抱く。
それと対比して、松岡圭祐は筆が速い。 このシリーズは二ヶ月に一作のペースで発刊されている。
そんな小説家もいるんだなぁと認識を改めた次第です。 小説自体も飽きずに読める。
最終更新日:2011/11/10