フィクションなんだかノンフィクションなんだか、さっぱり分からない一冊。
「元特捜検事・元弁護士 田中森一」著作の不思議な文庫本。
取り敢えず、検事時代と弁護士時代の辺りをサラッと読みました。
ふ〜ん。 そうなんだ。 へ〜。
以上が感想です。 興味深い所がちらちらあれど、何処まで信用して良いのか分からない。
バブルの頃に踊った人間の一人。 その人間の主張を知る上では、良いのかもしれません。
小説じゃなく手記。 第三者が客観的に事実を検証した訳じゃないので、内容を鵜呑みにするのは厳禁です。
然もありなん。 そういう文章になっている。 鵜呑みにしたくなるけど、しては不味い。
虚偽が書かれている事は少ないだろうが、書かれている事も筆者に不利益となる事まで全て語っている保証はない。
普通の人間ならば、故意が無くても自然と語らない。 加えて著者は、それを熟知している元法曹の方だ。
ま。 そんな感じですぅ♪
最終更新日:2009/10/08