ぢじょでん外伝の外伝
驚異のトリプルG患者さん独占インタビュー
トリプルAといえば保険会社の財務力が最上級であることの証明らしいが、今回ここ で紹介するのはトリプルG(イボ痔、切れ痔、肛門狭窄。なので正確にはダブル痔プ ラス・アルファ)を患った男性に伺ったお話である。

彼、村田さんは、某K新聞社の記者だ。既婚で、2人のお子さんがいる。

私は噂で彼がお尻の手術をしたと聞き、いやん久々にお仲間に出会えたわン・ とば かりに即座にインタビューを試みた。以下にその内容をご報告する。

PART1・聞いたぞ! お尻仲間ならではのこの言葉

Q手術されたのはいつ?
A2001年6月、35歳の時です。

Q手術にいたるまでの症状は?
Aお尻に異変を感じたのは98年の冬から。痛みはないけれど冬になると出血していま した。それが、2001年に3月頃から出血はなくなったのに痛みが出始めて。とうとう 仕事に集中できなくなったので、手術をすることに決めたんです。

Qお医者さんの診断は、どういうものだったの?
A痛みの原因は、切れ痔によるもの。それ以前の出血はイボ痔によるもの。加えて肛 門狭窄がありました。そのせいで乳児用らしい一番細い診察器具でも痛くて耐えられ ないぐらいでした。

Qそりゃまたスゴイお尻の病気の応酬。しかも『ケツの穴の小さい男』になってたな んて(失礼!)そりゃ手術を決意したのも無理はない。だけど、これだけの病気を1 回の手術ですべて治したの?
Aいいえ、3つ同時はさすがに負担が大きいとのことで、当初は痛む切れ痔と狭窄だ けを手術しようと言うことでした。でも、手術中に医師から「イボもできるだけやっ てみますね」と言われ承諾、治療してもらいました。

Q手術後の感想は?
A入院していた2週間は、暇だけど快適でしたね。適度の食事と規則正しい生活で減 量もできたし、あれこれゆっくり考えられもした。もうなんだかあくせく仕事するの がアホらしくなって、人生を振り返ってしまったりして(笑)。半年経った今では、 痔で苦しんだことが嘘のようですよ。

大西 でしょ? でしょ!? これぞ、お尻仲間のお言葉。手術は怖いし、お尻を見ら れるのは恥ずかしいことだけど、あの痛みと闘い続けることを思えば、まだ耐えられ るよね。このHPをご覧になってる皆さんも、悩みを嘘のように解決したいならお医 者さんへ行ってね。

PART2・女の子なら誰でも知りたい…はずの超素朴な疑問

Qところで話は変わるんですけど…あのぉ、手術時の態勢と、その……男性の股間に あるものの手術中の取扱いというか置き場というか…それをちょこっとだけお聞かせ 願えませんか……? 私にはわからないものなので……。
A………!? えーと、手術はうつぶせ。股間のものは…自然にまかせた状態で支障な かったようです。下半身麻酔をしていたので、実際のところはわかりませんが。

大西 なるほど。つぶれたりしてないのか心配だったけど問題なかったわけですね。 それを知ってひと安心。(深い意味はないケド。)

さて、私にとっては未体験ゾーンの『肛門狭窄』。これは文字どおり肛門が狭くな る病気で、切れ痔による傷を繰り返し作っているとかかることがあるそうだ。狭窄に なると、硬い便を出しづらくなる他、排便時、簡単に肛門が切れるようになる。と、 痛む上、その傷でまた肛門が狭くなる、と、切れやすくなり痛む、狭くなる…う わぁ、想像しただけで恐ろしい。

私、単純明解なイボだけで良かった。だれや、脳細胞と一緒やなんて言うのは!?