東京交響楽団第118回新潟定期演奏会 (中止)
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2020年3月29日(日) 19:00 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
指揮:鈴木優人
ソプラノ:森麻季、アルト:クリント・ファン・デア・リンデ
テノール:ザッカリー・ワイルダー、バス:ドミニク・ヴェルナー
合唱:にいがた東響コーラス
児童合唱:新潟市ジュニア合唱団
 


J.S.バッハ/メンデルスゾーン:「マタイ受難曲」BWV244
(F.メンデルスゾーン=バルトルディによる1841年上演稿・字幕付)

 2019年度のシーズン最後を飾る定期演奏会は、バッハのマタイ受難曲です。曲目的には今シーズンで最も注目される公演であり、前日はサントリー定期でも演奏されています。
 バッハの最高傑作と称されるこの曲を、新潟初登場の鈴木優人が、東響と実力あるソリストたち、そして新潟の合唱団からどのような演奏を引き出してくれるのか注目されました。

 今回は公開リハーサルも行われ、私も参加して本公演に臨みました。

 と、書きたいところなのですが、新型コロナウイルス感染の拡大により中止されました。


 今日の定期は、前日の3月28日にサントリーホールで開催予定だった「東京交響楽団第678回定期演奏会」と同じプログラムです。
 サントリー定期は、最後まで開催の模索を続け、海外からのソリストの代わりに、アルト:布施奈緒子、テノール:櫻田 亮、バリトン:加耒 徹という布陣に変更し、児童合唱団の出演は取りやめて、児童合唱のパートはソプラノが歌うことにし、十分な感染予防対策を取って、3月19日付けで公演を行うことが発表されました。

 この時点で、新潟定期の中止のアナウンスはなく、新潟定期開催に期待を持たせましたが、翌日の3月20日に新潟定期演奏会の中止が発表されました。

 その後、サントリー定期の開催も断念され、8月13日に、会場をミューザ川崎シンフォニーホールに移して振り替え公演が開催されることになりました。残念ながら、新潟定期の振り替えは公演はありません。

 新潟定期演奏会は新シーズンに入り、次の演奏会は5月31日です。無事に開催できることを祈ります。
 

 
 

(客席:2階C*-**、 S席:定期会員)