とにかくフォークソングが好きです


私の記憶が確かならば・・・初めてフォークソングらしき物を聞いたのは、幼稚園に通っていた頃父が買ってきたレコード『帰ってきたヨッパライ』(フォーククルセダース)だったような・・・
とにかく、小学生の時から深夜ラジオ(←こんな言葉自体今では死語かな?)を聞いているというマセガキだった私は、気が付いたらフォークソングという物に夢中になっていました。
そんなわけでこのページでは、私の好きなアーティストや唄についてメいっぱい独断と偏見を交えて書いていきます。
(文句があればメールください。)
好きなアーティストその5・・・《KISS》
いきなりフォークとはかけ離れた、しかも海外のアーティスト!?とお思いでしょうが・・・(^^ゞ
実は中学校の時に最も好きだったのがこのスーパーロックバンドKISSだったんです。
当時の友人から『凄いバンドがあるんだけど・・・』と渡されたレコードジャケットを見てビックリしました。
歌舞伎の隈取の様なメイクにまるでSMの女王様(う〜ん適切な表現が思い浮かばない・・・アニメの『北斗の拳』に出てくるキャラクタが身に着けているような衣装と言ったらわかるかな?でも当時はそんなアニメが無かったので・・・)のようなかなりHeavyで奇抜な衣装・・・確かに凄い!!
とにかくまずは、見た目に圧倒されながらもそのレコードを聴いてみた私はさらに強い衝撃を受けたのです。
ビートの効いたロックンロール(代表的なものでは『デトロイト・ロック・シティー』とか『雷神』など)がとにかくカッコイイ!!そしてバラード・・・(『ハード・ラック・ウーマン』など)しっとりとした曲もとても良い!! すぐに虜になってしまいました。
そしてもっと衝撃的だったのが彼らのLIVE映像
その当時まだ高価だったビデオデッキと言うものが友人宅に有り見せてもらったのですが、本当に凄かったです。
ベースのジーン・シモンズが火を噴いたり、血を吐いたり・・・今では誰でも結構やっていることかもしれないけどステージ上あちこちから火の手が上がったり爆発したり・・・リードボーカルのポール・スタンレーはギターを叩き壊すし・・・とにかくものすごいパフォーマンスでした。
ここまで書いたらパフォーマンスや見せ掛けだけのインチキバンド??と思われがちですが演奏がまた凄い!!
エースのリードギターといい、ピーターのドラムスといい、音感的にも、技術的にもかなりしっかりとしており、(とは言え、私の音感がズレていたらお話にならないのですが・・・)とにかく迫力ある演奏でした。
そんなKISSは今も現役でアメリカのロックシーンを賑わしており、つい先日も来日し金沢でも公演を行ったのですが残念ながら私は行けませんでした。(T_T)
でも、いつかは生でじっくりと味わってみたいそんなバンドです。

好きなアーティストその4・・・《西岡たかし》
古き良き時代のフォークを知っている人には、わかると思うですが『五つの赤い風船』のリーダー、西岡のおっちゃんです。
私自身、かなりの影響を受けたフォークシンガーの一人です。
『五つの赤い風船』と言えば当時『東の六文銭、西の風船』と言われるくらい有名なグループで代表作に『遠い世界に』『これがボクらの道なのか』『血まみれの鳩』『もしもボクの背中に羽が生えてたら』等がありますが、(個人的には『時は変わってしまった』も大好きな曲です)残念ながら彼らの現役時代を私はあまりよく知らず、後から人から借りたレコードなどで当時の曲を聴きました。(今は復刻CDを何枚か持っていますが・・・)
西岡たかしさんの曲との出会いは高校1年の時にFMラジオから流れてきた西岡たかしのライブをはじめて聴いた時で、その時ものすごく衝撃を受けたんです!!(今でもそのときのテープは大事に保管してある・・・はず・・・)
とても物静かで穏やかな曲調の中に込められたメッセージ、語りかけてくるような唄い方は、これまで私が聞いていた歌とは全く異なるスタイルのものでした。
西岡さんの曲で一般的に知られている物と言えばNHKのみんなの歌で流れていた『ボクたち大阪の子供やでぇ』くらいでしょうか?その他の『うろこ雲の絵』『英雄風』『めし屋』『上野市』『美しい人生』など私が好んで聞く唄は、どの唄をとってもBIGヒットになるような曲ではないのですが西岡さんの唄は聞く人一人一人の心に染み渡るようなそんな唄なのではないかと思います。
高校2年の時にベースの長野隆さんを伴って富山の教育文化会館へやって来たときに聴きに行き、LIVE終了後の懇親会まで参加させていただき、直接お話させていただくことが出来たのですが、その後西岡さんのLIVEへは行っていません。
2000年に一部メンバーを入替えて『五つの赤い風船2000』として活動を再開して以来、また活発にLIVE活動を行っていると聴いているのですが富山へも来ていたのでしょうか?
もしまた、富山へ来る事があったらぜひ聴きに行きたいと思っています。
好きなアーティストその3・・・《吉田拓郎》
この人のことを記事にするのはかなり勇気がいるのですが・・・
とにかくフォークといえば必ず登場するスーパースター・・・思い入れが強い人が多いので下手なこと書いたらそれこそ何を言われるやら・・・(^^ゞ
でも好きなんですよねぇ・・・(^o^)特に『アジアの片隅で』ってすごい歌だと思いません?
異論はあると思うのですが拓郎の歌は人間の弱さ、もろさを巧みに表現した上で『だからこそ強く生きよう!!』と自分自身に語りかけるような曲が多いと思います。
決してお洒落でも器用でもなく、もがき苦しみ、あがいて、這いずり回って(・・・ちょっと大げさ?)周りからどんなに滑稽に思われようがとにかく、前に向かって進んでゆこうという力が感じられ、私自身幾度と無く勇気付けられました。
人付き合いの下手な私は、人とすれ違ったり弾かれたりなんて事が良くあってそんな時に『この指とまれ』を唄ったり・・・とにかく、今でも自分が凹んでいる時には知らず知らずのうちに拓郎の曲を好んで聞いたり自分で唄ったりしています。

