[23] ラーラ さん(all-relax@docomo.ne.jp) 2002/09/19 Thu 22:22:28
間違って送っちゃいました(><)。再度!
わたし、ハードボイルドの司書の女の子が大好きです!いっぱい食べて健康
で理知的でかわいくてセクシーで!いい女ですよね。理想です。図書館のカ
ウンターでこっそりアイスクリーム食べちゃうなんて!

[22] ラーラ さん(all-relax@docomo.ne.jp) 2002/09/19 Thu 21:54:26
こんばんは、はじめまして。

[21] Takahiko さん(sundaything@hotmail.com) 2002/09/12 Thu 04:32:14
ハードボイルド過ぎる。かっこよすぎる。よすぎる。
納屋を焼くが一番すきなぼくですが、これも大好きです。
ノルウェイよか好き。しかも、ノルウェイのが救いないですよね。たぶん。
あと一日だと死を宣告されて、「やれやれ」やら床屋に行くやら
寝なきゃいけない、なんてハードボイルドすぎますよね。
ボギーもびっくりだよ。そりゃあ、ポルコもびっくりだよ。
多分ハルキさんはそーゆーかっこよさを書きたかったんじゃないんでしょう
か?などと思っています。救いはない、でもかっこよさがある。みたいな。
よくわかんないですけど。
だから、ハードボイルドワンダーランドなんだろうな。きっと。

僕は私立大学に通う大学生なんですが、僕も原書は読みましたよ。
受験時代はとにかく読んだなー。ハリーポッターからチャンドラーまで。
ノルウェイも英語版を読んだし。でも、原書のがわかりやすいですよね。
確実に。なんつうか、やっぱり英語はシンプルな言語だから
意味もわかるし。ボキャブラリーさえあれば、どんどん読めるし。
途中まで行けば、しらない単語もなんとなくわかっちゃうし。みたいな。
適当ですけど。

あささん>Where I'm Calling From、名作ですね。僕もベストだと思ってい
ます。これ読むと受験を思い出すんですよね、いまでも。

[20] けんじ さん(kenji-misa@hkg.odn.ne.jp) 2002/09/08 Sun 01:46:21
今日、何度目か分からないけど読み終えました。(少なくとも二桁)
あいかわらず、救いのない終わり方ですね・・・
影は元気かな?


[19] おりえ さん(orie8.4@h6.dion.ne.jp) 2002/08/23 Fri 00:39:29
 初めまして!ロムしているうちにカキコしたくなりました。
 私は村上さんの作品の中では「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
が一番好きです。
 「世界の終わり」の世界が「僕」の心のメカニズムのありようだと書いているの
を読んだ時、「げっ、これってアタシ」と思いました。「私がここにいる」と。
 自分の心の本質を言葉という表現手段でまざまざと見せ付けられ、とにかくびっ
くりしたのを憶えています。
 読みものとしては「ハードボイルド」の方が好きでした(印象深いのは「世界ー」
ですが)。これを読んでいると急に何もかもが愛しくなりました。何でもない当たり
前のものが、とても愛しく価値あるものに感じられました。
 私はこの作品から本格的にファンになりました。

[18] あさ さん(ayumoomin0009@hotmail.com) 2002/08/07 Wed 03:22:39
たけさんへ
リアクションありがとうございますー!

お返事。いやあ、もう、いっぱいいっぱいです。読むの。でも、訳本もいいけど、
原本はやっぱいいですよ。一番面白かったのはレイモンドカーヴァー。すごい面白
かった。正直村上春樹訳よか(笑)。お薦めはWhere I'm Calling From。有名な
A Small, Good Thingもいいけど、表題と同じWhere〜の方がカーヴァーの空気が
すごい出てて良かった。私は断然プロット型よか雰囲気ある方が好き派なんで。で
も村上春樹訳も勿論素晴らしい。

でも全部に限んないかもしれないですけど短編は読むのが楽!絶対ライ麦畑よか読
み易いですよ。実はカーヴァーは授業のブックレポートのに選んだやつで(勿論レ
ポートも英語。泣)、私は最初サリンジャーにしようと思ってたんですけど、辞め
た(笑)。きつそうだったから。夏休み中のには老人と海にしました。アメリカ有
名ものばっか取り上げるつもりだったんですけど、うちの購買にヘミングウェイそ
れしかなくて。日本語版読んだことあるけどでもあれ嫌いなんですよねー。意味不
明だから。まるで白鯨?私の中のヘミングウェイナンバー1は陽はまた昇る!あれ
は面白さ爆発ですよ!!たけさんは学校で何の勉強してるんですか?私は英語に関
して言えば主に英コミとプロナンと文学です。なんかプチ出会い系サイト状態です
が(笑)。

