石丸由佳 オルガンリサイタル in りゅーとぴあ No.2
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2012年10月21日(日) 17:00  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
パイプオルガン:石丸由佳
 


J.S.バッハ:幻想曲とフーガ ト短調 BWV542

J.S.バッハ:おお愛する魂よ、汝を飾れ BWV654

モーツァルト:自動オルガンのための幻想曲 ヘ短調 K608

ヤナーチェコヴァ:アルブレヒト・デューラーの木版画より「黙示録の四騎士」

メンデルスゾーン:ソナタ 第4番 変ロ長調 作品65

(休憩20分)

グリニ:讃歌「来たれ、創造主」

柿沼 唯:Lotus -蓮花-

サン=サーンス:前奏曲とフーガ 第2番 ロ長調 作品99

ギルマン:ソナタ 第1番 ニ短調 作品42 から 第1楽章


 
 

 新潟市出身の新進気鋭のオルガン奏者、石丸由佳さんのリサイタルです。2010年の第22回シャルトル国際オルガンコンクールで優勝し、ヨーロッパでのコンサート・ツアー開始前の2011年2月に、グランプリ受賞記念リサイタルが開催され、若さあふれ、きらめきのある演奏を聴かせてくれたことは記憶に新しいところです。あれから1年8ヶ月、ヨーロッパで研鑽を積み、成長した姿を拝見すべく、聴きに行くことにしました。

 石丸さんは県立新潟高校出身であり、昨日りゅーとぴあで開催された新潟高校創立120周年記念式典で、1時間に渡り記念演奏をされました。私も同窓生の端くれですので、是非聴きたいところでしたが、関係者のみの式典ということで、聴くことはできませんでした。きっと素晴らしい演奏を披露してくれたに違いありません。今日はどんな演奏を聴かせてくれるのか、大変楽しみでした。

 今日は激しい雨が降ったり晴れたりと、天候不順の日曜日となりました。寒暖の差が大きく、体調もイマイチです。昼までゆっくりと休み、コンサートに赴きました。

 客の入りは、いつものオルガンコンサート位でしょうか。ステージにスクリーンが置かれ、演奏風景が映し出されるようになっていました。今日はテレビ収録があり、「新潟一番」で新年に放送されるとのことでした。

 石丸さんが入場し、開演。助手は山本さんです。前半は、ドイツまたはドイツゆかりの作曲家、後半はフランスまたはフランスで演奏した作品が演奏されました。

 明るく、輝きのある演奏は、若さがあふれ、勢いを感じさせました。曲目も多彩で、ヴォリュームも満点。聴きごたえあるプログラムだったと思います。
 難解な現代曲の前に、石丸さんの解説があったのも良かったです。演奏風景がスクリーンに映し出されましたが、四肢を縦横に動かす様は曲芸的ですらありました。

 残念ながら所用があり、途中で退席せざるを得ませんでしたが、十分に楽しめました。ヨーロッパでの研鑽の成果を知らしめてくれたように思います。プログラムの解説も良かったです。今後の益々の活躍を祈りたいと思います。
 

(客席:3階 I 3−9、¥1350:会員割引)