山本真希オルガンリサイタルシリーズ No.17 南ドイツのオルガン音楽
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2014年2月9日(日) 17:00  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
オルガン:山本真希
 


フローベルガー:トッカータ ト長調 FbWV103
          ド・レ・ミ・ファ・ソル・ラに基づくファンタジア FbWV201

フレスコバルディ:「音楽の花束」聖母のミサより
           トッカータ、カンツォーナ、リチェルカーレ、トッカータ 第5番

ケルル:パッサカリア ニ短調

ムッファト:「音楽とオルガンの資料」より トッカータ 第7番

(休憩20分)

パッヘルベル:シャコンヌ ヘ短調

J.S.バッハ:パストラーレ ヘ長調 BWV590
       カンツォーナ ニ短調 BWV588
       トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540

(アンコール)
フレスコバルディ:「音楽の花束」より トッカータ エルヴァツィオーネ
 
 

 昨日から雪模様になり、新潟市内も雪景色となりました。大雪にならずありがたかったですが、関東方面は大雪で大騒ぎだったようです。
 今日は、昼過ぎから一時は青空が見えてきて、天候が回復したかと思ったのですが、夕方からは冷たい雨が降り出して、再び崩れてしまいました。

 今日は恒例の山本さんのリサイタルです。回を重ねて今回が17回目。毎回テーマを決めて、多彩な演目を聴かせてくれるのはすばらしいことと思います。
 山本さんの演奏の良さ、人柄の良さから、新潟にはたくさんのファンがいて、りゅーとぴあの顔になっているのではないでしょうか。私もファンの端くれとして、万難を排して馳せ参じました。

 会場の入りは、いつも位でしょうか。今日は私が好きな3階Jブロックが開放されておらず、Iブロック後方に席を取りました。

 都合があって、前半のみ聴きました。前半は知らない作曲家ばかり。山本さんは客席に振り返ることもなく、曲間の拍手なしで、淡々と続けて演奏を続けました。

 南ドイツ風というのはどういうものかは分かりませんが、南欧的な明るさのある、穏やかな曲が続き、ゆったりとした癒しのひとときを過ごすことができました。

 後半はパッヘルベルとバッハが演奏されましたが、残念ながら全部聴かずに退席させていただきました。

 客の入りは良いとはいえませんが、皆さん真剣に聴いていて、曲間の雑音もありません。山本さんの渾身の演奏に聴き入っていました。

 次のリサイタルの案内がなかったのがちょっと気になりますが、今後のますますの活躍を期待したいと思います。
 

(客席:3階 I 7−3、会員割引:\1800)