『今日までそして明日から』、『馬』、『りんご』、『地下鉄に乗って』、『元気です』拓郎の唄で好きな唄を並べ始めたらたら限がないのですが・・・
そんな彼が(2003年4月)ガンで緊急手術の報道があったときにはショックでしたが手術は無事成功し、2003年10月からツアーも開始され元気な姿を見せてくれた拓郎。
いつまでも元気で頑張ってほしいと思います。
そしてまたいつか富山へもやって来てほしいなぁ〜
好きなアーティストその2・・・《伊勢正三》
第2弾はやはりこの人しかいないでしょう・・・
正ヤンとの最初の出会いは確か小学5年生の頃、夜中に(といっても22時くらい)ラジオを聞いていたら『風』のファーストアルバムのCMが流れてきて・・・その曲が『海岸通り』だったのですが当時の私にとって衝撃的だったことを覚えています。
とにかくそれ以来夢中になりました。『なごり雪』や、『22才の別れ』・『海岸通り』などの繊細な曲とギターのテクニック・・・『かぐや姫』や『風』の全盛期だった当時、小学生から中学生にかけての私にとってもっとも憧れるアーティストでした。
個人的に一番好きな曲は、ちょっとマニアックになりますが『風』のセカンドアルバム『時は流れて・・・』の一番最後に収められている『終りのない唄』というギター1本でのシンプルなアルペジオで構成された短い曲なのですがそのさりげなさがとてもよいと思っています。
2002年12月に映画『なごり雪』のプレミア上映会で富山に来ていましたがシンプルだけどちょっとオシャレないでたちと愛用のT’sTギターが奏でる心地よい響きのメロディアスなギターサウンドは健在でした。
また富山にコンサートで来て欲しいなぁ・・・(数年前に山本潤子さんと小矢部に来てくれましたが・・・)
出来れば今度は是非ソロで来て下さい!!
[追記]
2003年11月にGardenと言うアルバムを発表し、精力的にLIVEをやっているようなので近いうちにまた富山へ来ることを期待しています!!
好きなアーティストその1・・・《井上陽水》
正直なところよく”ワカンナイ”人なのである・・・
代表的な曲として『傘がない』、『氷の世界』、『夢の中へ』・・・最近のものでは『少年時代』とか爆発的ではないにしろ常にそれなりのヒット曲が存在しており、話題の中心にはいないが気がつくとすぐ側にいるような・・・そんな妙な存在感のある不思議な人・・・
という感じが私の率直な印象です。
若い頃には『東へ西へ』や『夕立ち』のようなメジャーな曲が好きだったのですが年を重ね、『あどけない君のしぐさ』とか『ミス・コンテスト』といったようなマッタリとした意味不明なだらしない曲(?)がだんだん好きになってくるにつれて井上陽水の本当の良さが分かってきたような気がする。
彼の曲をよく聴いてみて気が付いたのですが彼の曲には『怒り』、『悲しみ』、『喜び』といった感情がなく、『どうしたの?』『どうなるの?』というような疑問符と目の前の情景がそのまま歌詞になっていたり、意味不明な言葉を並べ立てたり・・・そんな曲が多く、聴き手が想像力を働かせないと理解できない世界・・・不条理という言葉がピッタリくるような気がします。
2002年5月に富山に来たので嫁さんと行って来ましたが、かつて一世を風靡した車のCMでの名セリフ『お元気ですかぁ〜?』そのまんまの人でした。
結局のところやっぱりよく”ワカンナイ”人なんですがそれが彼の魅力なのでしょう。
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