2005年10月1日:佐渡温泉紀行


 このところ温泉の新規開拓がなく、ホームページの更新も怠っており、実は気にしておりました。以前ほどの温泉巡りの元気はなくなり、遠くより近くでゆっくりというありさま。これでは申し訳ないと、意を決して久し振りに温泉行脚に出かけることにしました。本日は震災に被災した長岡の桂温泉の再建オープンの日であり、そちらに行こうかと迷いましたが、早く目覚めてしまったので、思い切って懸案の佐渡を攻めることにしました。県内各地の温泉はかなり巡ったつもりですが、佐渡はまだ6ヶ所しか紹介していません。新潟の温泉を集中して極め、新潟の温泉を応援したいというのがこのホームページの趣旨なのですが、佐渡の情報の乏しさが気になっていたのです。20数カ所もある佐渡島内の温泉を少しでも回ってみようと決心しました。とは言うものの、あいにくの雨模様。でも、行くと決めたら行かねば・・。家族にこんなことを話したらバカにされるだけなので、今日は近くの日帰り温泉でゆっくり休んでくるということで、海を渡ることは内緒です。

 7時前に自宅を出て佐渡汽船へ。駐車場に車を止め、8時発のジェットフォイルのチケットを購入しました。このところの佐渡の観光客減に対する対策として、県の補助事業で今月末までチケットが割引になっており、往復7800円で済みました。それでも高額に感じますが・・。かと言ってフェリーじゃあ2時間半かかるので日帰りじゃ厳しいです。もっと安くなれば佐渡観光も発展しそうに思いますが、海を渡るというのは勇気がいるというのも事実です。特に冬場は欠航することも多いですし、ちゃんと帰れるかという心配はぬぐい切れません。こんなところに離島観光の難しさがあるかも知れませんね。

 ジェットエンジンがうなりを上げて新潟港を出港。フェリーの船旅とは違って、飛行機の雰囲気です。水中翼を使用して、船体は海上1.5mの高さで浮上航行します。最高速度は80km/h。揺れはほとんどないので、船が苦手の人でも船酔いはないでしょう。客室は空いていて、ゆったりと気兼ねなく過ごせました。

 1時間で定刻通り両津港到着。着くと土砂降りの雨。予想していたこととは言え、何も雨降りの日を選んで来ることもないのに、とちょっと後悔しました。
 さて、島内の交通手段ですが、バスで回ったのでは小回りがきかず時間のロスですから、レンタカーを借りました。レンタカー業者は様々あるようですが、窓口にきれいな姉さんのいた渡辺産商という業者にしました。車種より安上がりが第一なので、軽乗用車を夕方5時までの予定で借りることにしました。車種は三菱のekワゴン。最近の軽は広くって、違和感なく運転できます。加速もいいし、気に入りました。
 9時30分、いよいよ出発。6年ぶりの佐渡ですが、何とかなるさ、ということで、乏しい記憶を頼りに地図なしで両津港を出発しました。

 まず向かったのは旧畑野町にある「仙道温泉・湯林荘」です。実は今回の佐渡訪問の主目的はここなのです。ここは知る人ぞ知るという隠れ湯。ガイドブックにも観光地図にも載っていませんが、温泉好きの間ではクチコミでその存在が知られています。冷鉱泉を沸かしていますが、モール泉系のいいお湯との評判です。あの郡司勇氏も訪問されておられます。
 両津から加茂湖左岸を通って真野方面へ向かう県道を進み、朱鷺で有名な新穂を過ぎ、畑野へと入ります。やがて畑野温泉の特徴ある建物が見えますが、その手前右手にコンビニ(セーブオン)があります。そのコンビニ前で左折し川沿いに少し進むと赤い欄干の橋があり、そこを渡って進んだ突き当たりが仙道温泉です。地図もありませんでしたが、人聞きの乏しい情報と温泉巡りで鍛えた動物的勘のみで、見事にたどり着くことができました。
 昔は湯治宿だったそうですが、その鄙びた外観は郷愁を誘います。玄関先に「湯林荘」という看板が掲げられていますが、これがなかったら誰も温泉とは気付かないでしょう。
 玄関を入って声を掛けますが、返事がありません。二度三度と声を掛けるとようやく奥から主人が出てきました。何と、今日は定休日なんだそうです。残念無念。毎月1日が定休日。何も土曜日に休まなくたっていいのに・・。とがっかりです。雨の中新潟から来たのにねえ・・。ちゃんと下調べしてくるんだったなあ、と嘆いても後の祭りです。今回は入浴はかないませんでしたが、玄関先の掲示では、源泉温度17.4℃で成分は炭酸水素ナトリウム、加熱・循環・塩素殺菌して使用しているとのことです。入浴料金は、新潟県の公衆浴場の協定料金で、大人370円、中人(小学生)140円、幼児70円で、1日入浴は600円だそうです。
 佐渡訪問の出鼻をくじかれましたが、まあ、よくあること。こんなことじゃくじけません。開き直って、当初の予定を大きく変更して遠出することにしました。

