SHARP Mebius PC-A445

1996年5月購入


 サブマシンとして使用中です。スペックは、CPUが Pentium 133MHz、メモリが 16MB、画面は 12.1インチTFTでSVGA(800x600)表示、4倍速のCD-ROM、モデム内蔵、ビデオ出力付き、OSはWindows 95。2スピンドルで、CD-ROM、FDD、バッテリーを選択して使用できました。CD-ROMとFDDを同時に使用するとバッテリーが使えないなど、今思うと変な設計ですが、ACアダプター内蔵でスマートに使用できました。当時のシャープの最新機種であり、実は同じメビウスの旧機種を購入予約していたのですが、この機種の発売を知り、急遽変更したのでした。定価は何と60万円!。2割引で購入したのですが、たいそうな出費。16MBのメモリはさすがに32MBに増設しました。SCSIカードでMOをつなぎ、LANカードでデスクトップと接続、携帯電話カードでモバイルまでしていました。1GBのHDDは今の時代では信じられないでしょうが、それなりに快適に使用できました。当時の最新鋭機という精神的満足もありましたし。ただし、3kgを越える重量は持ち歩くには重いですね。ノートというより百科事典!? ノートに内蔵CD-ROMは不要、その分軽い方がずっと良い、と常々考えていました。
 でも、これは名器です。何よりACアダプター内蔵はメリットです。その分本体重量が増したのでしょうが、ACアダプターの煩わしさがないのが何よりです。そして、液晶がきれい。最新モデルに今だ対抗できそうです。

 その後、OSは95SEに変え、メモリは上限の48MBに増設し、さらに活用しましたが、ハードディスクがおかしくなり、本体を叩くと3回に1回起動する状態になり、2000年を迎え、もはや使用できなくなってしまいました。