第六十七番札所
小松尾山大興寺
(こまつおざん だいこうじ)
第六十七番札所は高架橋のすぐ下にある。この高速道路が西瀬戸自動車道であり、通称をしまなみ海道という。右が因島方面、左が尾道方面になる。
この札所は建物の側面が入り口になっている。右側を入り口としなければならないところであるが、北向きになるのを避けるためであろう。谷間の狭隘な土地に建てられていることが、これからもわかる。
「心やさしきみなさんへ」と題するコピーおよび「座禅心身健康法」という手作りの小冊子が、賽銭箱を台にして置かれていた。堂内には座布団が10枚以上つみ重ねられていて、定期的な集まりがあることがうかがえる。御本尊のうしろの壁がタイル張りになっており、モダンな感じを与える。
恵美須神社
お堂の左隣に神社がある。石段、神木、鳥居、本殿と小社ながらそろっていて、霊気を感じさせるお社である。土地は狭くとも、工夫次第で霊地の趣が出せる好い例であろう。「恵比須」の間違いではないかと思われるが、資料に従ってそのままにした。