|
2011年3月10日からの北海道近郊で有感地震となったデータを地図にプロットしています。黄色○は深度150km以上の深深度地震。北海道近郊で発生の地震の傾向を読み取ってください。北海道では主に釧路沖、十勝沖、苫小牧沖が地震の頻度の高い地域ですが、道北では太平洋プレート地殻が深く沈み込んで深深度地震を起こしているようです。 プロットの元になったデータをCSV形式でダウンロード可能です。 長期間北海道近郊で地震が無い場合、釧路沖が再開の最初の地震になるようです。また、この期間が長い(10日以上)場合、地震の規模が大きくなる傾向があります。釧路沖では一定の地震エネルギーが蓄積され、地震と地震の間が長いと(20日以上)規模が大きくなるようです。最近の地震の状況を見ながら有る程度の予想ができます。 地震と月の満ち引き(月齢)が関係しているのか。データが少なくて相関係数が高くありませんが、プレートテクトニクス由来の地震以外の、比較的浅い地震は月齢と相関がありそうです。月齢から浅い地震を予測するのは可能かもしれません。 北海道近郊の地震の震源地の名称は予め決められています。こちらの気象庁のページを参考にしてください。http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/joho/region/ また、遠方で起きた深々度地震(おおむね150km以上の深度)による特殊な地表面での深度もピックアップしてあります。こちらも参照してください。 地震以外の災害情報は札幌の災害ポータルサイトへ |