[42]このえ はずえ さん(t03415kk@sfc.keio.ac.jp) 2004/06/09 Wed 23:30:46
はじめまして。村上春樹さんの文章の所々に見られるものは誰もがもつ漠然
とした思いであって、それをとてもうまく言葉にしているのでうんうんとう
なづいてしまいますよね。
「海辺のカフカ」について、金村照さんは15歳の心情じゃないといっていま
すが、それは一般的な15歳ではないだけだと思いました。
あのような15歳だった少年を私はかつて知っていました。
私の知っているその彼は、あのような特異な心持で、世界をいつも睨んでい
る少年でした。
「常識」の枠から物事を(この場合は小説を)みたのではつまらないのでは
ないでしょうか。特に村上春樹さんの視点で描かれた物語の上では。
この小説の主人公を、あの特異な15歳の少年にしたのには、とても深い意味
があると思うのです。現実的な人間の生と死を描きながらもそのストーリー
性は奇妙にゆがんで魅力的なこの小説に「15歳の少年」がどう位置づけられ
ているのか、探ってみるのは大変面白いと思います。

ただの通りすがりのものながらに申し上げました。


[41] 桃山金太郎 さん(kin.taro@f2.dion.ne.jp) 2004/04/14 Wed 01:29:36
はじめまして。高校2年の頃から今まで春樹ファンを続けてきましたが、どの作品を
何度読み返しても、飽きがきません。
私はカフカは割と好きみたいです。入り口を入った世界はなんだか「世界の終わ
り」を連想させてくれます。ナカタさんもそこでのんびりと暮らしていてくれたら
いいのに。


[40] 金村照 さん(tolisashi11@yahoo.co.jp) 2004/04/12 Mon 23:24:21
ハジメマシテ、ざっと皆様の書き込み目を通させていただきましたが好評が
多いようですね。正直私にはしっくり来なかったのですが・・どうしてもカ
フカ君になじめなかったのです。こんなの十五歳の思考回路じゃないという
感覚がぬぐえないのです。十五歳、思春期のころっていうのは自分が何者か
つかめないからこそ思春期なのだと思え、自分の形とありようをここまで認
識、コントロールしてしまえる彼はもはや十五歳ではなく子供の皮をかぶっ
た別物という感じがしました。だから、それこそ読み始めのうちカフカ君は
何かのメタファーなのかとさえ思っていました。かなり偏った意見かもしけ
ませんが。
 やはり私はねじまき鳥や羊を追う冒険、風の歌をきけのころのほうがすっ
きりと引き込まれました。近年の村上春樹氏の著作は何かこじつけという
か、キマイラ的な印象を受けるのです。不揃いなものを縫い合わせて一つに
したというか、そういった意味で一部の登場人物、カーネルサンダースやセ
ックスマシーンなどの登場に違和感を覚えました。なんじゃこりゃ?みたい
な。ナカタさんと猫たちのやりとりとかはすごく好きだったのですが・・氏
の作品は現実と非現実の境を巧妙に違和感を持たせず展開させるところに面
白さがあると私は思っているのですが、いかんせん海辺のカフカは不自然さ
がにょきにょきとかま首をもたげていた気がします。私の書き込みで気を悪
くなさる方がいられましたらどうかご容赦ください。どうにもなじめない、
十五歳のころの私はカフカ君とは友達になれそうにないっていうのが私の感
想でした。

[39] 南葉優子 さん(y3343yuko@enjoy.ne.jp) 2004/02/29 Sun 20:46:25
仕事場がてら本屋に入る機会があり、カフカ発見。始めて閉店中の店内で仲
間からの忠告も聞き入れず、数ページ読んでしまってさらに後悔。仕事中に
しかも閉店した本屋から本を持って出ることが叶うわけなく、翌朝すぐさま
購入し、徹夜明けの体を引きずって読破しました。私的には、ノルウェイの
森の時そうだったんですが、数回呼んだ後、しっくりくるのかもと思いまし
た。行き場のない感想ですが、読んで面白かったですし、分からないと思っ
たわけじゃないんだけど、しっくりこなかったんですよ。今はまだ。

[38] なみんころり さん(nami_kokopeli@hotmail.com) 2004/02/16 Mon 22:24:08
 最近、やっと海辺のカフカを読みました。村上春樹ファンとしては少し遅いよう
ですが…。読み進んでいくに連れて傍線を引きたい個所がたくさんありました。友
達に借りた本だったので、付箋を貼らせてもらってしるしを付けていきました。
一番印象に残ったのはカーネル・ザンダーズの「物事はすべて移動の途中にある」
という言葉です。それって、人は生きているうちはいつも何かを学んでいるってい
う印象を受けませんか?「すべて移動の途中にある」からこそ、出会いがあり別れ
があるのではないかな、と思います。もうすぐ春になりますね。私はこの3月、大
学を卒業します。その後は…まだ決まっていません。カフカ少年のように図書館に
逃げていけるような年齢でもないので、自分の力で何かを見つけなければなりませ
ん。「物事はすべて移動の途中にある」私もどこかへ移動の途中なんでしょうね。
いったいどこに行こうとしているのかしら。

