こんな夢を見た

1997年11月2日(日)

 アメリカ。メキシコとの国境。T野氏と組んで悪党どもから100万ドルを盗みだす。トランクを二つ抱え、メキシコ行きの貨車の最後尾に飛び乗る。貨車は無蓋車。車で追ってきた二人組に見つかり、追い付かれた。悪党が貨車に乗り込んできた。100万ドルはどこだ、と銃を突き付けられる。目の前のトランクを開けられそうになる。黙って私は隣のトランクを指さす。悪党がそのトランクを開けると、金の延べ棒が一つ入っていた。T野氏がこちらに目配せをする。悪党はにやりと笑うとその延べ棒をほおり投げる。子分が慌てて飛び降りる。さて、どうするかねと悪党が銃を向ける。T野氏は反対側へ飛び降りた。悪党は延べ棒をほうり投げた方へ飛び降りた。私はT野氏に向かってトランクを投げ、飛び降りた。すぐ後ろから汽車が迫っている。無事、土手に降りるとさっそくトランクを回収した。金の延べ棒は偽物で、100万ドルはこのトランクに札で詰まっているのだ。さて、メキシコまで歩くか、とT野氏が笑った。

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 会社の廊下でロボット兵器のトレーニング。4階からスタートして一気に1階まで降りる。迷路のような廊下をくぐりぬけ、タイムを計測する。ゴールは1階ごみ焼却場のリフト。ここから4階まで戻る。ロボット兵器から降り、移動モードにすると、ロボット兵器は折り畳まれ、大きな三輪車になる。これがリフトの幅ぎりぎりで、いつも落ちそうになる。リフトを1階まで呼んで、載せようとしていると、誰かが4階でボタンを押したらしく、リフトが動きだす。慌てて載せる。4階は文化祭かなにかの準備で部品やら段ボールやらが散乱している。その上を三輪車になったロボット兵器に乗って本部へ戻る。リフトをボタンを押していたのは会社の同僚のN中さんだった。
 皆廊下で座り込んでなにやら作っている。液晶ユニット、すりガラスと組み合わせたピンホールカメラ、その間を抜け、本部へ戻る。コーチのM守に聞く。今日は1回だけの練習でいいそうだ。廊下に置いてあった自分のPHSを取り、部屋に入る。F田からジュースをもらう。プルタブと飲み口が60度ほどずれている。M守が戻ってきた。今回の文化祭のためにサーチエンジンで"HACKER"を検索したらろくなものが出なかったそうだ。しばらく休憩する。


 現実世界へ