NEC PC-9821V200M7

1997年4月購入


  さて、現在のメインマシンです。CS2/S3で、一般用途には不自由なかったのですが、デジカメを導入したり、ホームページを始めたりすると、グラフィックの弱さは耐えられません。15インチの画面は小さく、解像度はVGAかXGAしか選べず、XGA表示では256色しか出ませんでした。そこで、思い切って更新です。何もNECである必要はなかったのですが、過去の遺物である一部の研究用プログラムや、CS2で使っていた、Cバス用のビデオキャプチャーボードを使いたくて、また 98にしてしまいました。当時はまだ98は元気であり、最後の栄華を誇っていました。
 スペックは、CPUが当時最新の MMX Pentium 200MHz、メモリは SDRAMで 32MB、HDDは 4GBと CS2とは桁違いな性能です。CD-RまでSCSI接続で内臓し、ビデオは MGA-1064SGという Mistique相当の機能、モニターはNEC自慢のクロマクリア管の17インチ、と当時の NECでは最高機能でした。(値段も最高!定価 59万円!)これにSDRAM 32MB増設して64MBとし、内蔵のMO(640MB)を入れました。
 その後ビデオキャプチャーボードはPCI接続でデータ放送対応のものに変え、LANボードを入れ、カードリーダーとスキャナーをSCSI接続し、プリンター2台、PDAやデジカメの接続ケーブルなどがセレクターを介して各端子につながって、拡張の余地がないほどのフル装備状態となりました。
 今思えば、差し迫った不自由はなかったのですが、拡張計画を試み、貴重な体験をすることができました。この経緯は別項で詳しく紹介します。
 NECが98を捨てて久しくなり、過去の遺物となりましたが、まだまだ現役。愛着もわきます。天寿を全うするまで頑張ってもらいます。
 

 
 

さて、問題の拡張計画の詳細を紹介しましょう。

PC98拡張計画

Windows 98 導入顛末記

PC98拡張計画その後

Windows 98 導入顛末記 その後

   

 2006年、ついに壊れてしまいました。十分使いつぶしました。9年も使ったとは・・・。