ラ・フォル・ジュルネ新潟2012
324 サンヤ・ビジャーク、リディア・ビジャーク
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2012年4月29日(日) 17:45  新潟市民芸術文化会館 劇場
 
ピアノ:サンヤ・ビジャーク
ピアノ:リディア・ビジャーク
 


ストラヴィンスキー:3つの小品

ストラヴィンスキー:5つの小品

ストラヴィンスキー:春の祭典 (4手ピアノ版)

(アンコール)
 ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ より

 
 
 
 美人ピアノデュオという情報を得て、「美人」とか「美女」とかという言葉にすぐに反応してしまう私は、これは絶対聴こうと楽しみにしていました。後からこの時間帯に、交流ステージでは高橋先生の出演があることを知り、お詫びを申し上げることになりました。

 黒とピンクのドレスの姉妹が登場。どっちがどっちか分かりませんが、要するに両方とも飛び切りの美人です。叱られそうですが、同じ演奏だったとしても、美人が弾くとよりきれいに聴こえるというのが私の自論。プロの音楽家なら、衣裳や立ち居振る舞いも含めてビジュアル面も重要です。

 プログラムの変更があり、ストラヴィンスキーの「5本の指で」が「3つの小品」と「5つの小品」に変更されました。これを連続して演奏し、そして「春の祭典」へ。

 管弦楽曲では私の大好きな曲のひとつです。どうせならオーケストラで聴きたいところですが、ピアノでも十分です。姉妹4本の腕、20本の指から紡ぎ出される音の洪水に酔いしれました。力強く、ダイナミックなサウンドは、目を閉じればうら若き女性の演奏とは信じられないくらいです。

 アンコールはなんとペトルーシュカ。サービス満点ですね。

 終演後サイン会がありましたが、CDを買って、しっかりとサインをいただきました。ステージドレスからミニスカ姿に衣裳換えして登場。網目のストッキングに目を奪われ、冷静さを取り繕いながらも、心ときめく私でした。
 
 
(客席:1階13-19、¥1500)