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相川長手岬温泉 ホテル吾妻 （佐渡市） Ｂ （泉質Ｃ、浴室Ｂ、設備C、眺めＡ）
佐渡市相川大浦549-1 TEL：0259-74-0001 営業時間：日帰り入浴なし 定休日：なし
泉質：ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉、35.9℃、循環
タオル：なし サウナ：なし 露天：あり 石鹸：あり シャンプー：あり 休憩所：なし 食堂：なし
http://www.hotelazuma.com/ |
 場所：相川市街から海岸線沿いを南下。鹿伏温泉、大佐渡温泉を過ぎしばらくするとこの旅館がある。七浦海岸という景勝地に建つ。通常は立ち寄り湯は受け付けていないが、「相川ひなまつり」の期間限定のイベントで入浴できたので紹介する。
 料金：通常は立ち寄り湯は不可。
浴室：浴室はロビーの奥を進んだ先にある。内風呂は大浴槽があるのみであるが、大きなガラス窓からの眺めはよい。また露天風呂があり、七浦海岸と日本海が一望され、すばらしい景観である。洗い場にはボディソープ、シャンプー、シェービングフォームあり。脱衣場洗面台にはドライヤーがあり、櫛、カミソリ、綿棒、整髪料等のアメニティ類は充実している。
 泉質：源泉名は相川長手岬温泉。泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉。源泉温度35.9℃。主な成分（イオン濃度：mg/kg、平成12年2月29日分析）は、Na
299.4、K 3.8、Mg 15.1、Ca 28.4、Sr 0.2、Fe 0.4、F 0.2、Cl 339.6、Br 1.0、S2O3 0.1、SO4
202.0、HCO3 184.1、CO3
1.4、メタ珪酸25.1、メタ硼酸0.2、遊離CO2 25.1など、ガス性除く成分総計は1102mg/kgである。露天風呂に温泉が使用されているらしいが、実際の湯は無色・透明で、わずかな薬味と塩素臭を感じる。本来の長手岬温泉はかなり離れた所にあるので、ローリーしているのであろう。加水・加熱・循環されていると思われ、天然温泉としての味わいが乏しいのは残念である。しかし、この絶景を前にしては泉質を論じるのは意味がないようにさえ感じてしまった。
コメント：温泉そのものとしての魅力は残念ながら感じられなかったが、雄大な景色は大きな魅力である。眺めの良さだけでも十分満足できる。日本海の漁り火を眺めながらの入浴も格別だろう。
（No.384 2006/3/18） |
