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岩室温泉 遊雁の湯 よりなれ (新潟市西蒲区) C (泉質C、浴室C、設備B、眺めB)
新潟市西蒲区石瀬3331-1 TEL:0256-82-5870 営業時間:10:00-20:00 定休日:第2,4水曜
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉、41.8℃、循環
タオル:あり サウナ:なし 露天:あり 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:あり |
場所:岩室の温泉街から少し高台に登った所にある。温泉街の道路から入る小道がわかりずらい。岩室温泉病院の向かいに看板が出ているので、そこを山手に入って行く。かつてはピンク色の場末のスナックみたいな品のない看板で、早急に改善した方がいいと訴えていたら、そのうち黄色になった。それでも品がいいとは言えないと言っていたら、今度はベージュ色になって逆に目立たなくなってしまった。公園を右手に見て道なりに坂を登っていくと建物が見える。駐車場は坂の各所に分割してあり、広くないので、休日は非常に混雑する。手前が岩室村健康増進センター 遊雁の湯「よりなれ」、奥が老人憩いの家 「静閑荘」であり、ともに村営の施設である。両者は渡り廊下でつながっている。(→合併後は新潟市へ移管)
料金:大人500円、子供300円、市内65歳以上300円、タオルセットつき。受付で料金を払うとタオルセットが渡される。
浴室:館内は狭いが、脱衣場、浴室ともやはり非常に狭い。浴室は「雁の湯」と「だいろの湯」に男女で分かれる。ともに大浴槽とジェット風呂、露天風呂がある。浴槽は狭く、特に雁の湯の露天風呂は2人でもきついという狭さであったが、2004年にリニューアルされ、多少露天風呂が広くなり、板壁が取り払われて開放的になった。高台で見晴らしはよく、温泉街や角田山が一望できる。洗い場は仕切なしであるが、ボディソープ、シャンプー完備。脱衣場の洗面台にはドライヤー完備。
泉質:源泉は以前は岩室温泉温第2号で、泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(弱アルカリ性高張性高温泉)、源泉温度57度。無色・無臭、塩味・苦味あり。主な成分(イオン濃度)は、Na
3540mg/kg、K 50mg/kg、Mg 10.7mg/kg、Ca 1419mg/kg、Sr 16.6mg/kg、Ba
5.8mg/kg、Mn 1.1mg/kg、Fe 1.1mg/kg、Li 0.3mg/kg、Al 0.3mg/kg、Cl 7977mg/kg、F
1.8mg/kg、Br 27.0mg/kg、I 2.6mg/kg、HS 26.0mg/kg、SO4
13.1mg/kg、HCO3 75.7mg/kg、CO3
2.4mg/kg、メタ珪酸47.6mg/kg、メタ硼酸75.3mg/kg、遊離二酸化炭素6.6mg/kg、硫化水素2.9mg/kgなどガス性除く成分合計は13290mg/kgであったが、2004年より源泉が変わり、源泉名は岩室温泉(新)。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(高張性弱アルカリ性高温泉)、源泉温度52℃、PH
8.03。主な成分は、Li 0.5mg/kg、Na 2973mg/kg、K 80.3mg/kg、Mg 7.0mg/kg、Ca
1302mg/kg、Sr 10.9mg/kg、Ba 3.3mg/kg、Al 1.6mg/kg、Mn 0.7mg/kg、F
1.5mg/kg、Cl 6962mg/kg、Br 26.6mg/kg、I 2.5mg/kg、HS 0.7mg/kg、SO4 63.9mg/kg、HPO4 0.3mg/kg、HCO3 34.5mg/kg、CO3 7.2mg/kg、メタ珪酸18.9mg/kg、メタ硼酸80.2mg/kg、遊離二酸化炭素0.6mg/kg、硫化水素0.1mg/kgなどガス性除く成分合計は11580mg/kgである。(2004年1月21日分析) 硫黄分が減ったため、泉質名から含硫黄が消えてしまった。実際の湯は、軽度白濁し、若干のアブラ臭があり、塩味と苦味がある。以前は循環使用であったが、現在は、内湯は加水・循環・加温されているが、露天風呂は源泉100%掛け流しである。内湯と違って露天風呂の湯はトロミがあり、黒い湯花も浮遊している。以前の源泉とは明らかに異なり、硫黄分がなくなったが、アブラ臭が加わって、なかなかいい泉質である。ちょうど松之山温泉を薄めた感じである。
*2010年6月に再訪したところ、内湯はどう考えても源泉ではなく、ただの水。露天風呂は源泉であったが、循環されてオーバーフローもなく、湯の鮮度が失われていた。薄い塩味がするのみで、アブラ臭はなく、トロミも、もちろん湯花もない。成分表は平成18年2月15日分析のものがあり、源泉名:岩室温泉(新)、泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉、源泉温度:41.8℃。主な成分(イオン濃度mg/kg)は、Li
0.5、Na 2161、K 39.1、NH4 2.9、Mg 5.3、Ca 812.9、Sr 7.8、Ba 1.7、Al 0.1、Mn
0.5、Fe(II) 0.3、F 1.4、Cl 4766、Br 14.1、I 2.6、HS 0.1、SO4 46.3、HCO3 41.0、CO3 0.2、メタ珪酸
25.5、メタ硼酸 75.0、遊離CO2 1.1、など、ガス性除く成分総計は8005mg/kgである。湯は加水・加熱・循環・塩素消毒されている。成分表が新しくなる度に濃度が薄くなり、源泉温度が低下しているのが気になる。以前は露天風呂は加水なく掛け流しされていたが、現在は循環されて源泉の良さが失われているのは残念である。

コメント:館内は狭く、玄関のすぐ前が浴室である。1階は他に事務室とトイレのみ。受付が簡単な売店を兼ねるが、たいした種類はない。2階は休憩用の大広間(45畳)と健康増進センターと称する休憩コーナー、あとはトイレ程度しかない。ビール、清涼飲料、牛乳の自販機、無料ティーサーバーなどはある。また、2階から隣の「静閑荘」への渡り廊下がある。健康増進センターは、単に血圧計、運動用の自転車、歩行器具、マッサージ機が置いてあるだけなのだが、いずれも無料というのはありがたい。食堂はないが、渡り廊下で結ばれた静閑荘の食堂が利用できる。メニューはまずまず。設備的には今ひとつであるが、2階の窓からの眺めは浴室よりさらに良く、爽快である。源泉掛け流しの露天風呂はすばらしく、タオル付き500円という低料金であるので、広くお勧めできる。ただし、休日は混雑するのは仕方ない。
*上記のように、源泉の良さが感じられなくなったため、お勧めできる施設ではなくなった。タオル付き500円は安いが、平日5時以降なら、「だいろの湯」も「じょんのび館」も500円であるので、そちらをお勧めする。ただし、市内のご老人は300円で利用できるので、該当される方にはお勧めであろう。
(No.6 1996、2005/5/31改訂、2010/6/8追記・評価変更) |