新潟交響楽団第11回室内楽演奏会
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2015年2月1日(日) 14:00  だいしホール
 
演奏:新潟交響楽団団員
 
1.オーボエ三重奏団 (Obx2、E.hr)
  ベートーヴェン:2本のオーボエとイングリッシュホルンのための三重奏曲
            ハ長調 Op.87 より 第1楽章

2.ペコペコ (Fl、Vn、Va、Vc))
  ギロヴェッツ:ナハトムジーク第3番 op.26 より 第1,4,5楽章

3.かたつむりが唄えば (ホルン五重奏)
  ロッシーニ:狩りに出掛けよう
  ロジャース(岩井直溥・編):サウンド・オブ・ミュージック・メドレー

4.エビッツァ (Cl、Vc、Pf)
  ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 より 第1・2楽章

(休憩10分)

5.セロストリングス (Vcx10)
  ロイド=ウェッバー:オペラ座の怪人 より
    Music of the Night〜The Point of No Return〜The Phantom of the Opera

6.潟響木管五重奏団 (Fl、Ob、Cl、Fg、Hr)
  ダンツィ:木管五重奏曲 変ロ長調 op.56-1

7.Black Stone Tb Ensemble (T.Tbx3、.Tbx1
  チャップマン:4本のトロンボーンのための組曲 より ファンファーレ
  フェルヘルスト:A Song for Japan
  新井満:千の風になって
  中村泰士:心のこり

8.新潟リング・アンサンブル
          (Vn1x2、Vn2x2、Vax2、Vcx2、Cb、Fl、Ob、Cl、Fg、Hrx2、Pc、Pf)
  ガーランド:イン・ザ・ムード
  久石 譲:となりのトトロ より
  久石 譲:もののけ姫のテーマ
 
 

 早いもので今日から2月。寒い日が続いています。三吉でラーメンを食べ、寒風吹き荒れる中、だいしホールへと向かいました。

 今日は新潟交響楽団のメンバーによるアンサンブルの演奏会です。毎年この時期に開催されており、昨年も聴かせていただきましたが、オケのメンバーを知ることができる貴重な機会で、毎回楽しみにしています。

 開場とともに入場。客の入りはほどほどというところでしょうか。隣の人を気にすることなく、ゆったり気分で音楽を楽しむことができました。

 新潟交響楽団の団長の挨拶の後、開演となりました。ステージセットの間に曲目紹介がなされて演奏が進められました。

 最初はオーボエ三重奏でしたが、木管の柔らかな響きにうっとりしながら聴いていました。2番目はフルート四重奏。弦楽器は抑え気味で、フルートを盛り立てていました。3番目はホルン五重奏。ファンファーレで始まり、サウンド・オブ・ミュージックを楽しく演奏してくれました。4番目はクラリネット三重奏。朗々と唄うチェロに支えられてクラリネットの響きが美しく、音量を抑え目なピアノと寄り添ったり、せめぎ合ったり、聴き応えある良い演奏でした。

 休憩を挟んで5番目はチェロ10人によるアンサンブル。団員の編曲だそうですが、若干のアンサンブルの乱れはありましたが、曲の雰囲気を良く出していたと思います。6番目は木管五重奏。これは美しい演奏で、うっとりと聴き入りました。7番目はトロンボーンの四重奏。どの曲も面白かったですが、心のこりが良かったです。
 最後は新潟リングアンサンブル。イン・ザ・ムードではヴィオラの人がサックスも吹いて大活躍。楽しくスウィングしてました。トトロに心は和み、気持ち穏やかに終演を迎えました。

 いずれも楽しい演奏で、無料で聴かせていただいてありがたかったです。新潟リングアンサンブルの皆さんは2月22日にコンサートがあります。これも楽しいものになることでしょう。

 外に出ましたら雪が降り積もって一面の銀世界。道路も真っ白で、横断歩道も見えません。駐車場の車も雪に埋まり、払いのけて帰路に着きました。
 しかし、雪は局所的だったようで、白山・関屋と進むうちに雪は消え、西区に入りましたら道路は乾いていました。2〜3kmでこうも違うなんて面白いですね。


   
(客席:E-6、無料)