こんな夢を見たんだよと妻に話している夢をみた。
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自宅が火事と知らされる。私と妻は二人とも出張でいなかった。帰ってみるとアパートの自分の部屋とその隣がなくなっていた。ここの場所は土地計画で別の施設が造られるらしい。あれだけあった物はみんな燃えてしまった。隣の部屋の住人と話す。お互い住む場所もない。とりあえず私は会社の事務所で寝泊まりすることにしよう。
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花魁のいる部屋は神社のいちばん上。そこに私はいたのだが、足を踏み外して山の斜面を滑り落ちる。長い石段の始まる場所で止まった。忍者がいる。「その履き物じゃあ登れないだろう」とび職の使う足袋だったのだが脱いで裸足になる。隣には錦の着物を着た悪代官ふうの男。その男と同時に階段を登る。階段の左右には忍者に限らずさまざまな職業の人々が。足を引っ張られたり邪魔をされるが、とにかく上を目指す。
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