NP取り付けガイドVer1.01

【注意】本書での左右は、X4にまたがったときのライダーから見た左右を言います。またステーなどの部品には、それぞれ「L/R」の刻印が撃たれていますので、それにしたがってください。

プレート上部を固定するステーを、ステー1と呼びます。ステー1は長さで左右を判断することができます。右側ステー1は長く、左側ステー1は短い方を使用して下さい。
プレート下部を固定するステーは2種類あり、X4の前方を固定するステー2と、後方(シート側)を固定するステー3があります。ステー2は、並べたときに、左図の様に曲がり方が異なります。左図の右側が右側用で、左側が左側用です。
ステー3はプレート下部後方で、サイドカバーと接合させるためのものです。これも左右別のものを使用します。なお、ステー3は左右がわかりづらいので、必ず、刻印の「L(左)/R(右)」を確認してください。
次に、ステーの取り付け方向の説明をします。左図は、ステー1および2を並べた写真ですが、この写真の下がプレート側となります。上はX4側です。プレート側には、ナットが接合されており、X4側には穴が開けてあるだけです。
左写真@は、ステー1およびステー2をX4に固定するためのものです。必ず、スプリングワッシャーを使用して留めて下さい。
@ステー1(右側)の取り付け右側ステー1を仮止めします。角度は個体差があるので、左写真を参考にして取り付けて下さい。約45度前方に傾けて着けてみます。※ボルトは、付属のものをお使い下さい。
Aステー2(右側)の取り付け右側ステー2を仮止めします。角度は個体差があるので、左写真を参考にして取り付けて下さい。垂直方向よりも若干前向きで良いでしょう。※ボルトは、付属のものをお使い下さい。
B右側ステー1および2の取り付け位置を確認右写真のようになったでしょうか?
C右側ステー3をサイドカバーへ取り付けサイドカバーへの取り付けには、付属のワッシャーと、純正の飾り付き六角穴ボルトを使用します。大きいワッシャー(2枚付属)を使用します。
【注意】サイドカバーに取り付けたステー3は,しっかり固定できない場合があります。ここはグラグラの状態でも問題ありませんが、気になる方は市販のワッシャーなどを追加して,硬く締まるようにして下さい。ただし、プラスチックパーツへの取り付けですので、締めすぎに注意しましょう。
【注意】ステー3と、サイドカバーにはクリアランスがあまりありません。もしここが当たったり、走行中ビビリ音が出たりする場合は、サイドカバーを削ってください。
E仮組み取り付け時に、仮組みしたステーにプレートを取り付けてみます。まず、ステー1の位置のボルトを仮留めして、他の穴が会うようにステーの向きを調整します。このとき、X4には個体差がかなりあるようですので、ステーの位置、向きなどをいろいろ試して下さい。ステーは手で曲げることもできますが、まずは方向ずらしなどで対応できるか試して下さい。※三カ所とも、ボルトは付属の平頭の六角穴ボルトをお使い下さい。
Fステーの位置が決まったら、プレートをはずして、ステーを増し締めし、再度プレートを装着して完成です。
ニーグリップにより、右側プレートの内側がキャブレターにあたることがあります。これが気になる場合には、付属のスポンジを貼ってお使い下さい。なお左側は十分にクリアランスがありますので当たりません。

以上で右側の取り付けが完了します。左側も基本的には、同様の手順でおこないます。左側は、バイクによる個体差が大きく、ステーの精度が出ていない場合があります。ある程度手で曲げて装着する必要がある場合もあります。詳しくはCLUB★X4関東支部掲示板などでご質問下さい。