特別企画


等々力競技場 桐蔭学園vs大阪朝鮮・草津東vs郡山


 2000年12月30日、第79回全国高校サッカー選手権大会が開幕しました。出場する選手にとっては3年間、暑い日も寒い日も毎日毎日練習に励んでやっと迎えた晴舞台です。選手達がその想いをこめて一生懸命戦う姿には毎年のことながら感動させられます。是非、選手の皆さん、悔いのない戦いをしてください。
 一方で、その晴舞台を影で支える選手達がいます。それは大会の会場の準備、チケット販売、駐車場の誘導、ゴミ拾いなど地味な仕事をやっている選手達です。是非、多くの方にそんな選手達がいることを知ってもらおうと、こんなページをつくってみました。舞台裏を知った上で観戦すると一層、感動が大きなものになるのではないでしょうか。
2000年12月31日
会場係の生徒達は朝9:00集合。
ゴミ箱の設置、ポスターの掲示などの準備をします。

11:00
キックオフ1時間になるといよいよ正門前が盛り上がってきます。
大阪朝鮮高応援団は太鼓で応援練習。
11:05 等々力競技場内はまだ静か。
  11:30 チケット窓口には新城高校、多摩高校の選手が担当
長蛇の列に、ちょっと慌てている様子。
11:35 チケットの「もぎり」は川崎北高校の選手が担当。
かなり酔っぱらった応援団がいたり、
ペットを連れた客が入ろうとしたり、対応に苦労する場面も。
    12:00 救護の担架係には向の岡工業高校の選手達。
緊張してキックオフを待ちます。
12:20 キックオフには1万人のお客さん。
2階バックスタンドは使用しませんでしたので、
スタンドは立ち見が出るほどでした。
12:30 この直後に桐蔭学園の2点目が。
観客は大阪朝鮮の応援団の方が多いような印象でした。
13:00 ハーフタイムは半券をチェック。この係も
試合を見ることができないのでつらい。
    13:05 女子マネジャーは受付でIDカードのチェック
13:10 給湯室では役員にお茶を用意
16:30 第2試合終了後、一斉にゴミを回収。
分別してくれないと苦労します。
16:40 橘高校と向の岡工業高校の選手達が
ゴールを撤収。下に敷くマットも重いのです。
16:50 すっかり暗くなってしまいましたが、ゴミはまだたくさん。
先生方も一緒に働きます。
17:00 リヤカーにゴミを積んで、やっと終了。
お疲れさまでした。

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