2006年10月17日(火)
自宅にある本や玩具や電気製品のコレクション。
突然、父直属の戦闘部隊が現れ、二時間以内にコレクションをすべて処分するという。
そんな、と目出し帽の男に訴えると、30分の猶予を与えるのでそれまでに必要なものだけお持ちください、と言う。
リュックを担いで物色する。
腕時計や金属製品のコレクション。
特にこれといったものはない。
おもちゃ。
なんで集めたのかわからないような人形など。
本。
これが多い。
古本屋のようだ。
何冊か抜いてリュックに入れる。
マネージャらしき人物がきていかがですかと尋ねる。
私は頭に来てコレクションの見物客に向かい「これから、好きなものなんでも持っていっていいですよ」と叫ぶ。
マネージャは慌てる。
だが見物客は喜んで物を取り始める。
その間にも私は自分のコレクションから必要なものをピックアップしていく。
人に取られたものはどうでもいい。
おもちゃのコーナーでは子供たちが遊んでいる。
おもちゃはぼろぼろだがこれでいい。
本を見ていると刑事がやってきた。
私が取り出した書類の中には上の部分が千切られたUNIXの洋書。
なんとなくなつかしい感じがする。
混乱の中コレクションは崩壊した。