あの一体型のコンパクトなマックが欲しいと思い中古で購入。『バスアンドタグ』で二万円だった。振り込みの銀行が近所になくて一駅離れた所まで行き、振り込んだ直後にモバイルギアでモデム接続し「振り込みましたよ」メールを送ったのが懐かしい。いまや68Kマックは見つからん。
さっそくメモリは4MB30pinSIMMを2枚入れて計10MBに。当時困ったのがNetBSDが未対応だったこと。また、コプロセッサを必要としたこと。それでしばらくは漢字Talk7のまま放置していた。
コプロセッサについてはチップを持っていたので簡単に作れそうな感じはしていた。Aplleのサイトから入手したClassicIIの仕様書にはコプロセッサカードのコネクタの説明までかいてあった。そのまま接続するだけじゃないの。と。で秋葉原をうろついていたら『たんせい』でそのものずばりのClassicII用コプロカードが売ってあった。二千円。これは楽をしたほうがよいなあ。よく見ると本当に接続しているだけ+パスコン少々。
ClassicIIの分解は結構手間がかかる。マックオープナーも入手不可だったのでお好み焼きのへらを使用。3.5inchのSCSI-HDDを外し、コプロカードを図の位置に差し込む。
さてこれでよしと元に戻したらコプロカードとHDDの位置が干渉し、テープで固定することに。そのせいか、電源を入れるとHDDが動くたびに画面の右上がびびるようになってしまった。電源の容量不足のせいだろうか。
そこで2.5inchHDDの出番ですよ。1GBのIDE-HDDを用意。これを3.5inchコネクタに変換し、さらにIDE-HDD変換アダプタを介して接続。
こんなふうに設置。画面のびびりはなくなり、NetBSD1.6をインストールすることができた。ということで部屋のしかるべき所におさまり、ずっと他のマシンを見守っているのです。
Link:
NetBSD/mac68k