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料金:500円、浴室にタオルが置いてあり、利用できる。
泉質:泉質、効能の掲示は色あせ、脱衣場が暗いこともあって、読みにくいことこの上ない。目を凝らして見ると、源泉は高瀬温泉1号井と2号井の混合とのこと。1号井、2号井それぞれの成分のほか、混合した源泉の成分も掲示してある。泉質は、含フッ素・含ホウ素・含リチウム・含芒硝食塩泉(緩和性低調性高温泉)と記載されている。よくここまで並べてくれたものと感心した。源泉温度68℃、PH8.29。主な成分は、Naイオン714.6mg/kg、Caイオン80.34mg/kg、Kイオン60.92mg/kg、Liイオン2.994mg/kg、塩素イオン927.3mg/kg、硫酸イオン466.1mg/kg、炭酸水素イオン77.63mg/kg、Fイオン5.06mg/kg、メタ硼酸6.984mg/kg、メタ珪酸71.99mg/kg、炭酸ガス57.12mg/kgなど、成分総計は2477mg/kg。新泉質名で表せば、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉となろう。実際の湯は、無色透明無臭だが、程良い塩味がする。塩辛すぎず、肌に優しく良く温まるいい泉質である。白い湯花が軽度みられ、源泉の注ぎ口は白い結晶が析出している。源泉は高温で、注ぎ口は熱くて手を入れられなかった。掛け流しされた浴槽にザブーンと浸かり、貸し切り状態の入浴は心地よかった。 コメント:程良い泉質で掛け流し。なかなかいい湯である。外観、館内とも古ぼけているが、きれいに掃除され気持ちよく利用できた。高瀬温泉は中小旅館が多数あるので、よりどりみどり。入り比べも面白そうである。 (No.253 2002/5/18) |
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