 向かった先は赤泊。真野から赤泊への峠越えの県道を進みます。晴れていれば眺めが良いはずなのですが、雨の中の山道では景色は楽しめません。しかし、道路は良く整備されており、通行車両も少なく、軽自動車ながら坂道も苦もなく走り、快適なドライブです。かなりの距離の山道、佐渡の大きさを実感します。
 赤泊港に着いたところで左折します。海岸沿いに両津方面に2〜3km進んだところに「あかどまり城が浜温泉」があります。ここは平成15年秋にオープンした新しい施設であり、是非行ってみようとかねてより考えていました。赤泊は寺泊との間で佐渡汽船の定期航路があり、この夏からは高速船の運航が始まりました。割引料金で安価に利用できるため、近いうちに寺泊経由で行ってみようと考えていたところだったのですが、仙道温泉で予定が狂ったので、急遽ここを次の目標に定めたのでした。
 ここは「サンライズ城が浜」という公共の宿泊施設に併設された温泉ですが、入浴のみの利用が可能です。受付で500円を支払い、2階の浴室へ向かいます。浴室前には畳敷きの休憩所がありますが、ほかに客は誰もいません。浴室にはジェット、ジャグジー付きの大浴槽とサウナ、水風呂があります。大きなガラス窓からは越佐海峡が一望され、晴れていれば弥彦・角田の山並みや遠く越後山脈も臨めることでしょう。しかし、あいにくの雨模様で、景色は楽しめませんが、海の眺めは心癒されます。
 源泉は47.0℃のナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。ガス性除く成分総計は3904mg/kg。無色透明無臭ですが、ほどよい塩味がします。循環使用は残念ですが、浴感は良かったです。

 次に向かったのは小木。直江津との定期航路があり、両津に次ぐ佐渡の玄関口です。6年前の佐渡訪問時は小木海岸温泉に行ったものの、小木温泉に行ってませんでした。
 赤泊から羽茂を通り、小木に入ります。小木港手前の交差点を港方面に進まないで直進するとすぐに「小木温泉・かもめ荘」の看板が出ていました。玄関前は無舗装の広場になっていて殺風景ですが、建物自身は最近建て直したようで、真新しくモダンです。中に入ってもハイカラで、温泉旅館とは思えないような洒落た内装です。BGMにジャズが流れていました。小さなフロントに主人がおり、370円を支払って右奥にある浴室に向かいました。
 浴室棟は改修されていないようで、古いままでした。ドーム型の高い天井が開放的です。先客がひとりおられましたが、帰るところで、あとは貸し切り状態となりました。浴室には石造りの大浴槽と円形のジャグジーがあり、露天風呂もあります。ともに掛け流しされています。景色は楽しめませんが、ひっそりとした雰囲気の中で落ち着いて入浴できました。また、サウナらしき部屋がありましたが閉まっていました。
 源泉は43.5℃のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。掲示された成分表は記載不十分ですが、掲示されている成分のみでの総計は5457.7mg/kgあります。無色透明無臭ですが、塩味と苦味があり、ツルスベ感があるいいお湯です。それが掛け流しで使用されていますので、温泉好きの方々も満足できることと思います。
 残念だったのは、洗い場に石鹸やシャンプーがなかったこと。旅館なのにどうしたんでしょうねえ。脱衣場には大きな鏡があって、不格好な私の体が映っていました。まさに中年太り。コントロールせねば・・・。