[37] ハル さん(haru0248@hotmail.com ) 2004/01/19 Mon 14:44:24
海辺のカフカは私にとって特別な小説です。でも好きな小説を問われたら
ノルウェイ、ダンス、ねじまき鳥と答えると思います。
私は三月にノルウェイの森を何気に読み返して、ダンスも読み返して
羊をめぐる冒険、風の歌、ピンボールとどんどん読んでいった。
当時毎日のように会っていた彼氏とひんぱんに会わなくなった時間に私は本
を読むようになった。お盆前に彼氏と別れてポッカリあいたお盆休みの五連
休を「ねじまき鳥」にうめてもらった。とりつかりたように本を読んでいた
気がする。母も心配していた。でも本を読むのは止められなかった。そして
続けて納屋を焼くを読んだ。ネットの友達にねじまき鳥を読んだと報告した
ら海辺のカフカのホームページのことをおしえてくれた。すごくわくわくし
た。どんなメールも必ず春樹さんが目をとおす。と言うのがいいなと思っ
た。海辺のカフカはスプートニクとかかわってくると話を聞いてさっそくス
プートニクも読んだ。海辺のカフカの上巻は思うようにスラスラ読めなかっ
た。下巻はスラスラ読めた。春樹さんが一回だけでなく何度か繰り返し読ん
で欲しいと言っていたので、三回続けて読んだ。一回目はナカタさんが良く
て二回目はホシノ君が印象に残った。カフカ君はそんなにタフだろうか。カ
ーネルサンダースの存在は無理やりっぽくないだろうか。などと思ったりし
た。図書館に来て「伺いたいことがあるんですが」と言ってきた二人組みの
女性のことは、ここいう人っているよね。と思いました。男でもない女でも
ない大島さんのことは、深く考えると頭がむにゃむにゃになるので止めてお
いた。大島さんとカフカ君の別れのシーンは好きだ。カフカ君が大島さんの
ネクタイを褒めてサヨナラする所が好きです。岡田亨さんが笠原メイに水着
姿が素敵だったよ。と言ってサヨナラするシーンも好きだ。しばらくしてカ
フカのHPをおしえてくれた友達が春樹さんから返事をもらったとおしえてく
れて「よかったね」と言う私の顔はひきつり気味だった。ちょっとしたジェ
ラシーが沸いた。その後私も返事をもらうことになるのだけれど。本になる
のもすごく楽しみにしていた。水丸さんが挿絵を描いてくれていたらどうし
よう。。とぽわーんと想像していたが、そんなことは全然なかった。ネット
でカキコミしている人は挿絵もつけてもらっていていいなぁと思った。我な
がら自分の欲の深さに驚くけれど。風のまったくない日に焚き火もしてみた
い。煙が天にのぼっていく風景をいつか見てみたいです。

[36] ゆんたろべ さん(yuntarobe@aol.com) 2003/11/28 Fri 00:09:33
あー、おもしろかった、と読み終えることが出来て幸せです。
読み終わって現実に戻る瞬間が私はすごく好きです。
特に村上作品はそれだけ読むことに集中させられてるのでなおさらです。
以前にあささんが書いていらしたんですが、私も主人公が
15歳ということに違和感があって買うのを躊躇し、図書館で順番を待っていたん
ですが結局買って読みました。
実はスプートニクを読んだ時にすみれが主人公でも出てくる人間の
種類は変わらないんだなという気がして今回もその線かと思い
読まずに至ってました。
しかし読んでよかった。
村上作品ではあまり読んだ事のないような人がたくさん出てきていて楽しめまし
た。もちろんまったく新しいというわけではなく新しい断面といいましょうか。
それとも誰かの横顔なのかもしれません。
それが村上作品の私にとってのひとつの魅力です。
物事のいろんな断面。
うん、そうそう新しい小説には私はこれを求めていたんだなという感じで
求めていたものを与えられて私としては満足しています。
私がもし作家だったらこんな風にいくつか昔たずねた事のある世界を別の光を当て
たりしてみたいですね。
ところで私はまったく関係ないですが宮部作品と村上作品を良く比べてしまいま
す。前者は人物をとても具体的に表現しますが私にはそれがかえってとても象徴的
な人間に思えてしまいます。しかし村上作品は人物をとても象徴的にしてますが
それがむしろ私にはとても実際的な人間に思えて仕方がないのです。
もちろん宮部作品はとても素晴らしいです。それは社会に強く訴える作品です。
素晴らしい才能だと思います。
しかし私は村上作品を求めます。その理由が私には最近になって
少し解ってきたように思います。
余談ですが、最近の村上作品の登場人物は「ていうか」「というか」
という言葉を使う人多くないですか?
べつに、いいんですけど。

[35] トモ さん(cf8t-mtb@asahi-net.or.jp) 2003/09/25 Thu 00:16:19
最近村上さんの作品にはまって読みまくっているトモです。
今ダンスダンスダンスを読み終わってこの掲示板を見ています。海辺のカフカも読
みました。ひとつ疑問に思ったことがあるんですがカフカを読んでいるとなんども
メタファーという言葉がでてきますよね。これはどおいう意味なんですか?
自分なりに辞書などで調べてみたんですが形而上のとか隠喩的なみたいな意味しか
出てこないんです。自分なりに解釈してみようとも思ったんですがうまく言葉がで
てこなくて・・・・この言葉の意味がわかればカフカはもっと面白いものになると
思うんです。
皆さんの考えでもいいのでなんでも意見をください!お願いします。
あと初めてでいきなり長々と質問をしてしまってすいません。

