うなされながら寝ている。 家の入り口が見える。 ドアチェーンは本を縛るようなひもに変わっていて、ほつれている。 誰かがドアをたたき、鍵をこじ開けたのだろうか、 開けようとする。 ひもは今にも切れそうだ。 ドアの向こうで叫んでいるのは…
※叫んでいるのはもうひとりの自分だ、と思った所で目が覚めた。