一の蔵合唱団ヨーロッパ合唱旅行

1997.9.15新規


こんな日程で行って来ました(まずは文字だけの長文バージョンで・・・)

第1日(1997.4.26)
 04:00起床  早朝 横浜駅に集合、06:25発Nexで成田へ
 10:00成田発ルフトハンザでフランクフルトへ15:15着
 フランクフルトで乗り継ぎ、17:00発ルフトハンザでウィーンへ18:30着
 空港から19:20発貸し切りバスで約60km郊外のブライテンブルンへ
 19:50一旦ホテルへ入り、荷物をおいて、別の場所のパーティー会場へ
 20:30〜22:45、現地の合唱団有志によるウェルカムパーティー
 22:55ホテルへ戻る
 22:40就寝(日本時間だと翌朝の05:40だ・・・眠い・・・)

第2日(1997.4.27)
 06:00起床、外はもやがかかっている、かなり涼しい・・・
 07:00〜ゆったりと朝食
 教会近くの集会所のような所へ行き、08:20〜ミサ用の歌の練習
 09:00少し前、教会に入る、高いところのパイプオルガン脇の聖歌隊の場所へ
 パイプオルガンを挟んで、向こう側に現地の合唱団の人達、こちら側が我々・・・
 09:00ミサが始まる
 ミサの進行に合わせて計2曲を歌わせてもらう・・・(教会で歌うとは聞いていたが、ミサの中に組み込んで歌わせてもらえるとは思わなかった)ミサの中で「日本から来た一の蔵合唱団の皆さんが・・・」と説明もあったようだ、ミサが終わるときには、今日は何とかレストランでジョイントのコンサートがあります、皆さんぜひおいで下さいとの案内も・・・
 11:30〜11:00朝の練習をした場所に戻り、簡単な歓迎パーティー
 (xx市長・横浜市長のメッセージ交歓・記念品の交歓もあり、もちろんワインを飲みながら・・・)
 終了後、直ちに酒蔵へ直行しワインの説明を受けながらの試飲
 それぞれはほんの僅かずつだが種類が多かったので(15種類くらいあったか?)量としてたいしたものだった。強くない私は途中でリタイアしてしまった。
 そして、そにまま昼食・・・
 ワインの試飲・昼食と時間がかかってしまったので、練習開始が遅れてしまった。のみならず、たらふく飲んでしまったメンバーは練習が・・・
 そこに更に練習をじゃまするハプニング・・・
 ちょうど桜祭りとかで地元のテレビ局が取材に来ていたものだから、桜の国日本から歌いに来ているとかで、取材にかり出されてしまったのだ。
 そんなこんなで、本番時刻になってしまった。
 三々五々地元の人達が会場のレストランの集まってくる。飲み物を頼み好みの席に陣取る。
 さて、16:00開演・・・団長が前夜のパーティーの時に聞きながら作ったドイツ語でのメッセージをたどたどしく読み上げる・・・
 ・・・17:30公演も盛大な拍手で終了・・・お客さんが帰ったその会場でそのまま交流交歓パーティーとなる・・・が・・・現地の合唱団の人達はほんの一部を除きドイツ語しか話せない・・・我々の方は英語でも片言なのに・・・てなことで、身振り手振り・・・
 一つびっくりしたのはワインの飲み方・・・平気で炭酸で割ったり、水で割ったり・・・強くない私が「もう飲めない・・・」と身振りで断ろうとしたら「その水で割ればいいんだ・・・」とばかりに、水の瓶を持ち注ぐ仕草を・・・
 途中から私は折り紙を取り出し鶴を折って見せ、一緒に折らせて見たり・・・5・6人しか実演できなかったが、皆一様に「難しい・・・」(と言っているようだった・・・) お土産に持っていったのは扇子と銚子&猪口・・・貰った土産は地元産のワイン・・・これが白の辛口で、すっきりしていておいしかった・・・
 21:40ホテルへ戻る
 22:30就寝

