葉タバコの乾燥場がある民家


地蔵堂のすぐ前の民家である。葉タバコの乾燥場が残っており、珍しい。以前は各地区に乾燥場があり、見慣れた風景であったが、葉タバコの栽培が行われなくなって廃れた。地区ごとの共同作業場として存在していたと思うのだが、個人で所有しているのをみるのは初めて。


屋根の突端を切り抜いて持ち上げたような独特の形状ですぐに乾燥場であることがわかる。非常に懐かしい思いで見た。向島で葉タバコの栽培が盛んに行われていたころの「遺跡」であると言える。栽培はかなり骨の折れる農作業で、割に合わずやめたようだ。


この屋根の痛み方から見て、かなり以前に葉タバコの栽培が廃れたことがわかる。もちろん禁煙運動が始まるよりもかなり前のことである。