[17] たけ さん(masahito1980@hotmail.com) 2002/08/02 Fri 21:47:57
はじめまして。前期のテスト期間中の学生です。周りの学校は夏休み突入!なの
に,うちはまだ終わらないのです,涙。
えっと,あささん,はじめまして。たまたま立ち寄って,あなたが,英語科に所属
し,フィッツジェラルド等を原文で呼んでいると聞き,少し(負け惜しみが少し入
ってます・笑)うらやましいなと思いました。僕も英語科にいるのですが,まだ,
フィッツジェラルドらの原本は読んでません。3年かけて,ライ麦畑でつかまえて
の原書を。をたまに気が向いたら呼んでます。
さてさて,世界の終わりと〜ですが,好きですが,最近は読んでません。というよ
り,本,自体を読んでません。
買うことは買ってるんですが・・・。この夏に,まずは,ライ麦畑を完読するぞ!


[16] あさ さん(ayumoomin0009@hotmail.com) 2002/07/24 Wed 17:26:42
はじめまして。今日始めてこのホームページを見つけてちょっと感動です。みんな
熱いね。私も春樹さん好きになって今19才でもうすぐ20なんでもう5年です。初め
て読んだのはうずまき猫で、それからはまって行きまして、ナンバー1はやっぱこ
れっしょ、ってことで「世界の終わりと〜」ですね。
何が好きってかっこいい。持つ物全て、在る事全てが色を出していて、もう憧れと
かいうよりもただ単に心引かれる。読書はあんまし好きじゃないって友達の娘にも
薦めまくりたい。これは読んでないと本当もったいないと思うから。この本に巡り
会ったお陰で、もっと春樹さん好きになれたし、読む本の質も圧倒的に変化した。
今は英語科で勉強してるので、カーヴァーやフィッツジェラルドを原本で読んでま
す。やっぱ楽しいですね、本って。
でも人生の一番の本はやっぱ一生これだと思う。「眠り」の中で主人公がアンナカ
レーニナを読んでいて「読むごとに小宇宙が広がってその中にもまた作者の見つけ
てもらいたがっていた宇宙があって・・」みたいなこと(ちょっと違うかも)があ
ったけど、まさに「世界の終わりと〜」こそこの言葉に当てはまると思う。あまり
にも広がりすぎて、ぐるぐると回る感じ。泣きたいような、でもすっきりして泣く
のにはもったいない、自らが生きていくことを外側から見ちゃった様な。それはあ
る意味きついことかもしれないけれど、でも見ずに進むよりはましだと思う。この
本を読むと喝が湧いてきます。このくらい何じゃい!、みたいな。そういう自分へ
の呪文みたいなものも生きて行く上では一つくらい必要ですよね。
ちなみに私の一番好きなところは、太った娘と一緒に地下に降りて行ってうろうろ
するところ。二人が仲良くなって行くところがなんともかわいらしいし素敵ですよ
ね。
実はうちのパソはまだネット繋げれてないんで、これは学校からなんですけど、夏
休み中にどうにかする予定なんで繋がったらもっとここにも来たいです。日曜は神
宮だー!のあさより。絶対真田だよー。

[15] エリコ さん(ytey@d2.dion.ne.jp) 2002/07/23 Tue 23:54:57
もう・・・思い入れが強すぎて何から書いていいのか分かりません。
卒論もこの作品を取り上げましたし、実は今司書の免許取りに学校通ってます。
もともと図書館大好きだったんですが。この作品に出会わなければ大学出てから
わざわざ学校行きなおしたりはしなかったと思います。

「世界の終わり」では、それまでの三部作では見られなかった「僕」のひたむきな
愛(愛着)が切なくて嬉しくて、胸が締め付けられました。独立した話として読ん
でももちろん感動的ですが、三部作と続けて読んだので、なんだか「よかったね。
やっと愛する人に巡り逢えたね」っていう気持ちになってしまいました。
だから「世界の終わり」パートのラストは私はあれがベストです。やっと見つけた
彼女の手を二度と放しちゃだめだよって思っていたので。「街とその不確かな壁」
と比べると余計に。

それから、「ハードボイルド・・・」の方の「私」が最後の一日を司書の女の子と過ご
す場面も好きです。春樹さんの描く安らかで穏やかな描写が大好きなので。美味し
い食事、気持ちのいい台所、暖かい交わり・・・ってなんかエッセイにあった「小確
幸」のオンパレードじゃないですか?それに続く最後の港のシーンも本当に感動
的。「私」が消え行く瞬間を目前に、この世の美しさや自分が生かされている実感
をひっそりと噛み締める様子がすごく神聖に感じました。

