アップ ビート ジャズ オーケストラ第42回コンサート
  ←前  次→
2019年3月9日(土) 14:00 新潟市音楽文化会館
 
Vo:阿部真由美
 
1st Stage
サッチ スイート サンダー
シークレット ラブ
アメリカン パトロール
ムーンライト セレナーデ
チーク トゥ チーク 
(Vo)
イン ナ センチメンタル ムード 
(Vo)
ブルー ムーン 
(Vo)
他人の関係
パラダイス ハズ ノー ボーダー

(休憩15分)

2nd Stage
小さな世界
モンスターズ インク
ビビデ バビデ ブー
アップビート デライト 
(Vo)
星に願いを 
(Vo)
メモリースズ オブ ユー
アリアンザ

(アンコール)
テイク ジ Aトレイン 
(Vo)
アメリカン パトロール

 しばらくコンサートから遠ざかっていて、東京でのコンサートを聴いてから2週間ぶり、新潟市内では随分と久しぶりのコンサートになります。爽やかな快晴の空のもと、新潟市音楽文化会館へと向かいました。

 久しぶりにりゅーとぴあに寄り、某コンサートのチケットを買い、チラシ集めをして音楽文化会館に行きますと、既に開場されており、客席は大方埋まっていました。後方に空きを見つけて席を取りました。開演の頃には満席という大盛況です。やはり、この手のコンサートは人気のようですね。客席の平均年齢はちょっと高そうな印象でした。

 開演時間となり、緞帳が上がって演奏開始です。編成はサキソフォン6、トロンボーン4、トランペット5、ギター1、ベース1、ドラムス1、ピアノ1の総勢19人です。高校生から熟年まで、年齢幅は広いようでした。

 BSNラジオの高坂さんの軽妙な司会進行により、ノリノリの演奏が進められました。ステージの両脇にはスクリーンが置かれ、演奏風景が映されたりしていました。

 前半3曲、後半2曲は阿部さんのヴォーカルが加わりました。阿部さんは石川県加賀市の出身だそうですが、新潟との縁が深いそうです。新潟大学歯学部の大学院で博士号を取ったという理系のジャズシンガーで、カリフォルニアで長く生活され、そこでライブ活動を始めたとのことです。凄い経歴ですね。

 後半のディズニー関連の3曲を演奏した後、昨年急逝された前バンドマスターの中村明人さんを偲ぶコーナーが設けられ、42年前に十日町でバンドを創設してからの歩みが映像で紹介されました。こんなに長い歴史を誇るジャズバンドとは知りませんでした。

 さすがに42年の歴史を誇るバンドだけあって、演奏はすばらしく、各プレイヤーのソロもお見事でした。ウキウキしながら楽しく聴かせていただきました。皆さんが演奏を楽しんでおられるのが良く伝わり、親子で団員という方もあって、ほほえましく思いました。日頃クラシック中心に聴いていますが、たまにはこういうコンサートも良いですね。

 

(客席:18-9、¥1300)