 次は羽茂温泉。赤泊から来た道を少し戻って、羽茂本郷へと進みます。市街地を抜け、山側へ進むと大きな赤い鳥井があります。この鳥井をくぐってすぐ左折すると「羽茂温泉・クアテルメ佐渡」があります。ここは昭和63年にオープンした佐渡で最初の日帰り温泉施設です。クアテルメという名が示すように、クアハウスをイメージして作られた施設です。トレーニングルームやテニスコートも併設されています。
 500円を払って浴室へ。ほかに客はなく、貸し切りです。浴室にはタイル張りの圧注浴付きの大浴槽、気泡浴、寝湯があります。大きなガラス窓からは農村風景が臨まれますが、景色がいいとは言えません。洗い場は3ヶ所のみで、浴室の規模からいって少ないので、混雑時は大変そうに思います。
 源泉は33.3℃のアルカリ性単純温泉で、ガス性除く成分総計は461.5mg/kgです。無色透明無味無臭で特徴のないお湯ですが、掛け流しで使用されています。
 青色のタイルは昔の栃尾又温泉を彷彿させて、レトロな雰囲気が漂っていました。そろそろ昼食時です。隣りに「ボアール妹背」という佐渡牛を食べさせるステーキハウスがあるのですが、とても高価なのでパスせざるをえませんでした。相変わらずの土砂降りの雨。車へと駆け足です。

 山道を進んで国道350号線に出て、真野から佐和田へ向かいます。ゴミ焼却場併設の「ビューさわた」が次の目標です。しかし、雨の中それらしき建物がないかと探し回りましたが、見つけることができませんでした。やっぱり地図なしの勘だけではだめですね。どうせ天然温泉ではないので深追いはやめて目標変更しました。

 で、次に向かったのは真野にある「八幡温泉・八幡館」です。ここは皇族の方も利用された高級温泉旅館。ちょっと敷居が高そうですが、日帰り入浴を受けつけてくれます。フロントで700円を支払って左手奥の浴室棟へ。かなり長い階段のある渡り廊下で、体の不自由な方は利用しにくい構造です。
 浴室は高級旅館だけあって、広々として豪華で清潔感があります。浴室はたいそう広く、掃除直後らしく、ピラミッド状に積み上げられた洗い桶に感動しました。御影石造りの大浴槽中央の塔から源泉が注がれ、循環併用のようですが、大量に掛け流されていました。浴室内に充満する淡いアブラ臭が泉質の良さを彷彿させます。また、露天風呂があり、佐渡名産の赤石の石組みから源泉が注がれていますが、こちらは地下水を加水して循環されています。松林の中で景色は楽しめませんが、落ち着いた重厚な雰囲気を楽しめます。
 源泉は47.5℃のナトリウム-塩化物泉で、ガス性除く成分総計は4612mg/kgです。無色透明ですが、塩味・苦味・鉄味があり、アブラ臭がします。ツルスベ感があり浴感はすばらしいです。良好な泉質で掛け流し。豪華で広々した浴槽を独り占め。最高の瞬間です。ここも温泉好きの方々にお勧めできます。