[34] ソクサバイテ さん(sachi_nishioka@hotmail.com) 2003/09/18 Thu 01:18:43
初めて書いてますが、「海辺のカフカ」が出たころ、日本から遠い国にいた
ので、家族に頼んで送ってもらって読みました。そしたら「借りたい」とい
う人が続出でそこを去るときに図書スペースに置いてきました。感動は共有
しないとね。

で、ふと思い出したのですが、この中でカフカ少年が好きなカフカの小説は
「流刑地にて」なわけですが、ちょうどこの2,3ヶ月前に「流刑地にて」を
読んで印象に残っていたので、その時、カフカ少年と会って話したい気持に
なりました。

[33] k105 さん(hkmailpc5@ybb.ne.jp) 2003/08/31 Sun 23:49:44
春樹ファンです。海辺のカフカ、いいですね。僕は猫のカワムラさんが好きです。
あの独特のしゃべり方が最高。
春樹さんの作品は昔の作品も最近の作品も好きです。なんというか、親切な作品
(読みやすい)が多いと思うのですが、人それぞれ違うみたいですね。
とにかく楽しく読めました。

[32] りつ さん(ritsuttt@yahoo.co.jp) 2003/08/27 Wed 11:54:57
 こんにちは、はじめまして。りつと申します。
 『海辺のカフカ』昨日読み終わりました。
 よかったです。
 細胞の一つ一つにことばを深く埋め込んで、味わい尽くしたいと思いました。
 もう少ししたらまた読もう・・・・。

[31] 沈友美 さん(09098443547@jp-t.ne.jp) 2003/08/27 Wed 08:07:15
村上春樹氏の著作はもちろん、本を愛する23歳です。今司書補の資格を取るべく、
大学の夏期講習に頑張って通っています。持病があって長期入院することも多かっ
たのですが、そんなときいつもベッドで本を読みながら村上ワールドへ入ってゆく
ことで励まされたり、退屈になりがちな入院生活も本を読むことで大いに有意義な
ものになりました。これからもずっと本を愛し続けます☆☆☆

[30] YUI さん(silvernightsax@aol.com) 2003/07/11 Fri 19:33:50
わぁ〜
こんな掲示板があったんですね。
しりませんでした。
カフカは去年の12月頃に読んだと思います。
じつは私、今15歳なんです。
だから同い年の少年の冒険の話と聞いて、
「これは絶対読まねば!!」と。
私の誕生日は8月。あと少しで15歳が終わってしまう・・
だからその前に!もう一度読みます。
15歳のうちにこの本と出会えたことを幸せに思います。

ところで私は大島さんが大好きです。
大島さんがいる図書館なら、私も絶対家出しちゃうな。
大島さんって髪がふわふわしてそう。(?)
あんな人に守られたいな・・


[29]ユタ さん(t-watanabe@yuta-design.com) 2003/07/04 Fri 16:39:12
はじめまして!ユタと申します。
ナカタさんとホシノさん。
どうしてもサッカーのナカタ選手と阪神のホシノ監督を思い浮かべてしまう
のは私だけでしょうか?

[28] 化け猫 さん(bhakeneko@yahoo.co.jp) 2003/07/01 Tue 13:54:25
はじめまして、こんにちは。
化け猫と申します。
先日、滋賀県にハイキングに行った帰り、あっしがイメージしたとおりの『入口の
石』の神社があり、びっくりしたでやんす。
祠はありませんでしたが、まるくてひらべったい『入口の石』みたいなのがあるで
やんすよ。
まさに森から出て来た帰りだったので、作品の世界と重なったような不思議な感じ
がしました〜。


[27]ぐん さん(k-tatu@niji.or.jp) 2003/06/14 Sat 17:13:23
先ほど「海辺のカフカ」読了いたしました。
久しぶりに村上春樹ワールドにどっぷりと浸かる事ができました。
私は、村上春樹氏が良く用いる「損なう」という言葉が好きです。

話は変わるのですが、今回の物語の舞台として「高松市」が使われていますが、
東京や、他の地方から見て高松というのはどう見えているのでしょうか?
大きな橋の下の坂出市の住人としては気になる所です。

甲村記念図書館が有れば良いのですが、残念ながら「大橋記念図書館」しか有りま
せん。
大橋記念は瀬戸大橋を記念するのではなく大橋氏という人物を記念しています。
私立でなく市立であるのも残念。