第3日(1997.4.28)
 06:00起床、06:40〜07:30近所を散歩
 07:30〜ゆったりと朝食
 09:00ホテルをバスで出て分宿していたもう一つのホテル前へ
 そのホテル前に建っている歴史博物館になっている塔の中を見物(予定にはなかったのだが・・・)・・・そこを出たのは09:45・・・続けて予定外に・・・すぐ近くにあるオーストリア最大の、かつ、水深も非常に浅いノイズィードラ湖に少し寄り道を・・・この湖に国境がある・・・何でも、水の少ないときには歩いて隣の国へ行けてしまうとか・・・11:10にそこを起ち11:00ウィーン中央墓地へ
 11:00〜11:50中央墓地見学
 音楽家達の墓の集まっている所に鉄橋技師の墓なんと言うのもあった・・・
 墓石の四面に次のような文字が彫ってあった

   DEM GENIALEN ERBAUER  DER SEMMERING-BAHN

   ERRIOHTET VOM OSTERR INGENIEUR u ARCHITECTEN VEREIN

   DR CARL RITTER V GHEGA
      INGENIEUR
    gep 1802 gest 1860

 12:30〜13:50市内のレストランで昼食
 14:10〜16:10シェーンブルン宮殿の見物
 ホテルへ向かう途中で16:40〜17:10プラター公園の大観覧車に乗り
 17:50一旦ホテルに入る
 19:15ホテルを出て、20:00〜22:20ホイリゲで夕食・・・一騒ぎ・・・22:40ホテルに戻る
 ロビーにクレジットカードが使えるインターネット端末があったので、メールを送ってみる・・・日本語版ではないのでローマ字で・・・
 23:50就寝


第4日(1997.4.29)
 06:00起床、早めに(でも、ゆったりと)朝食
 07:10小雨の降る中、市民公園ほかを散歩08:45ホテルへ戻る
 09:00バスで観光・・・雨は上がった・・・
   ベートーベンハウス09:40〜10:10
   シューベルトハウス10:20〜10:50
   美術史美術館11:00〜12:35
 13:00〜14:20昼食
   シュテファン寺院14:40〜15:10
   ヴェルヴェデーレ宮殿15:30〜16:00
 16:20ホテル前に戻るが、部屋に戻らず、近くの鉄道駅の信号を観察
 16:45ホテルに入り、17:10〜18:10夕食
 18:30ホテルをバスで出てオペラ座へ18:40着
    オペラ「マノン」鑑賞
 22:40オペラ座からバスでホテルへ22:50着
 23:55就寝

第5日(1997.4.30)
 06:00起床、ゆったりと朝食
 08:00ホテルをバスで出る。
 ウィーンを発ち高速道路を通って、ザルツブルグへ向かう。
 途中で高速を下り、ザルツカンマーグートを回って行くが、この辺りから雨になってしまった。
 13:00到着、直ちに昼食、明日がメーデーで店が休みになるので、食後はまず買い物時間兼散歩とする。
 15:30バスでヘルブルン宮殿へ向かう
 16:20〜17:20水遊びの宮殿だからと言うわけではないが、雨の降る中見物をする。
 水を使ったからくりだけでなく、至る所に噴水のような水の噴き出し口が・・・案内人が吹き出させてみたり止めたりして見せてくれるのだが、説明しないで突然吹き出させたりするものだから濡れてしまう・・・どうせ雨で少しは濡れていたけれど・・・下からの雨はねぇ・・・
 17:45一旦ホテルに入る
 18:35〜18:55夕食前の空き時間に中央駅を見物に行く(ホテルは駅のすぐ近く)。
 19:00〜ホテルでゆっくりと夕食
 22:30就寝

