じょんのび温泉 萬歳楽 楽寿の湯 (柏崎市:旧高柳町) A  (泉質A、浴室B、設備C、眺めC)

柏崎市高柳町高尾10-1 TEL:0257-41-2222 営業時間:11:00-20:00 定休日:火曜日(冬季は毎週、その他は不定なので要確認)
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉、35.4℃、循環
タオル:なし サウナ:あり 露天:あり 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:あり
http://www.jon-nobi.com/

場所:柏崎市街から十日町方面へ国道252号線を看板に従って進み、高柳市街の岡野町から案内板に従って行くと迷わずにたどり着ける。県立こども自然王国の隣で、こども連れには都合が良い。ここはじょんのび村と称し、宿泊施設の「萬歳楽」、食堂の「銀兵衛」、手作りの土産品の「百菜館」、地元の野菜など直売する「じょんのび市場」、貸別荘「ファームハウス」などからなり、こども自然王国と合わせて、一大アミューズメント・ゾーンを形成している。吊り橋もあって、スリルも味わえる。さて、施設は、コンクリート作りの現代的・前衛的なこども自然王国とは異なり、和風の落ち着いた作りである。この中心施設である「萬歳楽」の浴室が「楽寿の湯」である。
 2000年4月に浴室の改修工事が行われて露天風呂が増設されたが、同じ浴槽が2つ並んだだけで大きな変化はなかった。今回、2008年秋から順次休業しながら改修・増築が行われ、全館が大幅にリニューアルされて、2009年4月13日にオープンした。浴室も大がかりに改修され、サウナが新設された。燃料にCO2排出が少ない木質ペレットを使うボイラーを導入したというのも売りである。

料金:大人700円、65歳以上650円、小人450円、3歳未満無料。(2022年10月1日料金改定、2023年10月1日より[夜間割引廃止)
  玄関前の券売機で入館券を買い、下足箱に靴を入れ、受付する。下駄箱の鍵は自分で保管する。正面に椅子のあるロビー、左手に大広間・食事処、右手奥に大きな土産物売り場がある。この土産売り場の前を進んだ先に「楽寿の湯」があり、別棟になっている。本館の2階は宿泊施設である。

浴室:以前は浴室中央に檜作りの長方形の大浴槽があったが、改修後は壁際に寄せられ、浴室が広々とした感じになった。浴槽の手前半分はジャグジーとなっている。改修によりサウナと水風呂が増設された。露天風呂は細長い長方形の浴槽ひとつとなった。浴室の天井は高く開放感がある。露天風呂の外は目張りされているので、景色を見ることはできない。しかし、鳥のさえずりを聞きながらの入浴は心癒される。
 洗い場は仕切なしで16ヶ所。ボディソープ、シャンプー類完備。脱衣場の洗面台にはドライヤーがある。脱衣棚には籠があるが鍵はない。貴重品ロッカーはある。

泉質:源泉名は荒又温泉。源泉温度35.4℃、湧出量41.7L/分。ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉であるが、詳しい成分表示はない。PH8.2、蒸発残留物2944mg/kgとだけ記載。湯は琥珀色というか醤油色で、無臭であるが若干の塩味がする。刺激は少なく、肌はツルツル・すべすべになって心地よい。湯は循環式であり、湯口から間歇的に非加熱源泉が投入されるが、オーバーフローがないのが残念である。

コメント:宿泊も可能であり、格安に泊まることができる。私も以前宿泊したことがある。料理は山菜料理で、ヘルシーであるが若者には向かないかもしれない。山の中であるが、柏崎ICから30分くらいであり、自然の中で田舎気分を味わうには手頃なおすすめ温泉である。子供と自然王国で遊んで、その後入浴というのがおすすめかな。地元の名産品を買うことができるが、深雪豆腐が美味しい。2009年ちなみに、「じょんのび」とは、「ゆったりとのんびりしてきもちいい」という意味です。
 

(No.3 1996,2000/5/21改訂、2008/4/1、2009/6/16改定、2014/4/1料金改定、2017/7/27料金訂正、2020/4/1料金改定、2021/4/4営業時間訂正、2022/10/1料金改定、2023/10/1夜間割引廃止)

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