[26] てるぴ さん(terupi_m@hotmail.com) 2003/04/26 Sat 16:16:16
今年の1月に個人的にちょっとしたことがあって、『レキシントンの幽霊』
と『ねじまき鳥クロニクル』を再読し、『海辺のカフカ』を読んでからどん
どん過去の作品へと遡っています。
今は『羊をめぐる冒険』を読み終えて『ダンスダンスダンス』を読み返して
います。五反田君が自殺しちゃって最終局面です。
僕は個人的に感傷に浸るとき、またはそこから立ち直ろうとするときに村上
春樹を読んで、その年代をいかに受け入れながら生きていくか、考えながら
生活しているのが多いみたいです。
1980年代に村上春樹の小説と出会いかれこれ20年の歳月が流れまし
た。だから20代の頃に読んだ村上春樹と40代に入ってから読んでる村上
春樹とでは感じ方も捕らえ方も少しずつ違っています。
今回の『海辺のカフカ』は村上春樹にとっての集大成と言っていい程素晴ら
しい作品だと思います。
田村カフカと大島さん。ナカタさんと星野ちゃん。『世界の終わりとハード
ボイルドワンダーランド』と同じ手法で2つの物語が同時進行して繋がって
いくストーリーに「これぞ村上春樹」と感じたのは僕だけでしょうか?
メタファジカルな世界そしてそこに浮かび上がる形而上的指標。
肉体と精神。生と死。男と女。色んな対極にあるものが『蛍』で語られてい
る言葉に要約されているように思います。「死は生の対極にあるんじゃなく
て延長線上に存在する」という言葉です。
All as one って表現したらいいのかな?
だから原因があって結果があるように、無関係無秩序に見えても実際にはど
こかで繋がっているって、村上春樹の小説を読む度に、自分の人生は誰かと
どこかで繋がっているんだって勇気付けられたり、運命みたいなものを感じ
るんですよ。
物語に入り込みやすい性格なので、他人からはよく「同化しないように」と
注意されますが、僕個人的には「春樹ワールド」に同化しながら「ドアー
ズ」や「クリーム」なんかの音楽を聴いたりしながら時間を過ごすのが好き
です。
きっとここに書き込みされた皆さんも今回の『海辺のカフカ』には賛否両論
でしょうが、村上春樹が大好きなんだと思いますよ。
(* ̄m ̄)ププッ。
たまたまここを見つけたのでカキコさせて頂きました。
個人的にはカーネルサンダースのおっちゃんが大好きです。
ではでは。

[25] マッキー さん(happyrain_ik@yahoo.co.jp) 2003/04/20 Sun 14:21:50
この前何度目か、また読み返しました。感想や意見は苦手なのですが、何か
書きたくなって書いてます。私はいつも春樹さんの作品を読む時、あまり難
しく考えたりしないで夢中になって読んでるだけなので、誰か他の人が書い
た解説書みたいなのを見かけると、皆すごい深く考えたり、この文章の意味
は…みたく、掘り下げてみたりしてて、すごいなぁと感心してしまいます。
個人的には、春樹本みたいなのは読むと頭が痛くなるので、読まないように
していますが…(すごい頭悪いみたいですね…)海辺のカフカは、星野さん
にすごく好感をもちました。カフカとか、大島さんもすごい魅力的ですが、
星野さんの登場シーンにはなんか他にはないリアルなものがあって、この物
語の中で、そのリアルさはすごく重要な役割を果たしているなーと思いまし
た。そして、彼の様な存在が、春樹さん独自の、小説世界を支えてる様な気
がしました。大袈裟!?さて、もっといっぱい感想言えるように又読み返そ
うっと!

[24]とみたまき さん(maki-tm@nifty.com) 2003/02/28 Fri 02:35:14
作品に出てくる「こっち側」と「あっち側」っていう世界観が頭にこびりつ
いてしまった。人はいつも二つの世界の瀬戸際に立ってるのかもしれない。
普通はバランスを取りながらなんとか生きていくんだろうなあ。
理不尽な暴力に対応していくカフカ君やナカタさん他の姿が印象的でした。
特にカフカ君は15歳やのにすごい。私も理不尽な暴力的なものに着実に対応
できるようになりたい。いつも慌てふためいて損をしてる気がする。

[23] Match さん(funkyfranker@hotmail.com) 2003/02/24 Mon 06:18:08
先への可能性そんな物を感じた作品でしたが
結局のところ「僕」のお父さんとはいったい何者だったのでしょうか?
作品内では何か悪の根元?の様に描かれていましたが、いまひとつ
イメージが沸きません、「入り口」とは?また失踪した日本兵の登場の意味は?
ナカタさんにあの山の中で何が起こったのか?またなぜ猫としゃべれるようになっ
たのか?疑問を言い出したらきりがありません、まさにヤマシタさんの
おっしゃるとうりの「村上春樹的未完成の美学」だと思います。

[22] ヤマシタ さん(k-mtdown@k2.dion.ne.jp) 2003/02/20 Thu 00:05:51
春樹的未完成の美学を感じました。
もし、このストーリーで、文章が
春樹さんじゃなかったら読み終わって
不満だらけになったかもしれないと思います。

しかし春樹さんの文章だと、数々残る疑問点が
心地よく空中に浮かび続けてるような
不思議な気持ちになります。

そんな浮いてる疑問点を一つ書かせてください。
この作品は、血が、重要なキーですが、
その点において大島さんの存在が宙ぶらりんに
なってる気がします。大島さんの持病は
この話の核になり得たのではないかと思います。

[21] はるかパパ さん(1222ke-s@nifty.com) 2003/02/12 Wed 09:55:28
先日、ベートーベンの大公トリオの演奏会があったので、生の演奏を聴いて来まし
た。
音楽の持つ、啓蒙力に痺れました。
人は縁に寄って左右されるもの、
いい曲を聴けば、内面から光が沸きあがってくる。
第三楽章の気品は絶品。
かっこいい、と心底、思える曲でした。

太鼓トリオ?と聞き返したホシノさんが、甦りました。


[20] あさ さん(ayumoomin0009@tbc.t-com.ne.jp) 2003/02/12 Wed 02:18:03
ずっと読もうと思っていて、読めなくて、そして消化する事に時間のかかっ
た『海辺のカフカ』でした。村上さんの作品は、私的にはアンダーグラウン
ド辺りから変化が目に見えてきたと思うのですが、この小説はまた違った意
味で一つの分岐点になるのでは、と思えます。それを受け入れるもただ傍観
するも読者の自由なのでしょうが、しかし、作品が表そうとするもの、それ
をどんどん突き詰めてゆくような感がどうしても免れません。昔の作品はも
っと選択肢が多かった、あるいは傍目には選択する必要すらなかったように
思えるのですが、どんなもんなんでしょう?

