最近起こった事件について(2004.02.26)
最近いろんな事件が世間を騒がせていますがついに私の身の回りでもちょっとした事件が起こりました。
関係無いと言ってしまえばそれまでなのですが、どうもその事件に顛末に納得が行かないのでこの記事を書くことにしました。
当然、人権問題等いろいろと配慮すべきことは充分承知しているつもりですが、マスコミの報道や、関係者の発表を聞く限り事実が闇に葬られているそんな気がして・・・
とにかく『本当のことが知りたい』と思っています。
中学校講師わいせつ事件について
タイトルを見てのとおり、最近よく新聞紙上を賑わせている教師（講師）の不祥事事件と一言で片付けてしまえばそれまでなのですが、そのような事件が私の子供が通う中学校で起きました。
しかもその犯人として逮捕された中学校講師とは、私の息子のクラス担任で私自身も何度かお会いしてどちらかと言えばトラブルメーカの息子に対しても真剣に取り組んでくれている姿を見ているだけに『まさか！？』『何かの間違いでは？』という思いがありました。（息子もニュースを見て『俺は信じない！！』と言うくらい信頼していた）
マスコミの報道では、その講師が知り合いの中学生を連れ出し、体を触るなどのわいせつな行為をしたというものでした。
マスコミの報道があった翌日、中学校で保護者に対する説明会が開かれ、ウチの嫁さんと上の娘が行って来たのですが説明会から帰ってきた嫁さん曰く『あんな説明会だったらやらんでもよかったんに！！』と怒りモードだったのでその様子を聞いたら確かに納得できない内容でした。
説明会にて父兄に対して行われた説明は『事件の詳細は不明』、『被害者の人権擁護のため何もいえない』、『マスコミの報道のとおり』の繰り返しだったらしい。
集まった父兄にとってはマスコミ報道の真偽、被害者の女子中学生が本校生徒なのかどうなのかと言う事また、講師と被害者との関係（知り合いと言うのはどのような知り合いだったのか？）や今後自分達の子供が同様な事件の被害者とならないためにどのような注意が必要かと言う事を確認したかっただけなのに・・・
とにかく事件の詳細については『被害者の人権擁護』の一点張りで何も知らされることは無く、生徒の精神的なケアやら学校の信頼回復やらどちらかと言えば型どおりの説明に終始し、事件に関する説明は無かったと言う事でした。
確かにマスコミの報道でも被害者は富山市東部の女子中学生としか報じておらず他のわいせつ教師の事件のように『担任していた女子生徒』とか『出会い系サイトで知り合った』等といったような加害者と被害者との接点に関する事は報道はされていないのですが、本校生徒では無いのなら無いとせめて父兄の前ではっきり断言してほしい思うし、知り合いの中学生とはどこで知り合ってどのような関係だったのか？、仮に本校生徒だったとしてもなぜ警察沙汰になる前に事を収めることが出来なかったのか？
いろいろな疑問が次々と湧いてきて確かに納得のいかない説明だと私も思います。
さらに、校長先生が『私達も被害者です』と言っていたと聞いて当事者意識の無さに半ば呆れ返ってしまいました。
ここまで読んで皆さんはどう考えますか？
逮捕された講師の行為そのものは卑劣で破廉恥な行為と非難されて当然とは思いますが、前途ある若い講師の将来を潰してしまうようなその後の学校の対応はこれで正しかったのでしょうか？
現実問題として事前にその様な噂が流れていて校長先生の耳にも入っていたと言う情報もあり、もし噂の時点でしかるべき対応を行っていれば警察沙汰という事態は避けられていたように思うし、そう考えると今回の事件は学校関係者だけではなく、逮捕された講師や私達父兄にとっても本当に残念なことだったではないかと思います。
被害者意識丸出しの校長はじめ学校関係者の態度、関係者である父兄に対して事件の詳細を隠し通そうとする姿勢、このような状態で学校側は本当に信頼の回復が図れると考えているのでしょうか？
真実を明かすことによって学校にとって不都合なことでもあるのでは？と勘ぐってしまうのは、私だけでしょうか？
一般に、女子学生を狙った性犯罪や公務員の不祥事がマスコミでも注目されるように増加の傾向があり、今回の事件もそんなわいせつ事件または、教職員の不祥事のひとつとして片付けられてしまうのだろうと思うのですが、話を聞けば聞くほど納得できなかったのでためらいながらも記事として掲載しました。
今回の事件を通じ、マスコミの報道が全てではなく、その裏に隠された真実というものがあると言う事について考えさせられたようにも思います。
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