SHARP CT-5001 ラテカセ
20070513
20071210
以前からマイクロカセットのラジカセが欲しかった。なぜか。それでヤフオクを探したらシャープ製のラテカセが見つかった。これはラジオ、カセットにテレビが付いたもの。しかもカラーテレビですよ。さっそくヨメに落札してもらい楽しんでみたのだが、なにぶん古いため色々とガタがきている。なおかつWeb上には情報がなかったのでここにまとめてみようと思い立った。
概要
SHARP TV-FM/AM radio stereo microcasette recorder CT-5001
ラジオ・カセット・カラーテレビジョン受信機 CT-5001
定格電圧 DC 12V-15.5V
定格消費電力 19.5W(DC12V)
愛称はTELEPORTIONのようだ。
(写真をクリックすると拡大表示します)
全体はこんな感じ。操作は前面と上面に集中している。電源はACアダプタと電池式で、電池は単一×12本。
上面。右下はマイクロカセットレコーダで、取り出すことができる。
ステレオ録音可能、メタルテープ対応。しかし電池ぶたが紛失しているので単体では使えない。なんとか修理できないものか。
電池式でテレビ、ラジオが受信できるということは災害時に役に立つに違いない。そう強く主張して買ってもらったのです。
いったいテレビのチャンネル設定はどうすればよいのかとあちこちいじっていたら、向かって右側面にフタがありその中にありました。
問題個所
- ACアダプタがない。
- マイクロカセットレコーダの電池ぶたが紛失。
- AM/FMラジオで右スピーカが鳴らない。モノラルにすると鳴る。
修理開始
ACアダプタ
まずはACアダプタ。秋月電子の12V2Aアダプタを購入してつなごうとしたが、DCプラグが合わない。そこでDCプラグ部分のみ交換することに。マルツ電波の通販で各種DCプラグを購入して試してみる。結果、【P-200J】3.1mmビクタータイプDCプラグ、【MP-065L】DCプラグが挿入できた。そこで12V2Aのアダプタの先端をカットし、MP-065Lをハンダ付け。電圧が12V出ていることを確認し、これで試してみると…鳴らない。電力は計算上足りてるはずなのに。
昔のACアダプタは12V用といってもきっちり12V出ているわけではなく、若干電圧が高めだった。秋月のスイッチングACアダプタはきっちりと電圧が出ているのでひょっとしたら足りないのかもしれない。今度15VのACアダプタに換えてみよう。
で、15V1.6AのACアダプタに【P-200J】3.1mmビクタータイプDCプラグを繋いでみた。結果は変わらず。しかしDCプラグをこじってみると音が出る時がある。乾電池を抜いて、DCプラグを挿し込みぐりぐり動かしてみると音が出るポイントがあった。これはDCプラグの型があっていないということだ。
結局、左の写真の型のACプラグが使用できた。
マイクロカセットの分解
とりあえず写真のみ。拡大して見てください。
修理はどうなったのか
実は本体完動品を入手することができたので、修理はやめて処分したのだ。わはははは。
CT-5001取扱説明書[PDF](28.3MB)