第6日(1997.5.1)
 06:00起床、ゆったりと朝食、ロビーでウィーンのホテルにあったのと同じクレジットカードインターネット端末でメールを送って遊び
 09:00バスでオーベルンドルフへ向かう
 途中に樅の木の畑?があり、うぅーーむ・・・さすがは「清しこの夜」の生まれた地方だだなぁ・・・
 09:30到着
 ゆかりの教会・祈念堂などを見物する
 ガイドの説明の中で、そこの川の対岸はドイツなんです・・・を聞いてしまうと、国境を見たことがない我々は単に川が流れているだけなのに、土手道をわざわざ迂回する。すると橋がある。もしかすると今では自由に対岸へ行けるかも知れないと、早足組が3人ゆっくりおしゃべりしながら歩いているメンバーを引き離し、足早に橋に向かう。橋のたもとに検問所があり係官が立っている。パスポートを見せ、向こうに往復したい旨話しかけると、「OK行け」と言う感じでそのまま通してくれそうであったが、頼んでスタンプを押して貰う。このときの会話で向こうは「おぉ・・スーベニア!」とおどけながら記念に押してくれた。
 橋を渡りながら、真ん中辺りに黄色線があるのを見て「ここが国境だ・・・」など言いながら向こう河岸に着いたら、こちらの検問所は閉まっていてだれもいない。なんだ・・・入国のスタンプは押せないのか・・・と、それはさておき、ここラウフェンの町を少し近辺を見物してから戻る。橋を一つ渡っただけなのだが、町の作りは見てわかるくらい違う。我々の戻る頃には残るメンバーもほとんどが橋を渡っている。皆はすぐにUターンしたようだ。帰りのスタンプは係官が忙しそうであったので遠慮したが、後でよく見ると押して貰ったのはドイツの入国印であった。どうりで対岸の検問所が閉まっていたわけだ・・・
 10:30オーベルンドルフに別れをつげ、ザルツブルグ市内へ戻る
 11:00〜17:00市内見学
 トロリーバスで中央駅へ向かい、駅構内を見物の後
 18:00ホテルに入る。ホテルで夕食
 21:40就寝(この日は早く寝た)

第7日(1997.5.2)
 06:00起床、ゆったり朝食
 08:00〜08:45近くを散歩する
 雪を抱いたアルプスの山並みが朝日に照らされてきれいだ・・・
 09:00ホテル発バスでミュンヘンへ向かう
 途中の国境で何人かが残ったシリングをマルクに両替とか、高速道路脇のきれいな湖(キーム湖)の脇で休憩とかして11:50ミュンヘンに到着
 市庁舎の12:00の人形を見て後、昼食
 バスで市内観光・ニュンフンブルグ城の見物・土産物買いなどの後、一旦ホテルに入り、19:00ホフブロイハウスへ夕食に・・・21:20までひとさわぎし、21:50ホテルに戻る
 わざわざミュンヘンに半日であれ寄ったのは、このホフブロイハウスに行って騒ぐのが目的だったのです・・・
 22:40就寝

第8日(1997.5.3)
 06:10起床、ゆったりと朝食の後
 08:30ホテル発バスで空港へ09:00着
 11:15発ベルリン・テーゲル空港12:45着
 直ちにバスでベルリン市内へ
 途中、ファストフードのような店で昼食
 ブランデンブルグ門で一旦バスを降り観光し、再びバスで前回宿泊したホテルのあるアレキサンダープラッツの周辺を回り、ペルガモン博物館へ
 ブランデンブルグ門の周辺は以前の面影は全くないと言っていいくらいの変わり様・・・
 15:20〜16:10駆け足でペルガモン博物館を見て回る
 8年前に比べ何となく室内が全般に明るい気がした
 前回は写真が自由に撮れる雰囲気ではなかったので、記憶との比較ではあるが、明るさ的にも写真をノーフラッシュではきつかった記憶があるのに、今回はノーフラッシュで十分撮れる。逆に何となく荘厳さがなくなった感じ・・・
 後は、記念に1カ所だけ残っている壁を観光して
 17:00ホテルに入る
 半日だけのベルリン・・・この目的は、ペルガモンをもう一度見たい、壁のなくなったブランデンブルグ門の周辺がどんなになったか? を見たいと言うことなのでした。
 18:40徒歩でホテルを出てオイローパセンターのレストランで最後の夜のパーティー
 19:00〜で、私は知人と別途会食(早い話が飲む・・・)ために、19:40に抜け出す・・・
 20:00〜23:00別の場所で知人と飲み、23:20ホテルへ戻る
 24:00就寝

第9日(1997.5.4)
 07:00起床、ゆったりと朝食の後
 09:00ホテルをバスでテーゲル空港へ
 10:45ベルリン発乗り継ぎのためフランクフルトへ11:45着
 13:50フランクフルト発帰国の途へ

第10日(1997.5.5)
 07:45成田着
 08:00入国
 08:52成田発Nexで東京へ
 11:00帰宅

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