こんな夢を見た

1997年 4月17日(木)

 朝。出勤。田舎の駅に自動改札がある。嫌いな同僚が話しかけてくる。無視して改札を抜ける。ちょうど電車が来た。いや、来たのは電車ではなく一両の貨車だった。すでに何人か乗っているが、ホームに待っている人は乗りたがらないようだ。私は貨車とホームの広い隙間を跳んで乗り込んだ。ドアは閉まらない。進行方向と左右が開きっぱなしだ。貨車は走る。みんな投げ出されないよう床に伏せている。私もカバンを押さえたまま伏せる。後ろの方は壁になっていて先客が寄りかかっている。しかし、だ。この貨車は何で動いているんだろう。


 現実世界へ