2006年5月26日(金)
一階の座敷に集められて、死に際しての心構えを教えられる。 母が試験を受けた時の回答用紙を持ってきた。 自分のを受け取る。 ガイダンスが終わり、二階へ行く。 畳の上に薄い布団が二組。 誰かが先に「おやすみ」といって布団に入る。 他のものが目を離したら、彼は消えていた。 布団もぺしゃんこだ。 この部屋では眠ったら死ぬ、あるいは別の世界へ行ってしまうのだろう。 残りは私、Uさん、E太郎の三人。 一人では消えてしまいたくない。