クラウド時代に乗る


ドメイン名の時代

 結論から述べれば、好きな名前のドメイン名は、早めに一つは持っていた方が良いです。
 何故か?と問われたならば、現状だとドメイン名は、多くの付加価値が付いています。

 代表例を挙げれば、Google Search Console, Webmaster Consoleですが、ドメイン名とゾーンに対するアクセス手段を持っていると、 現在のウェブ空間(サイバースペースというとトーアも含むはずですが)の裏側を覗き見ることが出来ます。
 実際、現職だと既に10年に達する期間において、DNS を保守する機会に触れてきたのですが、ウェブサーバと言うよりも「ドメイン名」がキー要素と実感します。

 例えば、GoogleでSearch Consoleを接点としてウェブサイトへのアクセス量を調べようとした場合、ウェブサーバを経由して「特定の秘密情報」を交換することで、 そのドメイン名に対するアクセス情報(トラフィック量)と検索エンジンの表示情報の操作権限を獲得できます。
 ドメインの所有権を確認する方法として、他にDNS にTXT レコードを登録するという方法もあり、こちらの方が技術的にWrite アクセス権限を強く縛れる側面から 好まれているように見受けます。
 また、仕事で携わる業者のメールを見ると、G-Suiteが普及していることを実感します。(例:添付ファイルにパスワードをつけたメールを送信すると弾かれる)
 G-Suiteだけでなく、最近だとAzure AD(あずれ アクティヴ ディレクトリ)も本腰を入れて大きな波を予期される印象もあります。

アカウントを作っただけ

 そんな流れを感じていた事と、仕事面からクラウド不可避という事もあり、色々なアカウントを取得しました。

 使って直ぐに分かった事は、やっぱり便利でコンピュータ基盤とオンラインストレージをウェブページにアクセスするように快適にリソースへアクセスできる。
 これが全ての価値だと思いました。
 今まで以上に電子メールアドレスの価値が積み上がっていながら、同時に巨大なファイルを交換する時代になっていること。
 ワンアクションで全部を受け取れるのではなく、データベースの表を分割するようにファイルへのアクセスが最適化された結果だと実感しました。

その反面、クレジットカードがネックになるのでは?

 日本限定というか海外は知りませんが、正社員雇用を否定する時代、キャッシュレスを推奨する時代に関わらず、クレジットカードの審査、 あるいはクレジットカード(与信)の仕組みが前時代的な気がします。
 上に挙げたいずれも資金決済の方法は、全て【クレジットカード】前提です。
 クレジットカードとセキュリティコードがないとアカウントすら作れない状況になっています
 これは、流石に制度や仕組みを変更する必要がある気がします。
 月額の上限額をより縛ることでカードの払い出し条件を緩和するなり、サブスクリプション契約の与信に限定した利用に限定するなり、 取引品目の上限額で縛るなり、信販する会社に制限を加えて(決済相手が決済金額の上限スキームを選ぶ。例:月額で3,000円未満なら決済を許可など) クレジットカードも柔軟な仕組みを提供するようにした方が、少しは流通/金融が活性化するように感じます。