こんな夢を見た

2006年10月14日(土)

各地のゲームセンターを二人の少年とともにまわっている。 最近流行している二人対二人でやる戦略ゲームのコンテストに参加するためだ。 一人は大局的な思考で戦略をすすめ、もう一人は局地戦が得意だ。 このペアで優勝をめざしている。 今日もゲームセンターで見知らぬ相手と対戦し勝った。 カードが発行されるが証拠を残さないよういつも破棄している。 こうしてまた車に乗り次のゲームセンターに行く。 そのゲーム機の中では詳細なシミュレーションが行われていた。 ゲーム内の国家から国民一人ひとりにいたるまでシミュレートされ、それを読むことができる。 私はそのゲーム世界の中で本を広げている。 ある兄妹の話だ。 兄は出征することになり、妹は兄をもう一度見ようと家を出る。 だが妹は胃に腫瘍があり余命一年。 兄は妹に会うことなくグランド・クロス兵器に搭乗した。 グランド・クロス兵器とは十字架の形をした巨大な飛行物体で、こちらの人口を半分にする代わりに敵国を全滅させるというものだ。 強力な放射線を発生しコンピュータ類はいっさい使えない。 そのため人間が乗って操作するのだが、乗組員は助からない。 緩慢な死を迎えることになる。 ゲームをプレイしている光景に戻る。 グランド・クロス兵器が炸裂した。 こちらの勝利だ。 しかしその勝利には多大な犠牲が払われている。 ゲーム機はそれをもらさずシミュレートしているのだ。


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