私の全体の印象としてはこの物語はハッピーエンドなんですよね。すごく悲しいラ
ストだという方も結構いらっしゃって、読者によって色んな印象を与えるほんとに
不思議で素晴らしい作品だと思いました。



[14] おくすり さん(ochichi@f4/dion.ne.jp) 2002/07/22 Mon 21:58:28
あんなに涙が出たのはこの小説だけでした。
「私の心を探して」というあたりではすっかり司書の気分でしたから・・。
何度も買っては人にプレゼントしてしまったくらい、ものすごく好きな作品なの
に、周りでの反応はいまいち。
だから初めて入ったこのサイトで、こんな企画があって、今夜もまた読んでしまい
そうです(笑)

[13] ユウと猫 さん(cocoa_84@hotmail.com) 2002/07/12 Fri 22:27:58

凄く、素敵な小説でした。

読み終わったとき、10分以上余韻に浸って、Gin Fizzを飲んでいた気がします。
何か空しくなって、最後何回も読み直したりしました。(笑

思ったんですけど、
主人公は永久に失われたのかどうかが気になります。
影は「たまり」の中に流れていきました。
当初、門からはいるとき、影と私は一緒でしたから僕は何か別の形で
現実世界(世界の終わり)でない方の僕は存在している様な気がします。

amazon.com か .co.jpで英本かって読み直してみようかと思います^-^

好きなフレーズは「私の心を見つけて」とか
「ポップコーンを10袋買って、9袋ばらまいて一袋だけ食べた。」っていうのが
何となく印象的でした。


[12]ヒナゴン さん(hinagon@theia.ocn.ne.jp) 2002/07/11 Thu 15:25:06
はじめまして。
やはり村上作品の中でぼくは一番これが好きです。
今までは現実の中で不確かな存在であったぼくが、ぼくの中に世界がある、という
揺るぎ無い確かな結論に到達したと思います。
この言葉は、今では、ぼくの人生哲学にもなっています。
ドストエフスキー並の大きな物語です。太宰治を含め他の日本人作家ができなかっ
たものを、やってのけたな、と思いました。
村上春樹の存在を普遍的にした作品だと、ぼくは理解しています。
それでは、また。

[11] うに さん(john316yumi@soleil.ocn.ne.jp) 2002/07/10 Wed 21:08:20
初めてこのhomepageに来ました。私もこの作品は大好きです。初めて読んだ
ときから忘れられないフレーズがあります。世界の終わりとハードボイル
ド・ワンダーランドは、元々春樹さんは英語で書き始めたものだということ
ですが、24ページのはじめ、「一週間ののちには彼らは一頭たりとも残さず
完全な金色の獣に変貌していた。朝日がのぼり、世界を新しい黄金色に染め
るとき、地表に秋が降りた。」の部分の英語訳(というか春樹さんがかかれ
た元々の英文)をご存知でしたらご紹介ください。宜しくお願いします。

[10] わっき〜 さん(y-yoct23@hm5.aitai.ne.jp) 2002/07/01 Mon 23:38:29
ここへ来てこんな事を語るのはおかしいかもしれませんが、この小説を言葉で表現
すべきではないと思います。別に皆さんを否定しているわけではなく、純粋にそう
思います。
何度でも読み返して、自分の中に響く余韻こそ、この本が放つ感動(という言葉は
陳腐ですが)なのではないかと、僕は感じました。

[9] あっくん さん(akkunn@aa.alles.or.jp) 2002/06/16 Sun 04:01:41
こんばんは。アキさん、お返事有難うございます。
多分、アキさんのおっしゃっている意味はミスアンダスタンドしてないと思
いますです。「情けは〜」のネタ的比喩のオイシサに、つい食い付いてしま
いました(笑)。周りとの絆の大切さ、ということですよね。きっと。

この諺って、私は謙虚なニュアンスが感じられて結構好きなんです。
でも取りようによっては、エゴイスティックな意味にもなってしまうのかな
あ。そう取ってしまっていたら、「ツライ誤解」ですね。確かに。

でもカミングアウトの反響って、微妙に嬉しいですね(笑)。

[8] アキ さん(to-roro@mail.goo.ne.jp) 2002/06/15 Sat 14:53:45
はじめまして、あっくんさん。(てか、女性だったんですね。私も男性だと
思ってました(笑))。えーと「感想の感想の感想」です。というか1点だけ。
誠実な生き方は「情けは〜」の方ではなく、周りを大切にする大事さの方を
採用して頂けると嬉しいッス。前者のは何というか、あの、ネタ的比喩です(笑)。
そこだけは誤解されるとツライので。うるさくてスミマセン。では。


