敵の前線基地を攻撃するゲリラ部隊の一員となる。谷をはさみ、敵前線基地のパラボラアンテナのシルエットが見える。先にモビルスーツ部隊が出発し、陽動作戦を行う。その間にわれわれゲリラ部隊は基地に侵入する。敵基地が見える丘まで移動。敵モビルスーツが巡回している。向こうからロープが垂らされる。敵基地から脱走し、そのまま野外生活者となった捕虜たちだ。侵入の手引きをしてくれる。だがゲリラ部隊作戦行動中に発見されてしまう。敵モビルスーツの攻撃。谷にいるモビルスーツの頭上に大きめの石を落とすが全然効かない。私は敵に顔を知られているので集中攻撃を受ける。壁際で動けない。ゲリラ部隊の最年少、超能力を持った少年が私を過去へ転送する。転送先は通勤バスの中。しかしバスの中は私以外誰もいない。状況を知った私はうろたえる。運転手もいないのだ。運転席へたどり着き、運転したことのないバスのハンドルを握る。バスは渋滞しつつあるバイパス方面へ。ダンプカーが並んでいる所へ信号を無視して割り込む。バスは空のくせにスピードが出ない。後ろのダンプカーに煽られる。バスはいつのまにか女性が運転している。女性はバイパスの途中でバスを降り、山道を徒歩で登る。そしてバスを待っている。そのバスは誰が運転しているのか。私だ。超能力少年が私を過去に転送し、救ってくれたのは感謝する。だがここは温泉街。敵前線基地が出来るはるか以前の場所だ。
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