−文化祭の準備風景(プラネタリウム大改造)−

前年まで教材用のプラネタリウムをそのまま使用していたが、この年、星数の追加を中心とした大改造が始まった。副部長永阪、1年生植原を中心に進められ、投影星数400個あまり(4等星まで)から一気に2500個(5等星まで)に増やす作業が朝7時半から夕方5時過ぎまで連日続いた。教材の金属製の恒星球に一カ所穴を開けるのには5分ほど要し、9月になって授業が始まってからは休み時間も作業を行った。結局文化祭当日までには全ては間に合わず、投影に必要な部分だけをかろうじて完了した。全天の完成は翌年の春休みであった。なお、この後、7等星まで16000個の恒星が投影可能な、全自作のプラネタリウムの製作が始まったが、中途で挫折した。