 次は再び畑野に戻って「畑野温泉・松泉閣」です。県道から特徴ある建物が見えるのですぐにわかります。隣は「夕映えの里」という休憩施設ですが館内でつながっています。また周囲には「こがね荘」という宿泊施設や野球場、テニスコートなどがあります。
 受付で500円支払って浴室へ向かいます。ここには1階と2階のそれぞれに男女別大浴場があります。1階は紅梅の湯と白梅の湯、2階はロマンの湯とエデンの湯で、週替わりで男女が交代します。名前が示すように1階は和風で、紅梅の湯は檜風呂、白梅の湯は岩風呂となっています。2階は洋風で、サウナもありますが、もっといいネーミングはないものでしょうかねえ。施設自体が高台にあって、1階、2階ともに眺めは良く、国中平野が一望されます。洗い場の椅子がいかにも椅子という椅子なのが特徴的です。何のことかわからないと思いますが、こういう椅子は県内の他の施設で見たことがありません。また、1階の脱衣場のロッカーはよくあるスチール製ですが、2階のロッカーは木製の高級感のあるロッカーです。こんな豪華なロッカーはほかで見たことがありません。
 源泉は41.8℃のアルカリ性単純温泉で、ガス性除く成分総計は558.4mg/kgです。無色透明無臭ですが微薬味を感じます。ツルスベ感があり、循環式ではあるものの浴感は良いです。
 人気施設らしく、浴室、休憩用広間ともに客であふれていました。これまでの施設は貸し切り状態であり、ゆったりできましたが、逆に寂しくもありました。ここでようやく日帰り温泉に来たという感じです。食堂でラーメン(400円)を食べ遅めの昼食です。

 両津方向へ戻って、次は「新穂潟上温泉」です。ここは6年前の佐渡訪問時にも来たのですが、ちょうど運悪く定休日でした。今回はリベンジということになります。ここは「熱の湯」という浴室のほか、旧館の由緒ある「さぎの湯」という浴室もあります。想像通り、鷺が湯浴みしていたというよくあるような伝説です。入浴料は500円ですが、「さぎの湯」だけの利用は350円です。
 500円を支払って、まず「熱の湯」に向かいます。浴室は気泡浴付きの大浴槽のほか、掛け湯、サウナ、水風呂があります。洗い場の丸い鏡が特徴的です。窓からは庭が見えますが、景色を楽しむというほどではありません。
 源泉は43.8℃のナトリウム-塩化物泉。ガス性除く成分総計は、12264.2mg/kgと濃厚です。無色透明無臭ですが塩味がします。208L/分もの湧出量があるのに循環式なのは残念ですが、ツルスベ感があって浴感は良いです。
 次に「さぎの湯」に行ってみましたが、狭い休憩所、狭い脱衣場、狭い浴室、狭い浴槽に地元の高齢者があふれていました。老人の掛け流し状態で、ひとり出るとひとり入るという状態です。とてもよそ者が入り込む雰囲気じゃなかったのですが、せっかくなのでおじゃましました。浴槽は円形で、石組みが風流ですが、3〜4人で満員です。浴槽の縁にも人がいて、窮屈でくつろげません。湯は無色透明無味無臭で特徴がありませんが、少し熱めでした。泉質や効能書きの掲示はありませんでした。なお、女湯の方はハート形をしているそうです。一般の方は、「熱の湯」の方の利用で十分でしょう。

 いよいよ佐渡温泉巡りも終盤です。次は住吉温泉です。両津湾に面した海岸沿いにある温泉です。ここに「両津健康保養センター湯元」があります。両津港から姫崎方面に向かう海岸沿いの立派な道路から少し入ったところにありますが、看板に注意しながら走っていればわかるでしょう。寿月館という温泉旅館脇の小道を入ったところにあります。施設前の駐車場横に「両津温泉源泉」と書かれたポンプ小屋があります。どうもここから住吉温泉や椎崎温泉の施設に源泉を供給しているようです。
 この保養センターはもともとは古い旅館だったようですが、日帰り温泉として営業しているようです。古ぼけた木造2階建ての建物はかなり鄙びています。
 玄関入って左手の受付で料金を払います。入浴料は350円。ここもたいそう賑わっていました。浴室は長方形の浴槽に大きな岩組みがあって風流ですが、景色は見えません。
 源泉名は両津温泉2号井。47.2℃のナトリウム-塩化物泉で、ガス性除く成分総計は3108mg/kgです。無色透明無臭ですが塩味がして、ツルスベ感がある良い湯です。オーバーフローはあるものの循環式なのは残念です。しかし、柔らかな浴感のあるよい湯です。