[7] あっくん さん(akkunn@aa.alles.or.jp) 2002/06/06 Thu 07:16:07
アキさん、はじめまして。アキさんの感想を大変興味深く思いまして、「感
想の感想」を書こうと思った次第です。

「誠実に生きる」ということは、アキさんにとっては「情けは人の為なら
ず、であることを知る」ということなのでしょうか?
私は最初、「え、誠実に生きるって、煎じ詰めれば全村上作品のテーマなん
じゃないかな、なんで、この作品に対して、特にそう感じられたんだろ
う?」と思って、もういちどアキさんの文章全体を読みなおして、で、先に
述べたような意味でおっしゃってるのかなと考えたわけです(私の場合、誠
実さは自分のポリシーを守ること、というイメージが強い)。

私自身の感想を言えば、特に「世界の終わり」の方は、静謐な絵画を見たよ
うな印象が強いです。ワイエスの絵みたいな。その情景自体に心惹かれま
す。
それに対して「ワンダーランド」のほうは、読んでいて怖かったです。暴力
が。
一番シンパシーを感じるのは「影」ですね。あと「獣たち」(実は私の中で
は女性陣は影が薄い)。
こうして書いてみると、私の場合は「人との絆の温かさ」よりも、むしろ
「全体的に静かで微温なトーン」や「詩的な雰囲気」に惹かれるようです。

感じ方って本当に人それぞれで、おもしろいですね。興味が尽きません。


[6]沙羅 さん(so_dyu@f7.dion.ne.jp) 2002/05/21 Tue 15:20:19
 心地よい非日常に陶酔するような時間でした。その心地よさを甦らそうと再読する
のですがやはり初読み時ほどに心が揺さぶられることはありません。
 「ハード...」のラストは涙腺がだんだん緩んでくるのがわかりました。いいこと
ばかりではない、けれど悪くはないこの世界をいとしんでいることがひしひしと伝
わってくるので彼の最後は胸が張り裂けそうでした。
 それに比べて「世界の終り」のラストはまだ図書館の女の子という救いがありま
した。だって放っておけませんものね。ていうかすっかり自分が厚かましくもその
彼女になりきっていましたから、あらお恥ずかしい。これにて退散します(笑)


         

[5] アキ さん(to-roro@mail.goo.ne.jp) 2002/05/20 Mon 02:07:21
『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』はどちらも生きる(或いは
誠実に生きる)というコトを、それぞれの形で表現した小説ではないかと思います。
この作品が、他の村上作品に比べ、抜きん出て非リアリズムな構成をとっているの
は、その余りにまっとうなテーマをぼかすためではないかと思います。
全てを受け入れ世界を祝福する『ハード…』と、信じるモノのために自力で歩いて
いく『世界…』。どちらも悲しいラストです。本当に一人になるから。でも生きてい
くというのは結局そういうモノなんじゃないかと。それでも太った娘は私を忘れな
いし、司書は私を思い出すし、夢読みの司書は僕を覚えているし、影は僕の幸せを
祈ってくれている。人生に必要(てか、大切)なのは、つまるところそういうモノ
なのかもと思います。初めてこの小説を読んだ時、年をとるのって何て怖いんだ、
という感想を持ちました。それは多分、当時の私がそういう大切なモノをほとんど
持ってなかったからだと思います。本当に生きていく為の準備がまだ全然出来てい
なかったから。や、今だって別に出来てないんですが。それはもぅ(笑)。ですが、
周りのいろいろな事物を大切にするコトが、いかに長く自分を守ってくれるかは、
何となく想像できるようになった気がします。情けは人の為ならず、みたいな。
個々に見ると、『世界…』の夢読みの司書の「私の心をみつけて」というセリフが
メチャメチャ良い!と思います。コレはいつか言いたいですね。どんな状況でなら
許されるのか分かりませんが(笑)。『ハード…』は39の全文を尊敬してます。コレ
より好きな文章はもぅ出ないんじゃないかってくらい。そして各章のヒキが絶妙に
巧い。続きが気になって交互に読めないーっ、みたいな。ホント困りました。
やっぱり私的ベストはコレです。 何だか長くなってしまってスミマセン。では。
 

[4] はるしげ さん(harusige@zk9.so-net.ne.jp) 2002/05/03 Fri 01:08:57
村上春樹は、長編だけで短編はほとんど読んでいません。
理由は、長編が村上春樹の内面にあることを言葉にしたものであるのに対し、
短編は村上春樹が外部からうけとったことを言葉にしたものだからです。
(必ずしもそういったものだけではないのですが。)