ともかく、多くの方が春樹さんからお返事を頂いている事が本当に羨まし
く、私もばっちり皆さんに続く気でいたら…、なーんとメールの受付が締め
切られていました(笑)。全くがっかりです。そんな時に本間さんが、せめ
てここに書いてみたらと薦めて下さったので、カフカHP宛てのメールを一部
載せさせて頂きます。すみません完全に個人的満足の域です。

“先ず、なぜこんなに感想メールを書くのが遅いのかというと、実は今日読
んだんです!遅すぎる・・・。でも村上春樹大ファンの私がなぜ今まで新作
を放置していたのかと言うと、自分でもよく分からないのですが、やはり
「15歳の主人公」に気が付かないうちに抵抗を感じていたからだと今では思
えます。どうしても手に付かず「読めなかった」としか言えません。
今ではもう、15歳の主人公をきっちり受け入れることがもう出来ます。でも
読むのは相当つらかったです。喉の奥が終始つっかえていました。それはや
はり大好きで、でも未だに苦しい「世界の終り〜」の森に通づるあの世界、
あそこで完結していたはずの続きを見てしまったからだと思います。森を選
んだ僕とそれを受け入れた私が、カフカ君や佐伯さんに重なってしまったの
かもしれません。その選択肢のなさ、あるいは自分で選ぶしかない厳しさみ
たいなものがまたふつふつと湧いてきてしまいました。”

本当はもっと長いものなのですが、今考えると送らなくて正解でした。そん
な長いもの貰ったら迷惑ですよね。でも今読み返して思うのは、やはり私に
とっては『世界の終りと〜』の森の存在が大きいのだなということです。影
を、失ったままそれでも生き続けられるということは本当につらいのだろう
と思います。そしてその影を失ったまま、心を殺しきれずに生き続けるとい
うことは知らず知らずのうちに自身の身代わりとなる人を探してしまいそう
になる、それに歯止めをかけて生きることなのかもしれない、そう思えまし
た。

[19] ria さん(ririn7@lycos.jp) 2002/12/20 Fri 23:46:48
おとといくらいに、海辺のカフカを、読み終わりました。感想を書いていて、
自分でもちょっとわからない気がしたので、海辺のカフカの掲示板を探して、
他の人の意見が聞いてみたくなりました。私は、村上作品を読んだのは、初め
てなので、他の作品と比べる事ができません。でも、ここに書かれているみな
さんの意見と同じような事も、かんじました。でもでも、この作品を、読ん
で、久しぶりに読書の楽しさを、思い出したので、これから、他の作品も読み
たいと思ってます。初めてだから、思ったのかもしれませんが、村上さんの、
想像力には、感嘆しました。ほんとうは、どんな事をいいたかったのかは、ま
だ、よく理解できていません。でも、やはり、奇想天外なストーリーの中に、
生きる事についての、難しさや、意味などの、メッセージがこめられている
と、思いました。カフカが、辛いながらも、前に向いて進むようになった事!
星野さんが、なかたさんの事を考えながら、生きていこうと思った事!大島さ
ん兄妹が、自分なりに、しっかり、人生を歩んでいる事!あとよくわからない
部分が、夢の意味あいと、そのちからです。時に人は、夢の中にはいりこんで
しまう時がある。なぜそんな夢を見たのか、まったくわからない夢を見てしま
う事もある。自分の人生そのものが、夢のようにかんじてしまう時もある。夢
というのは、不思議なものだと思います。

[18] ria さん(ririn7@lycos.jp) 2002/12/20 Fri 23:42:40
おとといくらいに、海辺のカフカを、読み終わりました。感想を書いていて、
自分でもちょっとわからない気がしたので、海辺のカフカの掲示板を探して、
他の人の意見が聞いてみたくなりました。私は、村上作品を読んだのは、初め
てなので、他の作品と比べる事ができません。でも、ここに書かれているみな
さんの意見と同じような事も、かんじました。でもでも、この作品を、読ん
で、久しぶりに読書の楽しさを、思い出したので、これから、他の作品も読み
たいと思ってます。初めてだから、思ったのかもしれませんが、村上さんの、
想像力には、感嘆しました。ほんとうは、どんな事をいいたかったのかは、ま
だ、よく理解できていません。でも、やはり、奇想天外なストーリーの中に、
生きる事についての、難しさや、意味などの、メッセージがこめられている
と、思いました。カフカが、辛いながらも、前に向いて進むようになった事!
星野さんが、なかたさんの事を考えながら、生きていこうと思った事!大島さ
ん兄妹が、自分なりに、しっかり、人生を歩んでいる事!あとよくわからない
部分が、夢の意味あいと、そのちからです。時に人は、夢の中にはいりこんで
しまう時がある。なぜそんな夢を見たのか、まったくわからない夢を見てしま
う事もある。自分の人生そのものが、夢のようにかんじてしまう時もある。夢
というのは、不思議なものだと思います。

