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両津温泉 佐渡シーサイドホテル （佐渡市） Ａ （泉質Ａ、浴室C、設備C、眺めD） 2011年5月31日で閉館しました
佐渡市住吉80 TEL：0259-27-7211 営業時間：8:00-21:00 定休日：12/30-1/3
泉質：ナトリウム-塩化物泉、47.2℃、循環・掛け流し
タオル：なし サウナ：なし 露天：なし 石鹸：あり シャンプー：あり 休憩所：なし 食堂：なし
http://www2u.biglobe.ne.jp/~sado/ |
 場所：両津港から住吉温泉方面に進むと左手にある。建物が目立たないので通り過ぎないように注意しよう。ここのホームページを見ればわかるように、支配人さんは相当に温泉へのこだわりを持っておられ、前々から訪問したいと思っていた。今回ようやく訪問の機会を得た。
料金：入浴は500円、タオル別。受付で料金を払い奥の浴室へ向かう。
 浴室：浴室はタイル張りの大浴槽のみ。浴槽の隅から吹き上がるようにお湯が噴出し、浴槽の縁から掛け流されている。浴室内は明るいが、すりガラスで景色は見えない。洗い場にはボディソープ、シャンプー類あり。ピラミッド状に積まれた洗い桶に支配人のこだわりを感じる。脱衣場は棚があるのみ。貴重品入れは別にある。
泉質：源泉名は両津温泉2号井。泉質はナトリウム-塩化物温泉。源泉温度47.2℃。主な成分（イオン濃度mg/kg）は、Li
0.1, Na 1083, K 20.4, Mg 11.8, Ca 17.0, Sr 0.3, Al 0.04, Fe(II)
0.9, F 2.5, Cl 1474, Br 5.4, I 0.9, HS 0.06, SO4
70.6, HCO3 384.4, メタ珪酸24.2, メタ硼酸12.0, 遊離CO2 12.3 など、ガス性除く成分総計は、3108mg/kg。住吉温泉や椎崎温泉と同じ源泉であり、同じ成分表が掲げられているが、印象は全く異なる。湯は淡黄色透明、無臭だが、軽い塩味があり、ツルスベ感が強く、柔らかなすばらしい泉質である。茶色の湯花が浮遊・沈殿している。循環濾過、塩素系消毒剤使用との掲示があるが、塩素臭はなく、オーバーフローが多いので湯の鮮度は高く、気持ちよく入浴できる。
コメント：外観同様に内部も古さを感じ、設備的に劣るのは仕方ないが、お湯は一級品である。循環併用だが掛け流し量も多く、ほどよい大きさの浴槽と相まって、湯の鮮度は十分に高く感じられる。温泉を味わいたい人にはお勧めできる。両津港から近いので、船の時間待ちにも好都合に思われる。
（No.382 2006/3/18） |