 さて、帰りの最終のジェットフォイルの時間も迫ってきて、いよいよ最後の締めです。再び両津港から真野方面への県道を進み、椎崎温泉の案内板に従って、左折し、小高い丘に登っていきます。佐渡グリーンホテルきらくの前に、道路を隔てて露天風呂が作られていて、入浴のみの利用が可能です。「朱鷺の舞湯」といい、なかなか洒落た風情のある外観で、のれんをくぐっていく趣向が風流です。なお、料金はグリーンホテルきらくのフロントで500円を払います。
 ここは露天風呂のみで、脱衣場の外はすぐに露天風呂です。板張りの床、木枠の浴槽で、源泉が掛け流しされています。浴槽の外には朱鷺の人形と、休めるような石のテーブルがあります。外は加茂湖が広がり、展望は抜群です。残念ながら雨模様ですから、大佐渡山脈の山並みは臨むことはできませんでしたが、牡蛎の養殖いかだが浮かぶ加茂湖は風情がありました。
 源泉は先ほどの「両津健康保養センター湯元」と同じで、両津温泉2号井で、同じ成分表が掲示されていました。湯は淡茶褐色透明、無臭ですが、ツルスベ感が強く、柔らかなすばらしい泉質です。茶色の湯花があり、同じ泉質とは思えませんでした。湯温を均一に保つための循環を併用しているようですが、源泉掛け流しで気持ちよく入浴できます。同じ源泉でも、湯遣いの違いで、湯の風情も変わるのでしょうか。洗い場は申し訳程度にありましたが、ボディソープはあるものの、シャンプーはありませんでした。
 ここでタイムアップ。もう5時です。5時半の最終ジェットフォイルの時間です。

 レンタカーを返却。走行距離は142kmでした。今日は佐渡のごく一部を巡っただけですが、それでもこの距離です。佐渡は大きいのです。レンタカー料金はガソリン代すべて込みで7120円でした。
 改札前の時間、小腹が空いたので食堂で蕎麦を食べ、土産物店で買い物。そして新潟への帰路につきました。途中、水中翼にゴミが引っかかったとかで一時停止しましたが、定刻に新潟港に着きました。駐車場から車を出庫したら2000円取られました。もう少し安いといいのにね。
 これで今日の佐渡行脚はおしまいです。かかった費用は、交通費(ジェットフォイル、レンタカー、駐車料金)が16920円。入浴料が3920円。そして食費(ラーメン、蕎麦)が800円。総計で21640円かかりました。9ヶ所の温泉を巡って、1ヶ所で2ヶ所の浴室があるところもあったので、結局10回入浴したことになります。温泉を味わうためそれぞれ気合いを入れて入浴してましたから、さすがに疲れました。疲れを取るため、自宅で入浴したのはもちろんですが、よく考えたらバカみたいですね。

 今回の温泉行脚では、小木温泉と八幡温泉が特にすばらしかったですが、ほかの温泉も高水準と思われました。まだまだ佐渡にはたくさんの温泉があります。海底から湧くという平根崎温泉、畳敷きの浴室で良質なモール泉と評判な佐和田温泉、地図には出ているけれどその情報がまったく集まらない湯之沢温泉など気になる温泉がまだまだたくさんあります。そうそう、今日入り損ねた仙道温泉も再挑戦しなければなりません。宿泊利用のみの温泉もあるので、佐渡を極めるのも大変です。
 なお、「佐渡市温泉及び健康保養センター等スタンプカード」というカードがあって、佐渡市内の10ヶ所の公共日帰り温泉施設を利用してスタンプをもらい、スタンプが10個たまると1回無料になります。本日の温泉巡りだけで5個たまっちゃいました。ちなみに10ヶ所の施設とは、両津市健康保養センター湯元、ワイドブルー相川、ビューさわた、金北の里、新穂潟上温泉、畑野温泉松泉閣、ゆとりぴあ真野、おぎの湯、羽茂クアテルメ佐渡、あかどまり城が浜温泉です。

 久し振りの温泉巡り。疲労もありましたが、心地よい疲労です。自己満足感もあり、楽しい一日でした。たまにはこんなこともしなければと、最近の非活動的な自分を反省したりしています。今度はどこに行こうかな・・・・。