[17] まるぼ さん(maru@clarke.zive.net) 2002/12/11 Wed 20:25:30
読みかけなんですけど、ちょっと疑問があります。山梨県には戦時中大学病院は
なかったのではないかと思います。山梨大学にはもともと医学部が無く、山梨医
科大学が出来たのは昭和55年の事でした。今年の10月に両大学は統合されて一つ
の大学になったのですが、付属の大学病院は甲府ではありません。ちょっと下調
べが甘いなぁと思いました。

[16] moegi さん(keiko@kctvnet.ne.jp) 2002/12/08 Sun 02:44:10
 はじめまして。
作品掲示板は初めてです。
私は、読むことは好きなのですが感想文と言うのが小学生の頃から苦手でし
た。思ったとおりに書けばいいのよと言われても書けない子でした。
話をすることはもっと苦手でした。でも、私にも15歳の時に砂の嵐のよう
な・・・深い森を潜り抜けるような体験があって今の私があります。
 今でも話すことより書く事の方が好きですし、電話より手紙のほうが好きで
す。でも戦わなければならない時は戦う勇気が必要です。そのためにはタフで
なければならない。その事が実感として読み取れました。
 大島さんはとても強い人です。きちんと戦える人です。私はそう思いまし
た。
 

[15] ベガ さん(ak-fujiw@mail2.netwave.or.jp) 2002/12/07 Sat 17:32:34
まさみさんへ。
私も一番気になるのは大島さんです。
彼のこれからの長い人生を思うと心が痛みます。この作品中、彼だけが、どこにも
属さない孤独を抱えていくような気がしました。この世界には、彼の魂を救ってく
れるものは無いのでしょうか、とメールに書いたら、無視されました(笑)。本当
は、もっとはっきり書いたんだけどね(笑)。


[14] まさみ さん(masamilk@jp-t.ne.jp) 2002/12/07 Sat 15:55:49
大島さんにものすごくひかれました。


[13] もじばけ さん(vanila@e4.ezweb.ne.jp) 2002/11/18 Mon 14:09:20
どうもー。春樹さんの新作カフカ、毎朝こつこつ読みました。
同時にアンダーグラウンド、遠い太鼓も読んでいて
すごいリンクしてる部分があってビックリ!

ナカタさんの過去になる、軍のインタビュ形式の章
えーっと、インタビュを受けている人以外はなんかー
べた塗りされたような心理描写。
それってアンダーの時の匂いがあるかも。と思いました。

四国にいるカフカくんは、多分春樹さんの
理想的な(?)心理状態なんじゃないかな?
遠い太鼓にヒッソリと漂う孤独。みたいな

同時に読むより、一息に読み終わるほうが
好きなんです。なのに、何故か今回は時間の問題で
三冊同時。疲れるんですけど、新しい読後感を味わいました。
これが全部小説なら、こうはいかないのかもしれないけど...

また来ます、おたっしゃー


[12] くーる さん(black165@mv.0038.net) 2002/11/02 Sat 18:01:58
 はじめまして、カフカは一度読んだっきり、なぜか封印されています。

 読後感がはっきりしすぎていて、あの作品を通り抜けるごとに自分が変質
するような、恐い気持ちがおこってしまい、再読できないままでいます。

 昔はなんども読み返せたのに、この頃の村上作品は重すぎて(おそらく私
自身に問題があるのだとおもいますが)「クロニクル」も「国境の南」も再
読できません。

 カフカサイトでなんども読み返しすことを作家本人が推奨しているという
のに、この体たらくです。ほかのどんな本を読んでも、この恐怖心はないの
に…決して村上作品がつまらないというのではないのですが、手に取ること
ができません。

 こわいなああ。

 以上、戯れ言でした。

[11] はるかパパ さん(1222ke-s@nifty.com) 2002/11/01 Fri 15:45:29
初めまして。

カフカ読了です。

かなり薄い書籍用紙が本文に使われていて、分量が多かったですね。
ともかく圧倒的でした。
余韻ある描写がそこかしこに、それが最後まで持続する集中力に感嘆です。

国境の南とスプートニックのニ作品のすっきりしない読後感が、カフカでは吹っ切
れています。
こちらとあちらの二つにまたがった世界を、物語の現実味を損なわずに、且つ、異
空間を(透明に、静謐に)描く難しさに成功している。

前ニ作品ではあいまいさに流れ、結実することの少なかった作品のツボが、本作で
は最後、ホシノさんが入り口の石に満身の懸命さを傾けて挑む個所に凝縮される。
人と触れ合うことによって啓発される人の美しさが、このホシノさんの頑張りに懸
かっている。
きんたま二つ落すほどの懸命さ(!)で、ホシノさんは頑張る。
今更ながらに気づいた、自分を育ててくれたおじいちゃんへの感謝を力に。
自分の世界を開いてくれた、ナカタさんと共に歩いた記憶を梃子(テコ)に。

とりわけても、このホシノさんの存在感が頭抜けている。
短編連作集、神の子供たちの最後に込められた筆者の決意、世の中に希望を与える
作品の誕生だと思う。
しかもそれが、驚くべきストーリーで語られたものだ。

