油田鉱泉 幹の湯 (刈羽村) C  (泉質C、浴室C、設備D、眺めD)

刈羽郡刈羽村油田 TEL:0258-46-8722 営業時間:一般利用は土日の13:00-20:00のみ
泉質:単純硫黄冷鉱泉、12℃、循環
タオル:なし サウナ:なし 露天:なし 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:なし

場所:国道8号線を柏崎から長岡方面に向かう。曽地峠のトンネルを過ぎると道路は下り坂となる。ネオンが怪しげなモーテル街(行ってみたいなあ・・)を過ぎると油田(あぶらでん)方面の案内板があるので信号を左折する。角にヤマザキデイリーストアと酒屋がある。山の方に1キロくらい走ると道路が2又に分かれるが、その手前の右手に温泉がある。油田鉱泉と書かれたタンク(ボイラー)が目印。玄関に「幹の湯」と書かれたのれんがあるのみで看板はないので注意。長岡市内に入ったはずなのにここは刈羽村。飛び地になっているのである。さて、この施設は幹の会という地元有志により非営利に自主運営している施設で、土曜・日曜の午後だけ一般開放している。入ると広間があって、まさにそこは村の集会所である。

料金:非営利なので入浴料は「志」。募金箱みたいな木箱があるので「気持ち」を入れる。

浴室:10人以上は入れる大浴室のほか家庭の風呂程度の小浴室がある。男女の区別はないので、男子入浴中とか女子入浴中とかの札を下げる。

泉質:無色透明無味無臭。源泉は2.6kmほど先から引いている単純硫黄冷鉱泉。源泉温度12度。硫黄分を若干含むほかは特徴はない。循環式なので飲めませんとの表示。

コメント:建物・浴室そしてボイラーまで村人の手作りである。広間に建設の様子の写真がいろいろと張ってある。また、大きな浮世絵というか凧絵みたいな絵が掲げられているのが異様。素朴な温泉で、都会的な温泉にあきたらふっと息抜きになります。きれいに管理されており、村人に愛されていることがよくわかります。国道からすぐなので立ち寄られるとよい。ただし土日の午後だけなので注意してください。

(No.92 1998/10/17)

附:NT21の「Dr近藤の温泉手帖」で紹介させていただきました。

*施設老朽化のため閉鎖されたとの情報をいただきました。ご確認下さい。(2007/4/28)

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