麻生田観音堂温泉 麻生の湯 (長岡市) B  (泉質A、浴室A、設備B、眺めB)

長岡市麻生田町南谷2063番地 TEL:0258-31-9300  営業時間:9:30-24:00(受付23時まで)、毎週火曜は23時閉館(受付22時まで) 定休日:不定(年間5日ほど点検のため休業)
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、45.5℃、循環・一部掛け流し
タオル:あり サウナ:あり 露天:あり 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:あり
http://www.asounoyu.com/

場所:長岡市街の東側の山の麓に麻生田観音堂温泉がある。長らく良質な源泉が道路脇に垂れ流されており、当ホームページでも紹介していたが、2007年4月19日、ようやく日帰り温泉施設がオープンした。国道8号線川崎インターから栃尾方面に進み、坂道になる手前を左折、あるいは、亀貝インターから山側に進み、浦瀬の交差点を右折してしばらく進んだ県道沿いにある。少し坂道を登った高台に建物があり、展望はよい。駐車場はかなり広い。

料金:大人910円(タオル・バスタオル・館内着付)、800円(タオル・バスタオル付)、小学生570円(タオル・バスタオル・館内着付き)、510円(タオル・バスタオル付)、幼児無料。午後5時以降は大人670円、小人360円(タオル・バスタオル付)。ポイントカードあり。貸部屋3時間3000円。下足箱に靴を入れ、鍵と引き換えに受付するとロッカーの鍵とタオル・館内着セットが渡される。(2014年4月1日、料金改定)

浴室:受付の左手、暖簾の奥に浴室がある。手前が男湯、奥が女湯である。脱衣場のロッカーはスチール製のよくあるタイプ。混み合うと狭苦しい。浴室に入ると正面に洗面台があるが、水は飲めないと表示されている。内湯は、掛け湯、ジャグジー、ジェット付きの大浴槽のほか、テレビ付きの大きめのサウナと水風呂、さらにアカスリ・コーナーがある。大きなガラス窓で開放的である。露天風呂は、屋根のある手前に大きな石造りの浴槽、奥の屋根なし部分に木枠の小さめの浴槽がある。露天部分は木の床になっているのは気持ちよい。絶景とは言えないが、西山丘陵から弥彦・角田の山並み、手前に広がる穀倉地帯を見渡すことができる。いずれの浴槽も循環されており、槽内吸引あり。源泉供給分は掛け流されているようだが、その量は少ない。洗い場は15ヶ所(仕切付き4、仕切なし11)あり、ボディソープ、リンスインシャンプー完備。他にシャワーが2ヶ所ある。脱衣場洗面台には無料のドライヤーがあり、ヘアブラシや綿棒などが置いてある。コップ式の冷水器があり。そのほか脱衣場には、清涼飲料・牛乳の自販機が2台とマッサージ椅子がある。

泉質:源泉名は麻生田観音堂温泉。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉、源泉温度45.5℃、湧出量は222L/分(廊下の掲示は150L/分)。主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成18年7月13日分析)は、Li 0.7、Na 5340、K 311.6、NH4 11.0、Mg 88.1、Ca 1746、Sr 12.6、Ba 3.3、Al 0.2、Mn 2.6、Fe(II) 2.5、Fe(III) 0.1未満、Cu 0.1未満、F 0.2、Cl 12960、Br 2.5、I 2.0、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.2、 HSO4 5.0未満、SO4 5.0未満、HCO3 55.9、CO3 0.1未満、メタ珪酸111.1、メタ硼酸37,9、メタ亜砒酸0.1未満、遊離CO2 11.8、遊離H2S 0.1未満、などガス性除く成分総計は20690mg/kgと濃厚である。
 実際の湯は、淡黄色透明、ほとんど無臭で、塩辛く苦い。苦さは県内でも屈指と思われる。季節により温度調節のため加水、入浴に適した温度を保つために加温、循環濾過装置使用、新しい温泉供給分は掛け流し、塩素系薬剤による消毒、との掲示がある。循環されて掛け流し量が乏しいのは残念ではあるが、塩素臭がしないだけありがたい。露天風呂は濁りがあり、黒い湯花も浮遊する。

 平成28年8月1日付の分析表では、源泉名は麻生田観音堂温泉、泉質は含よう素-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(高張性中性高温泉)、源泉温度44.1℃、湧出量185L/分(動力揚湯)、PH 7.2。主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.7、Na 4259、K 244.8、NH4 8.2、Mg 57.4、Ca 1868、Sr 14.6、Ba 3.2、Al 0.1未満、Mn 2.3、Fe(II) 1.9、Fe(III) 0.1未満、Cu 0.1未満、F 0.3、Cl 10320、Br 57.7、I 21.3、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.8、HSO4 5.0未満、SO4 5.0未満、HCO3 53.2、CO3 0.1未満、メタケイ酸 118.6、メタホウ酸 41.5、遊離CO2 7.1、遊離H2S 0.1未満 など、ガス性除く成分総計は17070mg/kg。
 入浴に適した温度に保つため加温、衛生管理と浴槽内の温度を維持するため循環ろ過装置を使用、常に新しい温泉を補給し浴槽からあふれ出た分は掛け流し、衛生管理のため塩素系薬剤による消毒を実施と掲示。
 実際の湯は淡黄色透明、若干の油臭があり、飲めば塩味と苦みが強く、かなりヘビーな湯。露天の小浴槽は循環されていないようで、軽度白濁し、茶褐色の湯花の浮遊・沈殿があった。存在感のある個性的な湯で、温まりも良好。

コメント:館内にはお座敷の休憩室・食事処があるが、広くなく、ほかにソファーなどはないので、混み合うと休憩場所の確保は難しい。食堂のメニューは特徴はないが、サントリーのプレミアムモルツの提供が売りらしい。眺めも良く、立派な建物であるが、休憩場所が少ないのが難点。安楽椅子や仮眠場所などはないので、一日ゆっくり過ごすには向かない。しかし、かなりヘビーな泉質なので、浴感は十分にある。温泉天国の長岡。泉質も様々で楽しみは尽きない。

ブログ

*これまで閉館時間は1時でしたが、12時に早まったそうですのでご注意下さい。(2007/12/24追記)
*夜間割引の時間が、これまでは18時からでしたが、17時からに変更になりました。(2009/9/26追記)
*これまで、お座敷の休憩室と食事処がありましたが、一体化して区別がつかない状態でした。この畳敷き休憩場所がお休み専用となったそうです。(2010/1/10追記)
*2018年10月に、駐車場わきに足湯がオープンした。(2019/2/17追記)

(No.412 2007/4/21、2007/12/24、2013/5/21、2014/1/21、2014/4/1、2018/9/2改訂)

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