村上春樹はあらためて、凄いと思う。


[10] はりあ さん(emijun88@excite.co.jp) 2002/10/28 Mon 13:46:16
はじめまして。
昨日、上下巻とも読み終えたところです。
感想はまだ言葉として固まっていないのですが、
みなさまの指摘に補足したい部分だけ:
「村上春樹、河合はやお(字がでなかった)に会いに行く」で得た知識や考えが随
所に出てきますね。
源氏物語にでてくる六条御息所の生き霊が当時は、実際に起こりうることとして捉
えられていた話しや、精神医学の話などたくさん出てきます。
河合さんとの対話が村上さんの心に強い印象を残したことは、上記の本を対談を読
んでもわかりますが、作家の情報のインプット→アウトプットの流れが見えて面白
かったです。

だれかの感想にもありましたが、確かに軽やかですね。
おもしろかったけど、「お母さんどうして愛してくれなかった?」とカフカが悩む
ところは、いかにも「現代人の心の悩みを取り上げました」っていう感じでちょっ
と唐突なようでした。春樹らしくないワーディングというか。。

個人的には星野青年が好き!
彼を見ていると、私でも頑張れるかもという気になります。

[9]夜と魚 さん(yorutosakana@mail.goo.ne.jp) 2002/10/15 Tue 21:30:53
はじめまして。
少し不真面目な(?!)読者です。

私は、村上作品の、とくに長編が好きなのですが、
今までそんなに村上ワールドにはまっていたわけではないのです。
でも、「海辺のカフカ」で、はまりました。

私も、みなさんのおっしゃるように、「集大成的」だとは思いましたが、
他の作品とは違った「軽やかさ」があるなー。と感じながら、読みました。
ナカタさんが猫と話すシーンは、
何度も吹き出しそうになる程、おかしかった。
カフカ君が垣間見た森の奥の世界や、あの静かな図書館や、
十五歳の時の自分や、いろんなものが、ほんとうにどこかにある様な気がして
います。
というよりも、それらはみんな私の心の中にあって、ふとしたきっかけで出
会ってしまった。という様な。

読み終わってすぐに、「ああ、感動した!」というよりも、
あとからじわじわと染み込んでくるような作品ですよね。
まだ一度しか読んでいないので、
二度目に読んだ時の感想が、自分でもたのしみです

[8]NASCI さん(nasci@nifty.com) 2002/10/08 Tue 22:19:42
本間さま
はじめまして
(2年位前だったかゲストブックではご挨拶させて頂いております)
NASCIといいます

さて「海辺のカフカ」についてですが
先のベガ さんも仰っていますが
やはり集大成的な小説といえるのかもしれませんね
春樹さんの今までの思いを可能な限り注ぎ込んでいる
そんな印象を持ちました。
これまでの作品の中でも登場人物たちに
春樹さんの思いはいっそう近接して、面倒を見てあげているような
温かくも熱い眼差しが感じられるようでした。
しかしながら
「芸術家とは、冗長性を回避する資格を持つ人々のことだ」
と大島さんに言わせるところがありましたが
そういう意味ではこの作品はいささか冗長な作品であったとも感じていま
す。
「世界の終わり〜」や「アンダーグラウンド」のように
物語全体の読後感としては感動や涙を誘われることはありませんでしたが
断片としてそれぞれの語りの中には美しく心の琴線に触れるフレーズは多く
ありました。
単独でも成立しえるこれだけの多くの物語を
繋ぎ合わせながら、それぞれの物語が独自に成長していくような
ダイナミズムを感じさせ物語により多層的な
深みを与えているようで、読者側からすれば
読むほどに新たな解釈や感情を沸きあがらせてくれる
そんな充実感を与えてくれるようでした。
また物語の多重性や謎解きのようなメタファーが
多く散りばめられていることから、様々な軸から見ていく
楽しみもありますが、注意深い読解の必要性も感じられました。

そこで読み返すに従い、物語を自分なりに整理して

「サロン・ド・カフカ」というHPを作成してみました。
まだ、HPとして十分ではありませんが、
お暇な時にでもご覧頂けましたら、幸いです。
最後に宣伝になってしまいました失礼をお許し下さい。
では

「サロン・ド・カフカ」
↓
http://homepage2.nifty.com/NASCI/kafka/salondekafka.htm

[7] ベガ さん(ak-fujiw@mail2.netwave.or.jp) 2002/10/07 Mon 01:02:19
上巻は凄く引き付けられたのに、下巻で、かなり疲れちゃいました。
というのも、なんだか「ノルウェイの森」を思い出して、軽く拒否反応(ごめんな
さい。)。それで、佐伯さん関連のストーリーについていけなくなったんです。も
う全然だめになってしまった。(これはひとえにわたくしの問題です。すみませ
ん)

あと、全体にいままでの作品の集大成というか、解説編みたいな感じがあってそれ
が気になりました。書かないでいて欲しかったみたいな。(どなたか公式メールで
も書かれていましたが)。でも、これは、心をまっさらにしていたら問題なし。い
やそうじゃなくてずっと深くなった、という感想を持つ方もいるでしょうし。難し
いところです。