村上春樹は、長編のなかで自分がこれまで過ごしてきた日々をどうとらえたら
よいのか、を考えてきたのだと思います。
人が把握することができることは、過ぎ去ったコトでしかありません。哀しい
けれど、その渦中にいるときは本当の意味で問題を把握することはできません。
客観的に問題をとらえることができないから。
問題が過ぎ去った後はじめて、その問題の本質がどこにあったのかに思い及び、
その問題の本当のスガタをしりたい、とおもった時に言葉が生まれるのです。

でも、本当のスガタって一体なんでしょう?物語にたったひとつの真実なんて
ないんです。出演者、それぞれがそれぞれの思いを抱えているから物語ができ
あがるのですから。

そんなわけで、ひとつの物語を語るためには、色々な方向から光をあてて、
物語という立体の壁にうつる影をもって捉えるしかないのです。

ボクが村上春樹の長編小説をよんでいて思うのは、そんなことで
全てのストーリーは自分=春樹の生を ある人にスポットをあてて見直して
みたもの、なわけです。

羊〜では、   キキ=フシギな女のコ   =双子
ダンス・では、     メイ=??        =笠原メイ
ノルウェイでは、    直子=高校時代の親友の彼女
国境の南では、   〜〜さん=幼馴染
ハードボイルドでは、  自分=
ねじまきどりでは、    妻=つま。

多分、これをちゃんとやっていくと登場人物が何人かに絞られて、
同じ人物が随分でてくると思います。五反田くんと永沢さんとか。

そんなわけで、村上春樹をよんでいるとこの小説でスポットにあたっている
のはだれか?ということをついつい考えてしまいます。

[3] G-boy さん(ss100netvalues@docomo.ne.jp) 2002/04/03 Wed 00:37:08
 「ノルウェイの森」や「ねじまき鳥クロニクル」、その他の主要作品において、
主人公は一貫して、彼にとって大切な人物を失っています。しかし、自分自身を失
うというのは、この「世界の終り〜」だけです。
 一回目に読んだときは、「世界の終り」の退屈さと「ハードボイルドワンダーラ
ンド」の用語の難しさで、読むのにかなり苦労しましたが、今回はどっぷりとつか
って読むことができました。
 「世界の終り」の「僕」は森に、「ハードボイルドワンダーランド」の「私」は
意識の中に、はじめは望んでいなかった方へと永久に(おそらく永久なんでしょう
ね)閉じこめられてしまうことになりました。「僕」が森へ去っていく姿と、
「私」が意識の中へ去ってしまった姿を太った娘が見つける場面が、頭の中に鮮明
に浮かび上がり、読後、すごく切ない気持ちになりました。喪失感に関しては、こ
の作品がいちばん強いと思います。

[2] きむたん さん(wskim78_kr@hotmail.com) 2002/03/26 Tue 17:05:26
韓国から 村上春樹 & 春樹堂の ファン、きむたんです。
「世界の終わり」を読み終えて数日経ちました。僕は村上春樹さんのエッセイや旅
行記の方がわりと好きで、今まで読んだ小説の数はあまり多くありません。
「ノルウェイの森」ヤ「ダンスダンスダンス」の他「風の歌を聴け」などを読みま
した。
「世界の終わり」は僕が今まで読んだ村上さんの小説とは随分イメージが違ってい
るように感じます。構造としても、絶妙に繋がれた二話構造というのも独特です。
このような作品を見たのは生まれて初めてで、とても楽しく読みました。
二つの話のうち、「世界の終わり」は単独の作品としてとってもいいくらいすぐれ
ていると思います。主人公の僕の目に映った冬の街の風景を描写する部分はとても
印象的で僕の心を打ちました。
冬の間読むことが出来てとても良かったと思います。何よりもこの作品は冬に読む
べきだと思います。

それと、結末の部分ですが、あれはハッピーエンドとは言えないでしょうね。
作品の終わりかたとしてはそんなに悪くなく、むしろ’僕’が世界の終わりの街か
ら脱出することに成功してハッピーエンドになったとしたら、この作品はそれほど
まで高い評価を受けなかっただろうと思います。

とても読み応えの作品だと思います。

[1]本間進 (honma@mub.biglobe.ne.jp) 2002/03/18 Mon 15:01:16
 遅くなりましたが、ようやく2回目です。今回は「世界の終り」。
 ストーリーまで踏み込んでも大丈夫ですので、存分にお書き下さい。期間
は4月いっぱいの予定。