則信大権現
第六十五番札所から第六十六番札所に向かうすぐ左側の畑地にある。見逃しやすいので注意を要する。則信家の先祖を祀る小社である。則信家が古くから伝わる家柄であることは知っていたが、これで再確認することとなった。コンクリート製のしっかりとしたお社である。
なかをみると一石五輪塔が安置されている。これがご神体ということだろうか。神社ではご神体を表に出すことはないので、これも不思議なことである。合祀されているものが他にあるのかもしれない。
向東の歌でも石のご神体が剥きだしになっている神社があった。こうしたことが一般的にあることなのかもしれない。
畑地のなかに墓石と思われる小石もあるが、扱いはぞんざいのようだ。ただ、ぞんざいに扱われつつも撤去されずに残されていることに、ある種の信仰心あるいは畏怖心のようなものを感じ、おもしろい。