真島さんの感想を読んで〜。そうですか、仏教ですか。私も宗教的なものを強く感
じました。最初キリスト教かなと思ったのですが、(天から降ってくるとか、ナカ
タさんみたいな大いなる業をなす犠牲者とか、何かが死ぬ事によって生きるとか)
でも、自信がなかったのです。ありがとう。
宗教的なものが全体を覆って、これだけの登場人物がいると、かなり大きな小説に
なりますよね。
「カフカ」には、旧作総集編とこれからの行き先が見えるようで、次回作こそきっ
と凄いぞと確信しました(笑)。
ちなみに私は、「春樹最近作のほうがずっと好き派」です(笑)。暖かいから。も
しかしたら年齢が関係してるかもしれません(苦笑)。

と、とりあえず再読してない状態で書きました。再読して全然違ったことになった
らどうしようという不安付きで(笑)。

[6] コブナ さん(kobuna@mail.goo.ne.jp) 2002/10/06 Sun 15:01:02
こんにちは。今回は缶ビールが出てこないかと思いました。星野さんが最初に飲ん
だのがビンでその後、1回だけ出てきましたね。

[5]真島椿 さん(tsubaki_clubm@hotmail.com) 2002/10/01 Tue 22:49:52
上春樹の新刊、海辺のカフカを読みました。
すごく良かった。最高に良かった。
これぞ春樹節って感じなんだけど、最近の作風にちょっと飽き飽きしてたところに
はちょっとしたアクセントみたいな感じで良かったです。
そして今の私にはすごく親密に感じられました。宿命的に、運命的なほどに。
あまりに今の私にピッタリくるところが多くて、混乱したほどです。
それがどのへんなのかはあまり言いたくありませんが。
私はこの作品にブッディズムを色濃く感じました。それは様々な場面に散りばめら
れていたように感じます。
近頃釈迦の教えを熱心に勉強している私にはこれまたフィット。
千と千尋の神隠しを見た後にこれを読むと非常に面白いかもしれない。
とにかく、久しぶりに面白い小説を読みました。これからもう一回読みます。ちな
みに、一回目は上下巻を読み終えるまでに、ぶっ続けで9時間くらいかかりまし
た。二回目は何時間で読めるかな。 


[4] みみかき さん(lupin@mbe.nifty.com) 2002/09/29 Sun 01:03:03
私は、久々のムラカミワールドに浸れてとてもヨカッタです。
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」ような2重世界があり、
羊シリーズの羊のような「カラスと呼ばれる少年」がいたり、「ねじまき
鳥..」みたいに戦争時代の話もあり、井戸のようにひとりぼっちなる山小屋
がでてきたりとパーツや背景がムラカミっぽくって、それらにかこまれて、
読んでいるときはシアワセでした。
登場人物の関係やスト−リ的にはまだ、消化しきれていませんが、最後が駆
け足で終わってしまったような気がします。上下で完結しているようだけ
ど、まだ続きがあるような。続きがあってほしい気がします。
あと、今回は発売日は12日だったけど、日付は10日のやっぱり火曜日だった
ですね。でも10日だったから、あえて(火曜日)じゃなかったのかな。でも
物語りのはじまりは、月曜日?

[3] あんこ さん(amrin@syd.odn.ne.jp) 2002/09/25 Wed 13:39:47
「海辺のカフカ」
正直、私はいまいちでした。
主人公が15歳だってことに違和感は無かったけど、
いったいカフカは、どうしたかったんでしょう?
母や姉と交わるのを避けるために家を出たんだと思ってましたが、
結局そうなりましたよね。
両方の場合とも、相手が母や姉かもしれないって思ったうえで、
自分から望んでいったような気がします。
しかも、さくらさんの時はレイプしてますよね。
夢の中の出来事かもしれない、仕方ないことかもしれないけど、
あの場面は読んでいて納得できないのです。

時間をおいて再読したら、感想も変わってくるのかもしれないけど、
11年前、初めて「ノルウェイの森」を読んだときのような、
羊シリーズを読んだ時のような、
そんな作品に出合う事はないのでしょうか。
そんな感じです。

もし他の人に嫌な気分させてしまったら、ごめんなさい。


[2] しの さん(shino1496@hotmail.com) 2002/09/25 Wed 11:38:52

私は、「海辺のカフカ」を読みながら、スプートニクを読んだときのような気持ち
悪さみたいなものがありました。
それは、主人公が’男の人ではない’ということみたいなのですが。
すみれは女性であり、カフカは15歳である。これって、自分で経験できることな
んですよね。
だから、自分と考え方が違ったりする部分がどうも納得いかなかったりしました。
多くの村上作品は、大人(少なくとも当時の自分よりは年上でした)の男の人です
よね。
そういう部分で、まったくちがった人っていう感覚で読んでいたから違和感を感じ
てこなかったんですよ。
カフカ君が、私にはできなかったこと(葛藤と戦うために行動を起こすこととか)
をやっていた部分がうらやましかったんでしょうね、きっと。


ひとつ疑問に思ったことがあるのですが、文体の中で一人称と三人称が混ざってい
ます。
これってなぜなのでしょう?
意図的に書き込まなければ、そうはならないですよね??


[1]本間進 (honma@mub.biglobe.ne.jp) 2002/09/24 Tue 15:45:18
 ようやく3回目の作品別掲示板、今回は新刊の「海辺のカフカ」です。
 読んだ人が対象の掲示板なので、なんでもどうぞ。